【西区拾六町】まさかここで！本格韓国ジャージャー麺が600円で絶品！

2024.9.1

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！今回ご紹介するのは、「ちゃんぽんの店」と謳っている、中華のお店で拾す。タイトルのメニューと違うので、あれ？と思われた方、その秘密は後程～。

場所は、福岡市西区拾六町。国道202号線の十郎川橋東の交差点から、北側に入ってすぐのところにある「天天ちゃんぽんの店」（てんてんちゃんぽんのみせ）というお店です。お店の前に3台の駐車場がありますよ。

1年前にオープン！

こじんまりとした店内は、白を基調とした清潔な雰囲気で、新しさも感じます。ちょうど1年前の8月（取材時）にできたお店とのこと。店主は実は、長年中華料理人として、箱崎に九州大学のキャンパスがあった時から伊都キャンパスに移転した後も、同大学内の稲盛記念館にあった食堂で腕を振るっていました。しかし、腰を患ったことから一度は仕事を辞め、もう再び仕事をすることはできないと思っていたそうですが、3年後に快復し、またお仕事ができるようになったため、こちらのお店をオープンしたそうです。

全席カウンターで７席

メニューの中にあれ？

こちらがメニュー表です。ちゃんぽん、皿うどん、担々麺など、福岡の町中華でよく見るメニューの中に、あれ？というメニューがありませんか？

「韓国ジャージャー麺」です。ジャージャー麺のルーツは中国だそうですが（店主談）、「韓国」がついたメニューがこちらのお店で提供されているのは驚きです。訳を聞いてみると、店主の娘さんが韓国の方と結婚され、そのご主人の要望によりメニューに加わったそうです。韓国の味噌を使った、義理の息子さんお墨付きという「韓国ジャージャー麵」をいただいてみることにしました。 1人ずつポットで提供される、冷たい麦茶をいただきながら、厨房の様子を見ることができますよ。

スープが飛ぶからと、ナプキンを用意してくださってます♪

大きな中華鍋で野菜を炒め、寸胴鍋からスープを注ぎ入れる手つきからは、料理人歴の長さを感じます。

茹で始めた麺は、太い！韓国ではちゃんぽん麺は食べる習慣はないそうですが、ここはちゃんぽんのお店ですからね♪

麺に、たっぷりの肉みそあんときゅうりをトッピングしたら、着丼です。ダークな味噌の色が食欲をそそります。

中国の甜麵醬に似ているけれど、甘みが強くて辛くないチュンジャンという味噌ベースのソースが、豚肉や玉ねぎの甘みと相まって、深い旨みを感じます。茹でたてのちゃんぽん麺も、ソースと絡んで最高！

卓上にあった「自家製の食べるラー油」も試してみることにしました。自家栽培の甘唐辛子や豚ミンチ、干し貝柱に加え、エシャロットも入れて作っているそうです。

色味は白っぽくて、具材がしっかりと見えますね。程よい辛みに酸味も感じる味で、さっぱり味に変化しましたよ。

おいしすぎて、ついつい何度も♪

ソースはたっぷりなので、ライスを入れて食べるのもお勧めだそうですよ。シャキシャキの玉ねぎと、ホクっとした長芋もたっぷり入ったソースを、麺と一緒に最後の1滴まで美味しくいただきました。

大きめの豚ミンチが食べ応えあります♪

懐かしい方も♪初めての方も♪

お店を再開する時は、「老後の楽しみ」（店主談）として、ちゃんぽんと皿うどんだけのメニューを考えていたそうです。しかし、「天天」の開店を知った九州大学の関係者が多く訪れ、昔店主が腕を振るった酸辣湯麵や麻婆豆腐などを、熱烈リクエストされたために、メニューに加わったそうです。因みに、他の麺類を注文すると、残ったスープにお酢や溶き卵、青菜を入れて、新たなスープを提供してくださるというサービスも！