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1年中“ねぶた”が楽しめる「星野リゾート 青森屋」

  • 2024.8.31
出典:シティリビングWeb
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昨年「星野リゾート 青森屋」(以下「青森屋」)で、ねぶた祭のエッセンスを体験できるショーを観てから「いつかはねぶた祭に行ってみたい!」と一層その思いを強くしていたのですが、今年めでたく念願かなって観覧してきました!もちろん今回もお世話になったのは「青森屋」

出発前にねぶた祭の概要を聞き、さらに公式パンフレットに掲載されている各ねぶた師の下絵の説明を受けたのですが...

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「ねぶたってどれも似たような感じじゃないの?」なんて思っていた自分を叱りたい!

雄々しい男性像だけではなく繊細な女性像を作るねぶた師がいたり、なんだかちょっとインド調なものがあったりと、しっかり個性があることが判明(下絵の段階でも結構違いがあります)。

こうした事前学習と用意していただいた観覧席のおかげで、初のねぶた祭をめちゃくちゃ満喫できました!

22台の大型ねぶた(山車)が運行する中で受賞できるのはわずか5台。映えある最高位の「ねぶた大賞」は...北村麻子さん作の「鬼子母神」!

出典:シティリビングWeb

大型ねぶたは正面だけでなく360度見応えがあるように作られているのですが、パンフレットに掲載されている下絵は正面図のみで、それ以外の角度のアイデアはお披露目されていないため、全方位のねぶたを楽しめるのは現地ならでは!

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北村麻子さんのねぶたは正面はさることながら後ろ側↑が繊細な美しさで圧巻でした。

ちなみに後ろ正面ねぶたの個人的お気に入りはこちら(諏訪慎さん作)。

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3頭の虎の愛らしさったら!

「知事賞」は竹浪比呂央さん作の「足柄の公時 頼光に随(したが)う」

出典:シティリビングWeb

北村麻子さんとこの竹浪比呂央さんの作品は後述しますが、なんと「青森屋」でも観ることができるんです。

続いて「市長賞」は北村春一さん作「達谷窟伝説」、「観光コンベンション協会会長賞」は北村隆さん作「雪の吉野山 激闘」

出典:シティリビングWeb
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それぞれ水と雪の表現がお見事!下絵を見た時にどのように表現したのかなと思っていたので、実物を見た時の感動は増し増し!下絵から想像を巡らせておくと観覧がより楽しめること間違いなし。

なお、この「知事賞」「市長賞」「観光コンベンション協会会長賞」を受賞した大型ねぶたは、青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」に展示されているので、ぜひ実物の迫力を体感してみてください。

そして「ワ・ラッセ」だけでなく「青森屋」でも、ねぶた祭期間以外に熱狂を感じられる仕掛けがあるんです!なんと毎晩、館内の「みちのく祭りや」では、青森の祭りにちなんだショーを開催。

その会場へ向かう階段には前述の北村麻子さんの作品が彩られていて、さながらミニ美術館のよう。

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さらに大浴場内には青森ねぶたサウナが出現!

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こちらのねぶたは、前述の竹浪比呂央さんが主宰する「竹浪比呂央ねぶた研究所」が手がけたもの。祭り囃子の盛り上がりに合わせたオートロウリュで、唯一無二のサウナ体験が叶います。

サウナで整った後は金魚ねぶたかき氷でクールダウン。

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可愛いだけじゃなくちゃんと美味しい、できる子なんです!

去年の訪問時は朝夕とも落ち着いた雰囲気の「南部曲屋」で食事いただきましたが、今年は賑やかなビュッフェレストラン「のれそれ食道」へ。

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ホタテ生産量トップクラスを誇る青森。帆立と烏賊の海宝茶漬けが私的ナンバーワン!これ毎日でも食べたいくらい!そして青森といえば、の「りんごカレー」。意外にもしっかり辛口なのが最高!

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他に自分で作る海鮮丼や帆立の貝焼きなどなど、地元の特産を生かした料理がたくさん並び大充実の内容でした。

食後は昨年同様「八幡馬ラウンジ」で、ゆっくり今回の旅を振り返って。

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再訪して改めて「青森屋」はエンタメ感たっぷりな場所だと実感!

お祭りに行きそびれて夏が終わっちゃう…というそこのあなた!まだ、というか1年中夏祭り気分を味わえる「青森屋」へレッツゴー!!

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星野リゾート 青森屋

〒033-0044 青森県三沢市古間木山56

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進藤やす子 Yasuko Shindo

雑誌や広告等で活躍中の、おしゃれが大好きなイラストレーター。商品開発に携わることも。著書に「アラフォー女性のスタメンアイテム、見つけた!」(KADOKAWA)、「進藤やす子のファッションダイアリー」(宝島社)、新著に「簡単におしゃれ度UP! 大人の着こなしルール」

 

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