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【防災の日】妊娠中に被災したら…避難所&自宅避難で心配なことは?自治体に求める対策は?“先輩ママ”たちの“リアルな声”

  • 2024.9.1
「妊娠中の防災」に関するアンケートの結果とは…
「妊娠中の防災」に関するアンケートの結果とは…

9月1日は「防災の日」です。「ベルタ葉酸サプリ」などを取り扱い、ライフステージマーケティング事業を行うベルタの女性ライフステージブランド「BELTA」が妊娠経験のある131人の女性を対象に「妊娠中の防災」に関するアンケートを行い、結果を発表しました。調査は8月25~28日にかけて、インターネットで実施されました。

「ご自身が妊娠中に被災する可能性について考えたことはありますか?」と聞いたところ、「ある」が60.5%、「ない」が39.5%でした。

妊娠中に「避難所での生活が長引いた時に心配なことを教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「おなかの子どもに必要な栄養ある食事を摂取できるか」で79.1%でした。続いて、52.7%の「体調不良の際にまわりに頼れる環境があるか」、30.2%の「周囲へ気遣うことで精神的に疲弊しないか」、26.4%の「十分に睡眠が取れるか」という順番でした。

また、妊娠中に「被災して自宅で生活する場合どのようなことが心配ですか?」と聞くと、「おなかの子どもに必要な栄養ある食事を確保できるか」が84.5%と最も高く、次いで58.1%の「体調不良の際にまわりに頼れる環境があるか」、24.8%の「災害に関する情報を得ることができるか」、17.8%の「十分に睡眠が取れるか」、0.8%の「特に心配なことはない」という順でした。

続いて、「お住まいの地域の自治体に妊婦に特化した防災対策をしてほしいと思いますか?」と質問すると、「はい」が96.9%、「いいえ」が3.1%と9割以上の人が希望していることが分かったということです。

「妊娠中に被災した際 自治体に求める対策はどのようなことでしょうか?」と聞くと、「妊婦・産後向けの被災グッズ(保温グッズ、栄養補助剤・サプリ、哺乳瓶など)」が68.2%と最も多く、続いて、14%の「避難所で周囲を気にせず休める場所の提供」、9.3%の「自身の健康や出産について相談できる窓口」、8.5%の「妊婦のための栄養面を考えた食事などの健康サポート」という結果でした。

同社は、調査結果を受けて「昨今、防災意識は高まっていますが、ライフステージ変化にあわせた防災意識を持っている方は少ないのかもしれません」と分析しつつ、「ライフステージごとに、被災時に抱える悩みや必要な対策も変わってきます。災害が起きてから、もっと早くに準備しておけばよかった…とならないためにも、妊娠中の方はもちろん、社会も『妊娠中の防災』をはじめライフステージ変化に応じた防災に目を向けて必要な対策を行っていく必要がありそうです」とコメントしています。

オトナンサー編集部

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