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【宝塚】元タカラジェンヌ・華優希さんの「簡単イメチェンメーク」vol.3【洒落見えワントーン】

  • 2024.9.3

元宝塚歌劇団花組トップ娘役の華優希さんが再びCLASSY.に登場! 透明感あふれるオーラに、撮影現場も和む可憐な笑顔、そしてときどき垣間見える芯の強さ……退団後もいろいろな表情を見せてくれる華優希さんの魅力を、あらゆる角度から引き出す3つの“イメチェン”メーク&インタビューをお届け! 今回はオレンジのカラーアイテムを使ったワントーンメークを紹介します。

じんわりにじむ温度感が絶妙♡オレンジのレイヤードでつくる今っぽ顔

使用アイテムはこちら

[右上から時計回りに]ピンクニュアンスのカラーでふんわりフェミニンな眉を演出。2つ折りのブラシも使いやすい。ジルスチュアート ニュアンスブロウパレット01 ¥3,520(ジルスチュアート ビューティ) 大人の目元に馴染むヴィンテージカラーで洗練された雰囲気に。hince ニューアンビエンスカラーマスカラ G005 ¥2,200(hinceカスタマーセンター) クリームとパウダーの中間のような質感が肌に溶け込むように馴染んで、透けるようなツヤと血色を演出。リリミュウ ヴェールグロウチーク 05 ¥1,980(コージー本舗) 何もつけていないようなエアリーなテクスチャーが唇を彩りソフトフォーカスされたような優しい仕上がりに。NARS エアーマット リップカラー 02690 ¥3,850(NARS JAPAN) 上質なツヤときらめき、クリアな発色で、印象的な潤み目に。ヴィセ リシェ グロッシーリッチ アイズ N OR-2 ¥1,320[編集部調べ](コーセー) 極細のマスカラブラシがうぶ毛までキャッチして、自眉のような自然な仕上がりに。アディクション アイブロウマスカラ マイクロ 004 ¥3,080(アディクション ビューティ)

How to make-up

1.アイブロウマスカラで毛流れを整える
眉全体を軽く梳かすようにアイブロウマスカラを塗ります。

2.眉全体にアイブロウパウダーをのせる
アイブロウパレットの3色をブラシでブレンドしながら、眉全体を0.1mmずつ太くするイメージで、逆毛をたてるようにふんわりとのせる。

3.アイシャドウをアイホール全体に
アイシャドウパレット右上のカラーを指でアイホール全体にのせます。

4.オレンジのアイシャドウを重ねる
パレット左下のオレンジをチップに取り、目のキワに重ねて二重幅にぼかしていきます。

5.カラーマスカラを塗る
上下のまつ毛にカラーマスカラを塗っていきます。

6.チークを入れる
チークをブラシに取り、頬の高くなる位置より上のCゾーンを中心にのせていきます。

7.リップを塗る
ややリップラインよりはみ出すイメージで丁寧にリップを塗ります。

ミニインタビュー「怖がらずに殻を破って、いろいろなことに挑戦していけたら」

——今回のメークは、いかがでしたか?
オレンジって腫れぼったく見えがちな難しい色なのに、とってもお洒落でした! 今回のメークでは、カラーマスカラに初挑戦。今どきですし、ずっと使ってみたかったアイテムなので嬉しかったです。柚香さん(宝塚歌劇団花組トップスター・柚香光さん)が、「はいからさんが通る」の少尉役のメークで、眼をブルーに見せるためにまつ毛を青くしていらっしゃってたんです。それがとっても素敵で、まつ毛で目元の印象って変わるんだなぁと思いました。私も「ポーの一族」のメリーベル役のお化粧に取り入れたよかった!とプチ後悔(涙)。今後は、普段のメークでも挑戦していきたいです。

