菅原由勢の新天地！サウサンプトンの新ユニフォームは全部「迷彩柄」デザイン　その理由は“軍艦”だった

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

2024-25シーズンより日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンFC。2季ぶりのプレミアリーグを戦う3つの新ユニフォームをまとめてご紹介したい。

キットサプライヤーは今季よりPumaが担当。現在までにホーム、アウェイ、サードの3モデルが発表済みとなっている。

サウサンプトン 2024-25 Puma ホームユニフォーム

7月に発表された新ホームユニフォームは、レッドとホワイトの伝統的なストライプ柄が3シーズンぶりに復活。ただしそれは前面のみで、背面には大胆なグラフィックを採用している。

背面は全面的にダズル迷彩柄をデザインし、独特の雰囲気を漂わせる。ラズル・ダズルとも呼ばれるダズル迷彩柄は今季の各ユニフォーム共通のデザインテーマで、後述するがホームタウンであるサウサンプトンの歴史と関係がある。

サウサンプトン 2024-25 Puma アウェイユニフォーム

ホームユニフォームと同日に発表された新アウェイユニフォームは、菅原がプレミア第3節ブレントフォード戦で移籍後初ゴールを決めた記念すべき一着となった。

基調色にはサウサンプトン定番のイエローを採用。こちらはホームとは異なり、シャツ前面にダズル迷彩柄をデザインし、背面は無地のイエローとなる。

サウサンプトン 2024-25 Puma サードユニフォーム

8月に発表された新サードユニフォームは大胆にもピンクを採用し、襟や袖口などにアクセントとしてダズル迷彩柄を落とし込む。なお、サウサンプトンがフィールドプレーヤーのキットにピンクを使うのは今作が初めてと思われる。

今季のデザインコンセプトであるダズル迷彩柄とホームタウンの関係だが、港町サウサンプトンは昔から海軍と深い関わりのある地域。クラブの説明によると、この迷彩柄を最初に施した幾つかの軍艦の一つが、街の名を付けた軽巡洋艦「HMSサウサンプトン」だったという。

そんな歴史に敬意を表し、今季のデザインテーマにこの迷彩柄を選んでいる。

迷彩柄という共通テーマを持つ今季の各ユニフォームは、クラブ公式オンラインストア他で販売中。