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なかなか取れない靴や靴下の頑固な臭い……効果的な対策や対処法とは?【家事アドバイザーが解説】

  • 2024.9.1
靴や靴下の頑固な臭い……。一度臭いがついてしまうとなかなか取れないので、悩んでいる人は多いのではないでしょうか。今回は、臭いを落とすためのポイントや、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使った漬けおき方法など、頑固な臭い対策をご紹介します。
靴や靴下の頑固な臭い……。一度臭いがついてしまうとなかなか取れないので、悩んでいる人は多いのではないでしょうか。今回は、臭いを落とすためのポイントや、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使った漬けおき方法など、頑固な臭い対策をご紹介します。

よそのお宅に上がるときや飲み会で座敷席だったときなど、「靴や靴下が臭うのではないか」とドキドキしたことはありませんか。また、人を招いたときに「玄関を開けたら、靴箱の嫌な臭いが漂わないか」と心配する人もいるのではないでしょうか。

一度ついてしまうとなかなか取れない靴や靴下の臭い。今回は、そんな頑固な臭いへの対策を、臭いのもととなるところからご紹介します。

まずは臭いのもととなる足に注意

靴下や靴の臭い対策をしても、そもそも原因となる足が臭っていては効果も半減してしまいます。足の裏はそもそも汗腺が多い箇所なので、臭いやすい部位ともいえるでしょう。

足の裏はもちろんのこと、指と指の間もしっかりタオルなどを使って洗うようにしてください。爪が伸びて汚れが溜まっているのも、臭いの原因となります。

靴下は酸素系漂白剤で漬けおき

酸素系漂白剤は、漂白だけでなく除菌や消臭の効果も期待できるので、靴下の臭い対策におすすめです。40度ほどのお湯に粉末の酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を溶かし、靴下を30分から1時間ほど漬けおきをします。酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)の分量は、メーカーの指定分量を守ってください。

漬けおきが終わったら、そのまま洗濯機に入れてほかの洗濯物と一緒に洗っても構いません。干すときには、早く乾くように片方ずつピンチで留めて乾かすようにしましょう。

干すときは乾きやすいように片方ずつピンチで留める
干すときは乾きやすいように片方ずつピンチで留める



靴の中敷きも漬けおきを

汗腺が多い足の裏の汚れは、靴下だけでは食い止められません。当然ながら、靴の中敷きにもかなりの汚れが溜まっています。しかしながら、靴下は毎回洗っていても、中敷きを洗っている人は少ないのではないしょうか。

靴の臭いが気になる人は中敷きを数枚用意しておき、頻繁に洗うことをおすすめします。靴下と同じように、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)に漬けおきをすると、臭いを抑えることができますよ。

靴はすぐに靴箱にしまわない

玄関に靴を出しっぱなしにするのはだらしないと思う人もいるかもしれませんが、1日分の汗や汚れが染みている靴をすぐに靴箱に入れてしまうと、靴も靴箱も臭ってしまいます。

半日は靴を玄関に出しておき、乾燥させてから靴箱に入れるようにしましょう。脱いだあとに除菌・消臭スプレーをしておくのもおすすめです。

靴も洗う

スニーカーであれば自分で洗うことも可能ですし、最近ではスニーカー専用のコインランドリーもあります。クリーニング店でも安価で洗ってくれるところがあるので、近所のクリーニング店をチェックしてみてください。

革靴も専門店でクリーニングすることが可能ですが、少しお値段がかかります。クリーニングに出すまででもない場合は、濡らしてしっかりと絞った布で中の汚れを拭き取り、完全に乾燥させてください。

靴箱には消臭剤を

詰め替え用消臭ビーズを使えば、安価に対策できる
詰め替え用消臭ビーズを使えば、安価に対策できる


靴箱には消臭剤を入れておきます。最近は詰め替え用の消臭ビーズが安く売っていますので、それを活用するといいでしょう。容器は、100円ショップで売っているお弁当用カップのふたに穴を開けたものがおすすめ。

また、コンビニやコーヒーショップのアイスコーヒー用カップも上に穴があるので、消臭ビーズを入れて再利用するのに向いています。

新聞紙を敷いたり除湿剤を入れたりするのも効果的
新聞紙を敷いたり除湿剤を入れたりするのも効果的


靴箱は定期的に開け放して湿気を逃すことも必要です。その際には、湿気が逆に入らないように、晴天で湿度が低い日に開け放つのがおすすめ。新聞紙を敷いたり、除湿剤を入れたりすることでも、靴箱の中の湿度を下げることができます。

靴や靴下は1つ1つ対策をしていくことで、臭いを抑えることができます。頑固な臭いが気になっている人はぜひお試しください。

文:矢野 きくの(節約・家事・100円ショップガイド)

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