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やっと行けた!コロナ後の台湾旅行事情 「士林夜市の美食街跡にできたすんごい建造物」【週末アジア:台湾編】

  • 2024.9.2

連載「週末アジア」は、アジアに精通している女性たちが、おしゃれなショップやカフェ、おすすめスポット、旬のニュースなどをピックアップして、まだまだ知られていないアジアの魅力をお伝えしていきます。旅する日々を楽しみに情報をストックしておこう。

 

出典 FUDGE.jp

2泊3日(飛行機の時間を考えると、2日弱)で、
コロナ前に通っていた場所にどう変化があったかを
5分刻みスケジュールで廻っていたとき。
夜に士林夜市にやってきました。

 

出典 FUDGE.jp

MRT劍潭の2番出口から出てすぐ、なんだかすごいものが目に入りました。

 

出典 FUDGE.jp

それが、これ。

ここは、以前「士林臨時市場」という、
めちゃめちゃ広い屋台街があった場所なんです。

 

出典 FUDGE.jp

以前だったら、
「士林夜市」と言われたらここを連想するくらい代表的で
活気のあった美食街でした。

 

出典 FUDGE.jp
出典 FUDGE.jp

今の士林夜市の建物になってからはあまり行かなくなった人も少なくなくて、
それほど魅力的で思い出深い場所なんです。

ちなみに、現在の「士林夜市」の代表的な建物はこちら↓

 

出典 FUDGE.jp

以前の場所からちょっと離れた場所にあります。
地下の屋台風店舗は以前ほど多くないですが、排気もできていて
蛍光灯で明るく、治安は良さそうです。
(士林夜市自体は、周辺にある屋台やお店のある通りをまとめて指しています)

そう、そのかつての場所に、大きい球体を持つ建造物が建っていたんです。

 

出典 FUDGE.jp

これは「台北表演藝術中心(略して北藝)」という場所。
いろんな人や団体がここで芸術に触れたり、学んだり、表現したりできる
「芸術センター」です。

どんなことがおこなわれているんだろうとHPの演目表を見てみると、
演劇(ストレートプレイ、ミュージカル、朗読劇等)、舞踊、映像、写真など、多種多様!
演目の数から見て、ふるいにかけられすぎていない感じがするので
いろんな角度から、いろんな芸術に触れられそうです。

あぁ、それだからか!と思った出来事があって。

この建物の前で台湾人の友人とああだこうだと話をしていたら、
数人の演劇部っぽい学生が建物の入り口から走ってきて、

「今、ここで王子を探しているの!
一緒に来て探してくれない?!」

と芝居調で話しかけられたんです(笑)
授業や課題かなんかかな?と思いながらも、
「ごめんね、先を急いでいるの…!」と
一応乗っかりつつお断りしましたが、
今考えると、中に入ってみても面白かったかも…!!!

 

出典 FUDGE.jp

球体の下に来て建物のディテールを見てみると、
壁面のアクリル?ガラス?がなみなみしてる!
(球体との設置面もなみなみ!)
なんて芸が細かいの!

 

出典 FUDGE.jp

もう1回球体をしっかり観察して、夜市に繰り出しました。

 

text:ayaco

出典 FUDGE.jp

台湾を第二の故郷として愛しているハンコ作家。行く時は旅のテーマを決めてちょっとロングステイをし、台湾の新しい魅力探しを楽しんでいる。
著書にはクラフト本として「ayacoのはんこノート」「ayacoの手帖のつくりかた」(共にワニブックス)があり、台湾旅行記として「台湾のたびしおり」「もっと!台湾のたびしおり」(共にワニブックス)「ayacoの台湾みやげ話」(幻冬舎)、「ayacoの台湾あいうえお」(朝日新聞出版)がある。

Blog 「台湾のたびしおり」https://heppy.exblog.jp
Blog「ハンコ作家ayacoのブログ」https://inayaco.exblog.jp
Instagram @ayaco_hanco

 

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