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<祖母よ、待って!>飼い犬への思いやりが、あやうく大惨事になりかけた話

  • 2024.9.1

ペットは家族同然の存在ですが、だからといって全てにおいて人間と同じ訳ではありません。
特に食べ物には、よりいっそうの配慮が必要なことでしょう。
そこで今回は、筆者がペットを飼う上で体験した「ヒヤっとエピソード」を紹介しますね!

画像: <祖母よ、待って!>飼い犬への思いやりが「えっ!?」大惨事寸前の事態に、ヒヤリ!

初めての飼い犬

私が17歳の時、我が家に柴犬がやって来ました。
犬を飼うのは初めてだったのですが、人懐こい柴犬は本当に可愛くて、私を含めた家族全員がたちまち柴犬の虜になりました。

「可愛いからこそ、大事にしたいし、長生きして欲しい!」
そう思った私は愛情を込めて柴犬のお世話をしていましたが、ある日、思いがけぬ事件が起こりました。

祖母があげようとしたのは……

そんなある日、食事中に私はとんでもない光景に遭遇してしまいます。
なんと! 同居していた祖母が、柴犬にデザートのチョコレートケーキをあげようとしているではありませんか!
チョコレートは犬にとっては猛毒なのです。

大急ぎで私は「チョコはあげちゃダメ!」と言って、祖母の行動を止めました。
祖母は私の慌てっぷりを見て、ようやく事の重大さを思い知ったようです。

愛しているからこそ守るルール

犬にとってチョコレートは猛毒なのだと告げると、祖母も心底、申し訳なさそうに眉をひそめました。
「そうだったの。美味しい物だからあげたいと思ったけど、犬には、あげちゃいけないものだったのね……」

このような経緯を経た祖母は、それからは一切、人間の食べ物を犬にあげなくなりました。
確かに、可愛いペットに美味しい食べ物をあげたくなる気持ちは分からなくもないです。
ですが、私たちが普段美味しく口にしている食べ物でも、ペットにとっては命を危険にさらすものもあります。飼う側は責任をもって、慎重な行動を取っていきたいですよね!

【体験者:30代・独身女性、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。

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