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「終わったね」軽トラで高級寿司屋に行った夫婦。追い出された妻がとった仕返し方法とは!?

  • 2024.9.2

僕は28歳の会社員。憧れの女性と結婚し、農業を営む彼女の実家で義両親と一緒に暮らしながら、幸せな日々を送っていました。そんなある日、結婚記念日に2人で高級寿司屋に行くと……。

妻が選んだ寿司屋は…

1年目の結婚記念日を迎え、私たち夫婦はちょっぴり奮発して高級寿司屋へ行くことに。しかし、妻が選んだ寿司屋は、僕にとって嫌な思い出があるお店でした……。

かつて僕が両親と一緒に食事をしに行ったときのことです。事前に予約して家族でお店へ。しかし、大将はなかなか僕たちを席に座らせてくれません。しかも、予約せず入ってきた裕福そうな夫婦を見た途端、「こちらのお席へどうぞ」と僕たち一家が座るはずの席に通してしまったのです。

そして僕たちは、「お前らが座る席はない」と店から追い出されました。さらに、「うちは高級寿司屋なんだよ! お前らみたいな貧乏人が来るところじゃない」と暴言を吐く大将。そう、この寿司屋は見た目で客を選別する店だったのです。

恐れていたことが起きた!

一方、そんな大将の本性など知る由もない妻。前から行ってみたかった店だといい、僕は嫌な思い出を妻に話すことなく、予約をしました。そして、結婚記念日当日を迎えます。

この日はたまたま愛車を修理に出していたため、農業を営む義父の軽トラでお店に向かった僕たち。ところが、いざ入店しようとすると、大将から拒否されてしまいました。どうやら大将は、相変わらず客を選別している様子。

僕と妻を軽蔑するかのような表情で、「軽トラで来るような客は入店できません」「今日は全メニュー品切れ。貧乏人はお帰りくださ〜い」と高圧的な態度をとってきます。苦い記憶がよみがえる僕ですが、妻を守るために必死に対抗。しかしそのとき、妻がとある行動を取るのです。

妻が呼び出したのは!?

大将のひどい言葉に怒り心頭の妻は、「もういいわよあなた。この寿司屋……終わったね」とひと言。彼女が完全に怒っていることを察した僕は、2人で軽トラに戻ります。助手席に座った途端、妻はなにやらスマホを操作し、誰かを呼び出したよう。

妻が呼び出したのは義両親でした。彼らを連れて高級寿司屋に戻った妻と僕に対し、やはり大将は「帰れ! あんたらに用意できる席なんてない!」と失礼な対応を続けます。妻は、この様子を店の外で見ていた義両親に「聞いた? ここの大将こんな感じなの」と声をかけました。それに気づいた大将は、「えっ!?」と焦り始めます。

実は、義両親はこの寿司屋に長年通っており、農業以外の事業も手掛ける大地主なのです。「実は私、2人の娘です」と明かす妻に、大将はしどろもどろに言い訳。義両親は今回の出来事にすっかり激怒し、「娘夫婦が追い返されたことを知り合い全員に話す」と宣言しました。

客を選別する寿司屋の末路

大将は「今日はお詫びに、タダでお寿司をサービスさせていただきます! どうかご勘弁を……!」と泣きつきます。

しかし、長年ひいきにしていた寿司屋だったこともあり、義両親の怒りは収まらず、一連の出来事について知り合いたちにきっちりと話したそう。結局、客がぐっと減ってしまい、この寿司屋は数カ月後につぶれてしまったのでした。


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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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