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「お水代浮くから助かるわ♡」「はっ?」ウォーターサーバー目当てで我が家にくるクレクレママを撃退!

  • 2024.9.3

今回は筆者の知人から聞いた「ご近所トラブル」を紹介します。仲良くなった近所の人に、親切心でウォーターサーバーの水をあげたら、水目当てで我が家に来るようになってしまい!?

画像: 「お水代浮くから助かるわ♡」「はっ?」ウォーターサーバー目当てで我が家にくるクレクレママを撃退!

近所に引っ越してきたママに、ウォーターサーバーをおすすめしたら……

私は旦那と幼稚園の子供2人と一緒に、都市近郊の住宅街に住む主婦です。ある日、近所の戸建てに子連れの家族が引っ越してきました。

その奥さんであるAさんから「旦那の転勤で地方から引っ越してきました。生まれてからずっと故郷の田舎から出たことがなかったので、都市に馴染めるか不安で」と聞いて、何か力になれればと思い、我が家に招くことに。

Aさんの故郷は緑豊かな自然に囲まれた地域だったそうです。「都市はとにかく物価が高いのでお金がかかる。あとうちは家族全員水をよく飲むんだけど、ここでは水も水道水ではなくお店で買った方がいいというし……」と嘆くAさん。

そこで私は「うちみたいにレンタルのウォーターサーバーを置くのはどう? 値段はサーバーや水の種類にもよるけど、意外にお店で買うのとそんなに変わらないものもあるよ!」と、ウォーターサーバーの設置をおすすめしたのです。

お試しにと、うちのウォーターサーバーの水をコップに注いであげると、「美味しい! ウォーターサーバーいいね!」と驚いていたので、Aさんがたまたま持っていた空の水筒にも水を入れてあげると、とても喜んで帰っていきました。

「ちょっといいことしたかな?」と、なんとなく爽快な気分になっていたのも束の間、その後私はAさんに頭を悩ませることになってしまうのです。

「水ちょうだい♪」と押しかけてくるAさん。そこに居合わせたママ友が……

ウォーターサーバーをおすすめした日以降、Aさんは頻繁にうちに顔を出すようになりました。

「ちょっとお茶したくて〜」と理由をつけてはいるのですが、うちにくる時は必ず2リットルサイズのボトルを持ってきて、「お水もらっていい?」とウォーターサーバーの水を持って帰るのです。

そんなことが何回もあり、そろそろ断ろうと思っていた矢先に、昔から仲の良いママ友4人が我が家に遊びにくることになりました。

当日、リビングでお茶をしながら近況報告などの話に花を咲かせていると、玄関のチャイムが鳴り、Aさんが訪問。

私が玄関先で「ごめんなさいAさん、今日は他の人が来ているから」というと、なんとAさんは「じゃあお水だけもらうね!」とリビングに上がり込んできたのです。

お茶をしていたママ友たちがギョッとして「え、あなた何してるんですか?」とAさんに話しかけると、Aさんは「私、田舎から来たので、どうしてもお水にお金払いたくなくて。〇〇さん(私)は美味しいお水をタダでくれて、いつも助かってるんです♡」とニッコリ。

げんなりしている私の顔を見て、状況を察してくれたママ友の1人が、「ウォーターサーバーもレンタル費や水代がかかるから、タダじゃないんですよ。水のお金がもったいないなら、会員になるとタダで水がもらえるスーパーとかあるから、そこに行くなりしたらどうですか?」とAさんを諭してくれました。

Aさんは「でもそのスーパー遠いし」「水くらいいいじゃないですか」などブツブツ言っていましたが、私が「ごめんなさい、もうこれで最後にしてください」と言うと、不機嫌そうに玄関のドアをバン! と閉めて帰っていきました。

それ以来、Aさんは私をみるとプイッと顔を背けて去っていきます。今までお金をかけていなかったところにお金をかけるのに抵抗があるのはわかりますが、こちらとしては疎遠になってホッとしています。

【体験者:20代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。

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