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略奪婚の幸せは長くは続かない。元夫と姉のたどる末路|家族なんていらない

  • 2024.8.31

このお話は、産後間もない主人公・小梅と、家族をないがしろにする夫・靖(やすし)の物語。靖の不倫騒動を含む、人の欲深さや身勝手さが描かれています。小梅との離婚後、すぐに再婚した靖と姉・咲良。新居での新生活を送りながら、靖の夢だった美容院をオープンしたものの、わずか2年で廃業に追い込まれていました。さらに咲良に降りかかった不幸は、それだけではありません。紙屋束実(@kamiya.tsukami)さんによる『家族なんていらない』第63話をごらんください。

©kamiya.tsukami
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靖は廃業に追い込まれ、咲良も退職と借金地獄の道を辿ることに…。人の不幸の上に築かれた幸せは、長くは続かないものなのかもしれません。

小梅と娘・麦ちゃんの15年後…。家族に裏切られたつらさを上書きするほど、幸せに生活してくれていると良いですね。

幸せを守るため、家族との絶縁が必要なことも

©kamiya.tsukami
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このお話の主人公・小梅は、娘が生まれてからも家族を大切にしない夫・靖へのイラ立ちを感じていました。いつまでも自分勝手な靖との夫婦仲が悪化する中、突如として靖の不倫疑惑が浮上。しかも、その相手は小梅の実の家族である姉だったのです…。

出産・育児に追われる中で起きる家族間トラブル。小梅は物語の中で、周囲の人の身勝手すぎる本性を目の当たりにしていきます。しかし、信じていた家族から裏切られる一方、家族以上に信頼を寄せる友人たちの大切さに気づくことができました。

家族という近しい関係性の人と距離を取るのは勇気が必要ではありますが、自分を傷つけてくる相手とは距離を置く選択も忘れてはいけません。自分にとって本当に大切な人と幸せに生きていくために、周囲の人の本質を見極める重要性を考えさせられる作品です。

著者:NAKAMA

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