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星読み係 yujiが「2025年夏までは“自分モニタリング”スキルを上げるべし」と断言する理由は?【美と心の星サプリ 第1回・前編】

  • 2024.9.1

「答えは自分の中にある」。魚座と牡羊座の影響で“自分を見つめ直す”時期

yuji(以下y) まず大前提として、今まさにセルフケアに力を入れるべき流れがきています。2020年からは“風の時代”が始まって、追い風を受けやすい人の場合、大きなエネルギーのアップダウンがある状態になっています。よいときは短期間に集中して成果を上げられる反面、逆にエネルギーが下がると「朝起きたら目が開きません」とか「立てません」ということが起きたり、あるいは副腎疲労、帯状疱疹といった体の反応が出てしまったりすることも。

MOTOKO(以下M) “風の時代”は、2021年前後からよく話題になっていましたね。

y それに加えて、2025年の夏までは魚座と牡羊座の影響で自分を深掘りする時期に来ています。魚座のキーワードは、“メンタル・精神性・浄化”、“自分を見つめ直す”、“感覚器官を整えていく”といったイメージ。「答えは外にはない。自分の中にある」ということです。加えて、キロンという小惑星がしばらくは自我を表す牡羊座にいるので、なおさら自分のことが気になってしょうがない、深掘りしたくなる、自分の壁を壊したくなる、といったことが生じやすい状態。今はクライマックスを迎え、よりバイブスも高まっています。今年全体のベースとしては、いつにも増してメンタルヘルスにフォーカスが当たっている期間と言えるでしょう。

自分にエネルギーを注ぎ「自己愛マニア」になるべし

MOTOKO(以下M) 誰もがその影響を受けるものですか?

y 個人差はありますが、誰もがその影響を“食らう“と思います。人によっては、メンタルが病んでしまったりすることも。これまでの 土の時代のように、ただがむしゃらに努力して頑張ればいい、ということではなく、うまくサバイブしていくためには「自分のモニタリングスキルを上げる」ことが大切になってくるんです。己に向き合うという意味では、この時期は最新科学を用いて体質等を知ったり、ビューティーやヘルスケアを通じて自分にエネルギーを注ぐのはいい過ごし方です。

M 具体的には、どんな方法をとるとよいのでしょうか。

y 今ってSNSの影響がすごく強いですよね。ソーシャルなつながりを減らすなど、外とのつながりを物理的に少し減らしてエネルギー配分を変える──例えば瞑想などのリトリートプログラムに参加して、がっつりスマートフォンに触れない時間を作るとか。そういった精神的なアプローチに加えて、腸活をして自分のホルモンや脳に影響を与えている臓器に働きかけ、マインドに変化を与えるのもよいでしょう。睡眠にこだわってもいいし、最近クリニックに導入されている「メタトロン」のようなデバイスで検査を受けてみるなどプロの手を借りるやり方でもいいと思います。遅延型フードアレルギー検査や、郵送で行える遺伝子検査など、昨今はたくさん“自分を知る”方法がありますね。

M 自分を知ることがとても大切な時期なんですね。そしてデジタルデトックスなどスローなアプローチばかりと思いきや、最新科学も役立つとは。

y 自分にエネルギーやお金をかけて、自身のライフスタイルルーティーンに変化を加えると、結果的にその人の全体的な“運気”にも影響があります。一方向からエネルギーをかけると、一見すると何も関係なさそうな部分に変化をもたらすという現象が起きることもありますね。それを踏まえて、この時期はみなさんに「自己愛マニア」になることをおすすめします。

9月は積極的に「腸」をケアしたいシーズン

M 占星術的に、9月のテーマは「腸活」だそうですね。一体どんな星が影響しているのでしょう?

y 各天体には、対応している臓器や体の部位があって、腸は乙女座の担当部位なんです。9月の大半は乙女座の期間で、課題を示す太陽が乙女座にあるから、腸に向き合う時期ということになりますね。浄化を意味する魚座に土星と海王星がいることに加え、“厳しさ”を持つ土星が対角線上で乙女座を“ガン見”している状態なので、9月は例年以上にしっかりと消化器系をケアすることが大切。アーユルヴェーダにも天体に関わりのあるメソッドがあると聞きました。

M アーユルヴェーダの本場であるインドでは、月光浴が治療法に含まれていて、体の中に溜まりすぎた熱を冷ましたり、ニキビや下痢といった炎症による症状をケアするなど、デトックス的に行うことがあります。満月を浴びることもありますし、目には見えなくても、新月を浴びることも。インドでは日食や月食は見ないほうがよいとされています。

y 日食や月食は、バイブスのショックが空気中に伝わって、不吉なことが起こる可能性のあるタイミングではありますね。占星術では、日食がその人の星の配置に関係がある場合、人生の方向性が変わることがあるので、大昔に“ときの権力者”のような人が影響が受けないように努め、結果的にそのような風習ができたのかも。満月の夜に子どもが産まれやすいと言われたりもするし、月のエネルギーは古今東西さまざまなところで注目されているんですね。

>>続く後編では、MOTOKOさんが具体的に腸の状態のコンディションチェック法やアーユルヴェーダ的腸活法など、具体的なティップスを伝授してくれる。(9月2日21時公開)

Profile

yuji

星読み係、ヒーラー。 香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず拠点を東京に移し、ヒーラーとして活動する決心。現在は書籍執筆、連載、講演などで活躍する一方、毎日星読みを行い、星々からのメッセージをSNSにて発信している。https://youtube.com/@yuji-universe

MOTOKO

米国補完医療大学アーユルヴェーダ専門家・ヒーラー。シータヒーリング®︎最高峰の講師資格「サイエンス」を保有する。クリニックに勤務ののち、専門サロンやスクールを経て独立。アーユルヴェーダを中心に、東洋医学やスピリチュアルヒーリングに精通。現在はコンサルティングやセミナーを通じて多くのセッションを行なっている。@motokoveda

Photos: Kaori Nishida Text: Kiriko Sano Editor: Rieko Kosai

GIRL, INTERRUPTED, Winona Ryder, 1999
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