Sayaの星占い（ふたご座）／2024年後半の運勢

ふたご座／2024年後半の運勢

木星の影響で「伝えたい」気持ちに。今の生活を変えたくなるかも

ふたご座さんの頭上には5月26日に拡大と保護の星・木星がやってきています。木星は約1年滞在するのですが、ふたご座さん元来の性質を強めるので、「自分の意見を伝えたい」「新しい知識を知りたい、わかりたい」という気持ちが強くなっているかもしれません。とくに、7月21日〜9月5日は、行動や戦いの星・火星もふたご座に滞在したので、その気持ちが衝動というくらいにまで、高まっていた可能性も。

でも、2024年の9月2日〜11月20日は、変容の星・冥王星が「潜在意識」の部屋に戻ってきます。2008年以来、冥王星はこの部屋に長く滞在していたので、この15、6年のパターンを思い出してみるといいでしょう。たとえば、無意識に相手と競争したり、マウンティングやハラスメントに遭遇したりも多かったかもしれません。

でも、冥王星のこの部屋の滞在も、この2ヶ月半がラストになります。次に入るのはふたご座さんにとっては、「ステップアップ」の部屋。冥王星は、2023年と2024年にも先触れのようにここを訪れていたのですが、11月20日に入ると、もう戻ることはありません。これまでは狭い場所で気を遣って過ごしていたとしても、この年末は移住や二拠点居住が視野に入るかも。世界は広がり、古い悩みは忘れられていく予感。

ただ11月26日〜12月15日は、守護星の思考や伝達の星・水星が「人間関係」の部屋で「逆行」する要注意の時期。パートナーと揉めることもありそうです。12月15日はふたご座の満月なので、その頃、あなたの心も決まるかもしれません。また、12月7日に火星が「環境や伝達」の部屋で「逆行」を始めると、つい言葉が強くなってしまうこともありそうです。火星の「逆行」は、2025年2月24日まで続くので、やりたいことがあるなら、いろいろと動いてみましょう。もちろん、軋轢はあると思いますが、何もせずにフラストレーションを溜めているよりはいいはずです。

3月には境界を溶かす星・海王星が、5月には現実化とルールの星・土星が「仲間や未来」の部屋にやってきます。この頃になると、人間関係も様変わり。信頼できる人が誰なのか、はっきりと見えてくるとき。少数の人と夢を育てていくイメージも。

占い・文／Saya

アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。

Saya

アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』（5500円/説話社）が好評発売中。