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お月見おやつにも♪しっとりサクサク「スイートポテトコロッケ」

  • 2024.9.1

初心者さんでも気張らずに作れる簡単おやつをご紹介いただく人気イラスト料理研究家ぼくさんのフーディストノート公式連載。今回のレシピは、お月見のおやつにぴったりな「スイートポテトコロッケ」です。さつまいもにバターを溶かし混ぜているのでしっとりおいしいですよ!

どうも、ぼくです!

まだまだ暑い日は続きますが、気が付けば9月…。 そういえば、今年の十五夜(中秋の名月)は9月17日だそうです!

ここでちょっと余談ですが、中秋とは旧暦の8月15日のこと。 旧暦では7~9月が秋とされていて、8月15日はまさにその真ん中にあたります。 新暦は1年が365日ですが、旧暦では1年が354日だったため年ごとにズレが生じ、 実際には毎年9月中旬~10月上旬の間に来るとされています。

そしてこれはあまり聞いたことがないかもしれませんが 中秋の名月は、里芋やさつまいもの収穫時期にあたるので 「芋名月」とも呼ばれていたそうです。

…ということで!!! 本日は、お芋を使ったお月見のおやつをご紹介していこうと思います。

しっとりサクサク「スイートポテトコロッケ」のレシピ

さつまいもにバターを溶かし混ぜたしっとりスイートポテトを丸め、ごまを加えたパン粉をまとわせて揚げ、表面をサックサクに仕上げた一品です。ごまを加えることで、かむたびによい風味が広がります。また、お好みでクリームチーズを包んでも◎。

冷めてもおいしいのですが、もしよかったら揚げたてを食べてみてほしい!!中のお芋がとろけるやわらかさで、何個でも食べたくなるはず。

それでは、いってみよう~!

分量

約10~12個分

材料

・さつまいも…250g(皮をむいた正味)

A バター…10g

A 練乳…20g

・お好みで砂糖…大さじ1

・お好みでクリームチーズ…適量

・薄力粉…適量

・卵…1個

B パン粉…30g

B 黒ごま…大さじ1

・揚げ油…適量

作り方

さつまいもに火が通ったらAを加えて

熱々のうちにマッシャーでつぶしましょう!

甘めが好きな方は、お好みで砂糖を大さじ1ほど加えても◎

生地を10~12等分したら、手のひらでクルクル丸めます。

お好みで、カットしたクリームチーズを包んでもおいしいです!

生地を丸めたら、まずは全体にうっすら薄力粉をまとわせます。

続けて溶き卵にくぐらせて…

Bを入れたバットにのせて、パン粉+ごまをたっぷりまぶしましょう!

パン粉をつけてからすぐに揚げてもよいのだけど、全体がしっとりするくらいまで待ってから揚げた方が、油の中でパン粉がばらけにくくなるよ!

あとは170℃に温めた油に入れて、全体がきつね色になるまで揚げれば完成です。

う~ん!いい色!

お皿に盛りつけ、熱々のうちに召し上がれ~っ。

ごはんのおかずというよりは、まさにおやつ向きなコロッケ!まんまるで一口サイズなので、お月見団子のように、器に高く盛り付けてもかわいいです。

また、今回はクリームチーズを中に包みましたが、ベビーチーズや輪切りにしたソーセージに変更しても甘じょっぱくておいしいので、ぜひお好みの具材を包んで楽しんでください!

十五夜以外も♪

お月見といえば「十五夜」が一般的に広く知られていますが、実は他にも「十三夜」「十日夜」があり、この3つを合わせて「三月見」と呼ばれています

十三夜…十五夜の後にやってくる旧暦9月13日のお月見

十五夜は中国から伝わった、月の神様に豊作を願うものですが、十三夜は日本由来の風習で、秋の収穫に感謝しながら月を愛でるものです。

枝豆や栗などを供えることから栗名月、豆名月などと呼ばれています。

十五夜または十三夜のどちらか一方しか見ないことを「方見月」と呼び、実は縁起の悪いこととされています。可能なら二夜の月を楽しむと◎

十日夜…旧暦10月10日に東日本を中心に行われてきた収穫祭

稲刈りが終わり、田んぼの神様が山に帰る日とされているため、お餅をついたり、稲の茎を束ねた「わら鉄砲」で地面を叩いてモグラを追い払ったり、「案山子(かかし)あげ」といって、田んぼを守ってくれたかかしに団子や餅、収穫物をお供えして、一緒に月を見るといった風習があります。

昔から、十五夜・十三夜・十日夜の3日間が晴れてお月見ができると縁起がよいとされているので、今年は、いろいろな月を楽しんでもみるんのもよいかもしれません! (わが家も狙うはパーフェクト月見!!!)

 

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、またね。

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