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「え?肩に石が!?」五十肩かと思っていた私。娘に言われて渋々整形外科に行くと驚きの診断が!

  • 2024.9.3

体は柔らかいほうで五十肩にはならないんじゃないか?と思っていました。しかし、53歳になる年になり、肩から腕にかけて、変な違和感を覚えるようになりました。やがて、ある方向に動かすと激痛を感じるように。それでも、病院にはあまり行きたくない私は、「五十肩だからそのうち治る」と家族に伝えたのですが、娘に「ちゃんと病院に行け!」と強く言われ、受診することに。そこで診断されたのは……。

肩に激痛!これも五十肩?

1カ月ほど前から、肩に違和感を覚え始めました。ずっとパソコンに向かっていたせいなのか、肩を回したり、ストレッチをしても、不快な感じが拭えない毎日。友人も五十肩でかなり苦労していると聞いていましたが、友人のように腕が上がらないほどではありませんでした。

そのうちこの違和感もなくなるだろうと思っていましたが、2週間ほど過ぎたころ、肩を動かした瞬間、激痛が走りました! 少しそっとしておけば、その場では痛みは治まりましたが、その激痛が起きる回数がだんだん増えていき、肩から腕にかけて動かすのが少し怖くなりました。

それでも「五十肩は、病院に行かなくても、いつかは治る」と、人生の先輩方に聞いていたので、特に病院にいくこともなくそのまま放置していました。しかし、娘から「病院に行け!」と強く言われてしまい、渋々病院に行くことに。わが家の前に整形外科があるので、その病院に行くことにしました。

エコーで肩に水と石を発見!?

診察室で先生に症状と経緯を話すと、「なんでもないこともありますが、五十肩はレントゲンには映らないので、エコーで診てみましょうか?」と言われました。そんな大げさな! などと思いながら、痛みのある左肩を出して横になり、先生にジェルを塗られてエコーで肩をグリグリ。

先生に「水がたまってますよ〜。ほら、石もここにあるし」とエコーの画面を見せられました。たしかに水の袋みたいなのと小さな石のような物が写っています。「ええ〜ただの五十肩じゃないの?」と少しショックでした。先生は「まれにこういう方もいますから」と言っていました。

先生は「水を抜くのと同時に、痛みを取る薬を入れる治療をしますか?」と言うので私は腹をくくり、治療をお願いすることに。針を刺してから、グリグリと奥へ進んでいく針の感触がわかり、とても痛かったのですが、大人なので我慢……。先生が針を刺す前に「ちょっとちくっっとしますけど、ごめんなさいね〜」と言っていましたが、内心「絶対痛いやつだ!」と思っていたら思った通りでした。

「よかったですね、病院に来ておいて! 大抵は、これで良くなると思いますが2週間後にまた様子を見ましょう」と先生から言われ、帰宅しました。

2週間後に病院を再訪

2週間後に病院に行き、診察室に入ると、早速先生が「良くなったでしょう?」と聞いてきました。

「私もそう思ったので、病院に行く必要はないと言ったんですが、娘に『2週間たったんだから、病院に行って来なよ』とうるさく言われたので、病院にまた来ました」と素直に答えました。

先生が「せっかく来たのだから、またエコーで診てみましょう」とまた、グリグリとジェルを塗られて、エコーで診ることに。すると「石がなくなってますよ〜わかります?」とやや興奮気味の先生に言われて、見てみると本当に石はなくなっていました。

私は前回の治療で石はなくなりましたが、石を溶かすための薬の服用が必要な場合もあり、なかなか時間がかかる方もいると、先生に聞きました。

「まあ、いずれにしても五十肩ですよ! 肩をよく回すようにしてくださいね〜」と先生に言われて渡されたのが、「肩痛教室」と書かれたなんだか古めかしいパンフレット。

そのパンフレットには「五十肩とは、五十歳ごろに肩を中心に痛みが生じ、時に腕まで広がり、やがて治っていく状態」と記載がありました。現在では、一般的に「肩関節周囲炎」と呼ばれているそうです。以前の勤め先の歯医者の先生が「五十肩は、肩凝りがひどくなった状態だ」と言っていたので、五十肩は肩凝りがひどくなった状態だと、私は思っていましたが、どうやら違ったようです。

私の場合は、五十肩でも水や石が肩にあったので、普通の五十肩とは違うかもしれないのですが、病院での注射治療のおかげで緩和されています。

まとめ

突然の激痛に初めは戸惑いましたが、早めに病院に行ったことで、痛みにも悩まされず過ごすことができています。再発防止のために、先生に言われた通り今後は「無理せず、肩を動かして温める」ようにしたいと思います。

人生100年と言われる時代。この先もきっと、いろんなところが、ポンコツになってくると思いますが、のんび〜り過ごせたらと思う次第です。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:宝田 まさみ/50代女性。2021年に歯科助手を退職し、現在はWebライターとして活動中。夫と生まれる前から反抗期の25歳の娘、宝物わんこの桃太郎くんが唯一の癒やし。好奇心旺盛なアラフィフゆえ寺・国内地理・城郭・日本茶・救急救命指導員・アマチュア無線など多数の資格を保持。

イラスト/サトウユカ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 中村 光伸先生

光伸メディカルクリニック院長。医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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