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【天空の茶畑「岐阜のマチュピチュ」ってどんなところ?】山登りの先に絶景あり!行き方や注意点を現地ルポ

  • 2024.9.3

岐阜県に通称「岐阜のマチュピチュ」と呼ばれる場所があるのをご存知でしょうか? そこは山の中にある天空の茶畑。SNSなどでよく見かける絶景を望むには、実は軽く山登りが必要なのです。登った先に見える景色はまさにマチュピチュ。絶景ポイントまでのアクセス方法や、山登りをするにあたっての注意点なども紹介します。

岐阜のマチュピチュで絶景を見るためには

岐阜駅からは車で1時間ほど、揖斐川町の上ヶ流(かみがれ)地区にある天空の茶畑。標高300mほどの山の中腹から山頂にかけて一面に広がっています。

冒頭で軽く山登りが必要とお伝えしましたが、体力に自信がない人もいると思います。筆者ももれなくそのうちの一人。まずはじめに伝えておくと、健康な大人であれば登れるのでご心配なく。

アクセス方法は2通りある

登る前にマップを入手しました。高いところから岐阜のマチュピチュを望むおすすめポイントは、このマップにあるA地点。A地点より少し下にあるB地点からも岐阜のマチュピチュは見えますが、山登りをすることに変わりはないので、A地点まで行ったほうがよいでしょう。

A地点までのアクセス方法は2通りあり、マップにあるなだらかな道(Aコース)と急傾斜の道(Bコース)。今回は時間も限られていたので、筆者は急傾斜の道一択です。所要時間は片道20分程度。

筆者が事前に調べた情報によると、なだらかな道を選ぶと、片道50分ほどかかるそうです。

山登りスタート地点までは車でアクセスでき、駐車場があります。その場所にトイレが2つあるのでお手洗いを済ませてから山を登りましょう(先にはトイレがありません)。ちなみにトイレは仮設トイレです。

準備は万全に!

筆者が登ったのは8月初めの猛暑日でした。天候には恵まれましたが、暑さが厳しいので……夏に行こうと思っている人は、暑さ対策と日焼け対策をバッチリしてから行かれるのをおすすめします(冬季は、絶景ポイントまでの道が霜や雪、凍結などによりクローズになる可能性あり)。

また、急傾斜の道は大きめの石が転がっていたり、草が茂っていたりとあまり足元は整備されていません。スニーカー着用が望ましいでしょう。

筆者はスポーツサンダル着用でしたが、事前に靴下をコンビニで購入し靴下を履いて登りました。裸足にサンダルよりも断然安全だったと思います。

山の中を歩くので、虫も気になります。肌を覆う服装をするか、虫よけスプレーがあると安心です。

つらい山登りのあとには絶景が!

絶景ポイントであるA地点よりも下、B地点にたどり着くまでにすでに息切れ。無理せず休憩しながら登りたいところですが、早く登り切ってしまいたい気持ちも。一旦足を止めてしまうと、動けなくなりそうな気がしました(苦笑)。

B地点に到着。ここからも岐阜のマチュピチュが見えますが……、登ればもっと綺麗に見えるんだろうなと思い、先へ進みます。あともうひとふんばりでA地点に到着です。

見上げてみると、傾いていますがA地点を示す看板が。

登りきると眼前に広がるのは、青々とした緑が美しい茶畑と山……。確かにマチュピチュのような雰囲気です!

横たわった木の幹に腰かけて、しばし絶景を眺めます。B地点より高い位置にあるので、やはり全く見え方が違いますね。しんどかったけれど、登ってよかった!

この日はすごくいい天気だったのですが、ちょっと曇りがかった日だと、より幻想的な雰囲気になるのかなと感じました。

ちなみに、さらに上まで進むと、岐阜方面を一望できるそう。

ひとしきり写真を撮ったら下山。急勾配の道を下っていくことになるので、登りよりもむしろ下りのほうが危ないです。滑りやすい場所もあるので、焦らずゆっくりと進みましょう。

カフェもあり!お茶も買える!

山登りをスタートしたポイントには、ドリンクやスイーツなどが楽しめる「ハートkoyaカフェ」があります。営業時間は9:30~17:00(L.O.16:30)。

茶畑で収穫した茶葉をお茶にして販売もされています。茶畑では、主に在来種とやぶきたを栽培。

お茶は500円ほどでお手頃価格。農薬不使用なのもうれしい

一度は訪れてみたい絶景スポット

山の中腹から山頂にかけて広がる、天空の茶畑。急勾配の道を登った先、高い場所から望む茶畑は、まさに岐阜のマチュピチュです。ちょっとしんどい思いをしたからこそ、見られる景色に感動もひとしお。心洗われるような絶景がそこに広がっていました。

岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑

住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合


[All Photos by Chika]

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