Sayaの星占い（うお座）／2024年後半の運勢

うお座／2024年後半の運勢

理想と現実のギャップに悩みつつ、変わる準備をする半年間に

現実化とルールの星・土星、守護星の境界を溶かす星・海王星は、うお座さんの頭上で「逆行」中。海王星はどこまでも夢や理想を語りかけてきますが、土星は現実を指摘します。そのため、今のうお座さんは夢と現実の間で悩んでいるかもしれません。

そんななか、9月2日〜11月20日には変容の星・冥王星が「仲間や未来」の部屋に戻ります。2008年以来、長きにわたって、冥王星は、ここにありました。この15、6年で、頼りにしてきた人が歳を取ったり、変わってしまったりに気づくことも。

9月5日〜11月4日は、行動や戦いの星・火星が「恋愛や創造、子ども」の部屋にあり、変わってしまったものから大事なものを守るという心理が働くことも。ただ9月22日に太陽が、26日に水星が「潜在意識」の部屋にやってきて、10月3日にはここで新月＆食があるので、取り巻く人間関係は、今後、様変わりしていく可能性が。

とは言え、冥王星は、11月20日にひとつ前の部屋に。すでに2023年と2024年にも先触れのようにこことを訪れていたのですが、もう前の部屋に戻ることはありません。この秋は、この15、6年の後片付けをして、前に進むことを心がけましょう。

火星は11月4日に「ルーティンワークや日常生活」の部屋に入り、12月7日に「逆行」を始め、2025年1月6日に「恋愛や創造、子ども」の部屋に戻り、「順行」するのは2月24日。その後、4月18日〜6月17日まで、また「ルーティンワークや日常生活」の部屋に滞在します。何か新しいプロジェクトを始めるものの、途中でトラブルが起こるという展開もありそうです。それでも進んでいくというイメージですが、その間、2024年11月26日〜12月15日は、思考や伝達の星・水星の「逆行」の影響を受け、仕事が非常に忙しいとき。コミュニケーションミスには要注意です。

3月には境界を溶かす星・海王星が、5月には現実化とルールの星・土星が「経済や豊かさ」の部屋にやってきます。この頃からは今までの仕事よりも新しい仕事に目を向けていきましょう。時代の変わり目のなか、あなたも変わるべき準備をする。そんな半年になりそうですが、2月28日にはうお座で新月も。自分を信じて進んでいって。

占い・文／Saya

アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。

Saya

アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』（5500円/説話社）が好評発売中。