ボニー・ライト、ドラマ版『ハリー・ポッター』で見たいシーンを明かす

映画『ハリー・ポッター』シリーズで、ジニー・ウィーズリーを演じたボニー・ライト。HBOでキャストを一新して制作されるドラマシリーズで、彼女は原作にある「ジニーとハリーの恋愛の過程をもっと描いてほしい」そうだ。

ジニーは、主人公ハリー・ポッターにとって、最初は親友ロン・ウィーズリーの幼い妹だったが、やがて恋仲になるキャラクター。『ハリー・ポッター』シリーズで、子どもたちが魔法学校ホグワーツに戻る日である9月1日（現地時間）、ニューヨークのグランド・セントラル駅で開催されたイベントに参加したボニーは、『ヴァラエティ』にこう明かした。

「2人が恋に落ちる細やかな瞬間があります。ハリーの忠実なサイドキックとなる彼女の心の動きを描くことで、彼女がハリーの人となりを理解し、最高のパートナーになった経緯を表現することができると思います。ジニーらキャラクターたちの変化を見たいと希望します。5時間の映画を作れたら良かった。原作には、ジニーやネヴィル、ルーナなど、キャラクターたちの素敵なストーリーがたくさん描かれています。原作のファンとして、もっと多くのことを見たいです」

HBOで2026年に放送開始予定のドラマシリーズでは、『ハリー・ポッター』原作7巻全11冊を10年スパンでドラマ化し、シーズン毎に1巻のペースで取り上げることで、より原作に忠実な作品になると見られている。ドラマシリーズへの参加を否定しているボニーは語る。「今回は別サイドから、視聴者の一人として毎週テレビで観ることをとても楽しみにしています。違う解釈で描かれ、生き生きとして新しく、フレッシュな作品になることを心から望んでいます」

Text: Tae Terai