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「繖」の読み方、知ってる?貴族や皇族などの頭上に高くかざされていたものらしい【漢字クイズ】

  • 2024.9.4

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「繖」です。

【Q】漢検1級配当漢字「繖」。「繖」の「き」からはじまる訓読みは?

 

「繖」の読み方は?

ヒントは、絹が使用された傘。

貴族や豪族など偉い人たちの頭上にかざされていたと伝わっているよ。

 

※「漢検」は公益財団法人 日本漢字能力検定協会の登録商標です。

出典(読み・配当級):『漢検要覧1/準1級対応』(公財)日本漢字能力検定協会

 

正解は……

 

「きぬがさ」です。

 

 

【漢字解説】

「繖」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。

 

[字義]かさ(蓋(ガイ))
(ア)きぬがさ。上方に絹を張り、また、四周に絹布をたらしめぐらしたかさ。「繖蓋(サンガイ)」
(イ)からかさ。雨傘。
出典:新漢語林 第二版 大修館書店 電子辞書版

 

「繖」の解字

形声。糸+散(音)。音符の散は、四方に分かれちるの意味。
出典:新漢語林 第二版 大修館書店 電子辞書版

 

繖(きぬがさ)とは?

繖(きぬがさ)は絹張りの傘で、古代以降に使われていたそう。

天皇や新王・公卿などの外出時に背後からさしかざすのに用いられていました。

 

また、繖(きぬがさ)は「繖蓋(サンガイ)」と表記することもあります。

ちなみに、「繖」は音読みで「サン」と読みます。

 

※問題解説:オトナサローネ編集部
(意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています)

 

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