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「あなたはそもそも結婚式に呼んでない」お節介&勘違い幼なじみに真実を伝えたら…大暴走!?

  • 2024.9.4

私には幼稚園から家族ぐるみで仲良くしていた幼なじみがいます。ただ、彼女は幼いころから他人を小ばかにするところがあり、私もその対象でした。成長するにつれ、両親同士の付き合いはあれど、私と彼女の付き合いはなくなっていった……のですが、私が結婚すると知った彼女から毎日連絡が届くようになり……。

「結婚式をする」という情報を知った彼女から…

幼稚園のころからの幼なじみである女性・A子(仮名)から、久しぶりに連絡が届いたのは、私が「結婚する」ということになってから。結婚のことを彼女には伝えていませんでしたがどこかから情報を得たのでしょう、「結婚式をするのよね? いつ?」「式場は? ドレスは? 料理は?」と毎日のように連絡が届くようになりました。

予定していた日程を伝え、最初は「こういう演出で、こういうドレスを着るつもり」などと伝えていましたが、私が伝えるたびに「あんたって本当にセンスないね!」「そんなのダメよ」と口出し。「私たちの式なのに、なぜA子にそこまで言われないといけないの……?」と彼女から連絡が届くたび、気が滅入るようになってしまいました。

極めつけは、「私があんたたちのために結婚式のプランを考えたから」と、なぜか彼女が結婚式の演出を考えてしまう始末。「このプランに変更しなさいよ」とまで言われ、彼女の自分勝手な行動に限界を感じていました。

彼女に内緒で挙式の日程を変更

「私たちのため」と言ってくれるのはありがたいです。けれど、彼女には何もお願いしていないですし、あまりにも身勝手です。彼女の勝手な言動に疲れ切ってしまった私たちは、式場側にも事情を説明し、A子には悪いと思いましたが彼女には伝えず、挙式の日程を変更。当初予定していた日から早めることにしました。

彼女は「自分の思い通りのプランで進んでいる」と思い込んでいたのでしょう。その後、結婚式当日までは連絡が届くことはありませんでした。そのため私たちは、彼女からのしつこい連絡というストレスがなくなり、スムーズに式の準備を進めることができました。

結婚式当日「今日なんて聞いてない!」

そして結婚式当日……。A子から「今日が結婚式なんて聞いてない! どうして私に招待状が送られてないのよ!?」と連絡が届きました。彼女はひどく怒っている様子。しかし、「今からなら披露宴には間に合うわよね!? すぐに盛り上げに行ってあげるから!」と、急いで会場に向かっていると言います。

彼女は私が招待状を送り忘れたのだと勘違いしているよう。「あんたって昔からそういうダメなところがあるわよね。親友である私の招待を忘れるなんて」「披露宴は私が盛り上げに行ってあげないと寂しいでしょ?」と言います。

そんな彼女に私は事実を告げることにしました。「呼んでないのよ。申し訳ないけれど、呼びたくないから招待状も出していない。会場に来ても入れないから」

私の言葉にA子は「あんなに手伝ってあげたのに。大親友の私を呼ばないなんてありえない!!」と大激怒。

この際だ……と思った私。「プランナーでもないのに、そこまで口出しするのかわからない」「一度も頼んでいないし、余計なお世話だよ」と、彼女に思っていたことを伝えました。

すると彼女からは「言ってやったのは、あんたがダサくてセンスがないからに決まってるじゃない!」「今日はもう帰る!寂しい結婚式になっても知らないんだから」と続けて連絡が届き、この日のやりとりは終わったのでした。

謎のキャンセル費用を請求してくるA子

しかし翌日、A子からまた連絡が。

「昨日の結婚式は盛り上がらなかったでしょう?」と、嫌味にも感じる連絡だったため、「心配ありがとう。でも大丈夫。大盛り上がりだったし、感動もあって大満足だったわ」と返した私。すると……「強がってんじゃないわよ!」と、彼女はまたもや大激怒。そして「私がどれだけあんたのために準備をしたと思ってるの!? サプライズのキャンセル費用を請求するからよろしく」と、わけのわからないことを言い出して……。

「請求書?」――。私は彼女の言葉の意味がまったくわかりませんでした。

聞くと彼女は、私たちの披露宴でサプライズでピアノを弾こうと思ったのだとか。その演奏料と、ドレスも新調したらしく、そのドレス代だと言うのです。わけがわかりません……。彼女はプロのピアニストなどではないですし、そもそも彼女が勝手にやろうとしていたことなのですから。

怒りが収まらないのでしょう、彼女からは「招待されなくて傷ついたから慰謝料ももらおうかしら」なんて言葉も飛び出しました……。

身勝手な幼なじみに反撃

「じゃあ私も慰謝料を請求させてもらおうかしら? 私に隠れて夫に連絡していたみたいね」。

私がそう伝えると、先ほどの勢いはどこへやら。幼なじみは「えっ」と、動揺を見せます。

実は彼女、私に隠れて夫にもしつこく連絡をしていたのです。夫から相談されて、やりとりはすべて証拠として印刷してあります。「あの子なんかより私に乗り換えませんか?」「地味な花嫁よりきれいな花嫁のほうが自慢できますよ」「あの子には内緒の、私たちだけの秘密ですね♡」などなど……恥ずかしい内容ばかり。

そのことを伝えると、彼女は「黙れブス! そもそもあんたが先に結婚なんかするからよ! 生意気だから奪ってやろうとして何が悪いのよ!!」と言います。

これが、きっと彼女の本音なのでしょう。結婚式に口出ししてきたのも、「私のため」なんかではなく、単に私に対しての嫌がらせだったのです。

「このこと、おばさん(彼女の母)にすべて報告するから」。そう告げると、彼女からは「やめて! お願いだから……!!」と連絡が届きましたが、私は彼女との連絡を区切りました。

幼なじみが撃沈

その後、私は彼女の母にこのことをすべて報告。母経由で聞いた話によると、幼なじみはこってり怒られたよう。「人様に迷惑かけて自分だけ幸せになりたいなんて、そんな娘は荷物をまとめて出ていきなさい!」と激怒され、家を出ることになったのだとか。

幼なじみからは「助けてよ、親友でしょ?」と一度連絡がきましたが、「人を見下すような友だちなんていらないよ」と伝え、私は彼女の連絡先をブロックしました。

幼なじみの行動に振り回されることになった私たち夫婦。彼女との関係を絶ってからは、ストレスがなくなり、新婚らしい平和な日常を送ることができています。私の母と幼なじみの母は変わらずに仲がいいので、たまに彼女の近況を聞くこともありますが、どうやら彼女は「絶対に私のほうがいい相手を見つけてやるんだから!」とまだあきらめていないようです。

結婚は他人と比べるものではありませんし、「結婚」がすべての人にとって幸せなものであるとも限りません。私の場合は、彼と出会い結婚という道を選んだだけ。彼女が他人と比べることなく、自分らしい幸せを見つけてくれることを願っています。

【取材時期:2024年8月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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