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神戸・須磨に“通る人を選ぶガード下”があるのなんでやねん!?  A.B.C-Z塚田僚一&大野アナが調査途中に重大ミス…!?

  • 2024.8.31
©️ABCテレビ

A.B.C-Zの塚田僚一とABCテレビアナウンサーの大野雄一郎が、兵庫県神戸市須磨区にある“通る人を選ぶガード下”の謎に迫った。いろんな意味で先輩である塚田が積極的に調査する中で、研究生として参加した後輩・大野アナが“重大な見落とし”をしてしまい……!?

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山陽電車の須磨駅には、とあるマンションのためだけに設けられたガード下(高架下)がある。ここを通れるのは、マンションに関わる人間と車両だけだ。このマンション専用のガード下の謎を解くため、塚田と大野アナは現地調査を開始した。

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大野アナよりも、塚田の方が年齢的にも謎解き歴的にも上だ。そのため先輩・塚田は、後輩・大野アナに「俺についてくれば、ホント大丈夫だから!」「カメラマンさんも置いてっちゃうぐらい、グイグイいくから!」と宣言! その言葉通り、塚田は積極的に調査し、問題のガード下は「マンションが建つ以前、特別な何かのために造られた」と考えた。さらに塚田は、謎の線路を発見して、「山陽電車からマンションの敷地に作業用の車両が出入りしていた」と推理した。

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しかし、塚田のこの推理は外れた。姫路獨協大学の道谷卓先生いわく、問題のガード下があるマンションの敷地には、明治の中頃に巨大な別荘が建っており、その持ち主は“関西の渋沢栄一”的存在とのこと。渋沢栄一といえば、“近代日本経済の父”であり、新1万円札の肖像に採用されたことでお馴染み。その渋沢栄一の関西版の人物を当てれば、塚田と大野アナは100点を取ることができる。

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やがて塚田と大野アナは、答えのヒントがある大阪府大阪市の桜宮橋へ行き、渋沢栄一から「銀行」「金融」「経済」「広大な土地」と連想して、造幣局の造幣博物館にたどり着いた。そこで彼らは、造幣局の「創業時の功労者」という展示を発見し、その中から関西経済界の重鎮・五代友厚が関西の渋沢栄一であり、須磨の別荘の持ち主だと結論づけた。

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塚田と大野アナの推理に道谷先生が返した言葉は、なんと……「100点中0点」! 造幣局は全く関係なく、大川を挟んだ対岸にある藤田美術館が関西の渋沢栄一ゆかりの地で、正解は、近代日本発展の立役者の1人である藤田傳三郎。藤田は、関西電力や南海電鉄の設立に加わり、インフラや交通機関の普及にも貢献した人物だ。彼は、桜宮橋近くに広大な本邸を構え、須磨のほか、東京や神奈川の箱根、京都にも藤田家所有の別邸があった。須磨の別邸は、阪神・淡路大震災後に取り壊されて今のマンションになったのだとか。

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0点という結果に、塚田と大野アナは大ショック! さらに彼らは、衝撃の事実に気付いて頭を抱えた。実は大野アナが、問題のガード下で「藤田架道橋」と書かれたパネルを目にしていたにもかかわらず、スルーしていたのだ。痛恨の見落としに大野アナはもちろん、塚田も「ええ~! ウソ~言ってよ~!」と悔しがった。

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なお、この様子は、情報番組『newsおかえり』の人気コーナー「古川×塚田のなんでやねん!?」の特別版「塚田×大野のなんでやねん!?」8月27日放送回で紹介された。『newsおかえり』は、毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中だ。

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