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夫がリストラに遭うも「専業主婦は辞めたくない!」ワガママ妻の要求で離婚 → 数年後にきた連絡

  • 2024.9.4

結婚生活は良い事ばかりではなく、時には大変な状況を一緒に乗り越えなければいけない事もあります。そんなときに協力し合えないパートナーだったら、あなたはどうしますか? これは筆者の幼馴染・S雄から聞いたエピソードです。

画像: 夫がリストラに遭うも「専業主婦は辞めたくない!」ワガママ妻の要求で離婚 → しかし、数年後?!

リストラ

私の幼馴染・S雄は30歳のときに5歳年下の女性と結婚しました。
子どもには恵まれませんでしたが、2人仲良く暮らしていました。私も地元で生活をしていたので、S雄とは連絡を取り合っていました。

2人の雲行きが怪しくなったのは、S雄の勤務先が事業縮小となり、S雄がリストラに遭ってしまった頃からでした。

お願い

リストラ後、すぐに再就職先が決まったものの、給料は3/4程度にダウン。
S雄は専業主婦だった奥さんに「少しでいいから働いてほしい。」とお願いしたのですが、奥さんは猛反対!

「専業主婦でいいって言うから結婚したのに!」
「私が働かなきゃ生活できないなんて、こんな生活耐えられない!」

とまったく協力せずに、実家へ帰ってしまいました。
S雄は何度も話し合おうとしたそうですが、奥さんの両親も加わって、泥沼に……。
最終的には離婚ということで、話が決着してしまったのです。

起業

その後、S雄は起業しました。
事業は順調で、地元でもS雄の成功は有名だったほどです。
リストラ・離婚という状況から心機一転、頑張るS雄を私たち友人も応援していました。

離婚から数年後、S雄の元奥さんから急に連絡があり、「謝るからやり直してほしい。」と言われたそうです。
S雄がその話を友人に相談したところ、S雄の知らなかった事実が判明しました。

S雄の元奥さんは離婚後に実家へ戻り、親に面倒を見てもらっていたらしいのですが、両親が相次いで病気になり、介護状態になってしまったというのです。
親に頼り切っていたS雄の元奥さんは、自分だけではどうにもならずにS雄を頼ってきたのでしょう。

決別

S雄は離婚のとき、本当に落ち込んでいました。
周りが見ても心配なほど痩せてしまい、元気もない状態が続いていたので、S雄にとって離婚はかなりショックだったはず。

そんな状態を乗り越えたS雄に対して、急に自分の都合で頼ってきた元奥さん。
大変なのはわかりますが、S雄は「こっちが良いときばっかりそうやって頼ってくるけど、大変なときには助け合えなかったよね? 俺はそういう人とは合わないよ。」と断ったそうです。

元奥さんは未だに「やり直そう。」と連絡してくるとS雄は言っていましたが、彼の中ではすでに決別しているようなので、これからも彼の友人として見守っていこうと思います。

【体験者:40代男性・会社員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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