ヘイリー・ウィリアムス、ファンの行き過ぎた行動に苦言を呈したチャペル・ローンに感謝「勇気がいること」

「同意なく身体的、社交的接触」をしてくるファンに対し、こうした行為はハラスメントであり、一線を引くように求めたチャペル・ローン。そんな彼女への支持を表明したのが、パラモアのヘイリー・ウィリアムスだ。自身のインスタグラム・ストーリーに次のメッセージを投稿。

「これは、私自身を含め、私の知る限りこの業界にいるすべての女性に起きていること。ソーシャルメディアのせいでより悪化しました。チャペルが自ら進んで、リアルタイムで本当の意味でこの問題に言及してくれたことに本当に感謝します。勇気のいることだし、残念だけど必要なことでした」

最近、人気も知名度も一気に上がったチャペルは、インスタグラムに「あまりにも多く、同意ない身体的、社交的接触を受けてきた」と綴り、「人を食い物にする行為」が「これまで著名な女性がそのように扱われてきたことで、常態化している」と指摘。「女性がこんなことをされるいわれはない」「キャリアを理由としたハラスメントは、いかなるものも受け入れないし、そもそも受けるべきでもない」と非難した。これは、ハラスメントを受けた女性の服装を非難する風潮と同じであるとし、「女性が我慢し、受け入れるのではなく、ハラスメントをする人が良識を持ち、敬意を払い、女性が好きなものを着て安心して暮らせる世界にすべき」と訴えた。

また、成功したことやファンからの愛情には感謝しているが、不気味な人に触れられたり、尾行されたりすることは別だと断言し、「私に触らないで。家族や友人に変な態度を取らないで。私について勝手に決めつけるのはやめて」「私は怯え、うんざしている」と切実な思いを吐露。本名で呼びかけることも控えるよう求めた。「これまでないほど愛を感じています。だけど、これまでないほど不安を感じています。私の一部は、このプロジェクトと皆さんのためのもの。私の一部は、私だけのもの。それを奪わないでほしい」

Text: Tae Terai