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趣味に使えるお金はいくら?趣味のために何をしている?──20代・30代に聞きました【ライフネット調査】

  • 2024.8.31

趣味や好きなことをするために一番していることは「ポイ活」──。ライフネット生命保険が20代、30代の男女1,000人を対象に行なったアンケート調査で、20〜30代の多くががポイ活や節約に励んでいることが分かった。調査ではまた、世帯年収や自由に使えるお金の額なども聞いている。

■「投資」に取り組む割合は20代より30代が10ポイントも多い

調査は同社が7月、インターネットで「お金と幸福度に関するアンケート調査」として行なった(実施はマイボイスコム)。

「お金の使い方」などについての項目では、20代の世帯年収は300万円未満が25%、毎月自由に使えるお金は2万円未満の人が約半分(45.9%)だった。

お金をかけていると感じるものとして3位だった「旅行・レジャー」は、今後、よりお金や時間をかけたいものとして1位だった。また、直近1年で一番嬉しかったり幸せを感じたりしたお金の使い道は「旅行・レジャー」と「外食・グルメ」となっており、”体験”にお金をかける傾向があることが分かる。

「趣味」についての質問では、20代の約半数(49.6%)が「動画共有サイト(YouTubeなど)」を挙げたほか、同じく20代で多かったのは「インターネット・SNS」44%、「アニメ」37.8%などだった。なお「テレビ」(バラエティ番組など)は23.4%で、「ゲーム」(31.2%)、「映画・ドラマ鑑賞」(31.0%)などを下回った。

また「読書」は20代では31.0%で6位だが、30代では39.8%で、「動画共有サイト(YouTubeなど(41.8%)に続いて2位となったという。

趣味に使う費用は毎月5,000円未満の人が約4割(趣味がある人の41.5%)だった。

その上で、趣味や好きなことに使うお金を増やすために、現在していることについても聞いたところ、最も多かったのが「ポイ活(ポイントサイトの利用)」で64.7%(全体)。以下、「節約」59.3%。「投資」は34.0%だった。

ただ「投資」については年代別にみると、20代は29.0%だったのに対し、30代は39.0%となっており、20代よりも取り組んでいる人の割合が10ポイントも多かったことも分かっている。

なお、趣味や好きなことに使うお金を増やすためにしていることとして、「銀行預金」が30.2%(全体)、フリマアプリなどでの不用品の販売が17.6%、「副業」が11.9%などだったという。

■「推しの存在」が幸せを感じる上で重要

このほか、「幸福観」についても聞いており、「幸せだと思う」と回答した人は全体で20.5%。「やや幸せだと思う」を足すと、57.6%が今幸せだと感じていることが分かった。また傾向として、幸せだと思う人は、自由に使えるお金が多かった。

なお幸せを感じるために重要だと思うことについても聞いており、回答として「恵まれた職場環境」や「推しの存在」などが挙がっている。

ライフネット生命は、「『趣味にかける費用が毎月5,000円未満』と回答した人が約4割、『幸せである』と回答しなかった方が4割強など、今の世相を表すような結果」と分析した上で、「趣味や好きなことに使うお金を増やすために、ポイ活や節約をしている方も多く、自由に使えるお金を増やすのは簡単なことではありませんが、生命保険料に代表される家計の固定費などを見直すことで、普段の支出を抑えられることも」あるなどと指摘している。

文/編集・fuelle編集部

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