——舞台「マドモワゼル・モーツアルト」を終えてみて、改めて今後のキャリアについて思うことはありましたか?
改めて、舞台が好き、ということを思ったのと同時に、舞台に立ち続けるにはもっともっと努力して実力をつけないと、とも思いました。
在団中は映画や舞台を見ても、自分が出演する作品に関するものだったり、宝塚の“娘役”としてどう立ち振る舞うかという観点で見ていることが多くって。娘役を卒業した今は、もっと違った見方でたくさんの作品に触れたいですし、今後のお仕事の方向性を考えるときに、お芝居が好きなのか、ミュージカルが好きなのか、これまで以上にきちんと自分自身と向き合って考えたいなという気持ちでいます。

——宝塚の娘役というのは本当に特殊ですよね。
娘役芸がなかなか抜けない、というのはこれまで宝塚でやってきたことが体に染み付いているということなので嬉しい反面、無意識に“娘役”としてのセリフの言い回しや所作の癖がでてしまって……。演出の先生から「それは芝居には要らない」、「立ち方の姿勢が良すぎて、下宿の娘に見えない」と言われることもありました。もちろん娘役として培ったものはこれからも大事にしていきたいのですが、役によってはそれを取っ払うことも課題だと思いました。

——女優、表現者として、今後挑戦したいことはありますか?
保守的になってしまうことが多いのですが、怖がらずに殻を破って、いろいろなことに挑戦していきたいです。「マドモワゼル・モーツアルト」のコンスタンツェ役も私にとってはかなりの挑戦でした。初夜の場面や、花を投げつけたりする場面は特に……。楽屋が一緒だった石田ニコルさんにもたくさんアドバイスをいただきました。

——華さんのお芝居が好きというファンが多いと思いますが、これからどういう役をやってみたいですか?
これまで元気いっぱいな女の子の役をやらせていただくことが多かったので、ちょっとクセが強かったり、影があったり、ミステリアスな役をやってみたいですね。舞台「モーツアルト!」のコンスタンツェのような、強い女の人の役もやってみたい。あとは今NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にハマっていて、日本の戦時中のお話とかにも挑戦してみたいです。

——では、お仕事以外のことでチャレンジしたいことや、最近新たに始めたことはありますか?
ゆっくり本が読みたいですね。あとは宝塚を卒業してから、意識的に体力づくりをしないといけないなと思って。ファンのみなさまは驚かれるかもしれませんが、実は……キックボクシングを始めたんです。でも、やっているうちに「これを極めて何になるんだろう……」ってどこか冷静に思ってしまう自分もいて、きっと近々やめると思います(笑)。

Profile

華優希(はなゆうき)さん・2014年宝塚歌劇団入団。『はいからさんが通る』の花村紅緒、『ポーの一族』のメリーベルなど、少女漫画の登場人物を抜群のヒロイン力と演技力で見事に体現し、人気を得る。2019年に花組トップ娘役に就任。『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』のシャーロット・ウィールドン、『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』のビリー・ベンディックスなどを経て、2021年7月『アウグストゥス-尊厳ある者-』『Cool Beast!!』で惜しまれながらも退団。10月には宝塚時代の相手役である明日海りおさんと『マドモアゼル モーツァルト』で再共演し、大好評を得る。2022年1月よりジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属。今後の活躍に期待がかかる。

ニット¥8,990(GYDA)ピアス¥2,970<ミミサンジュウサン>ピンク天然石リング¥1,320その他リング〔5本セット〕¥2,310〈すべてアネモネ〉(すべてサンポークリエイト)

■お問合わせ先
アディクション ビューティ 0120-586-683、コージー本舗 03-3842-0226、コーセー 0120-526-311、ジルスチュアート ビューティ 0120-878-652、hinceカスタマーセンター 050-5357-3311、NARS JAPAN 0120-356-686

GYDA 03-6408-1079、サンポークリエイト 082-248-6226

撮影/峠 雄三〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 モデル/華 優希 ヘアメーク/小松胡桃(ROI) スタイリング/村瀬萌子 取材/渋谷香菜子

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