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プロが教える!メンタルの「強い人」と「弱い人」の違いって

  • 2016.3.16
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良くあの人は「メンタルが強い」とか「もっとメンタルを鍛えたい」なんていうセリフを耳にすることがあるかもしれません。しかし、そもそも筋肉でもないのに、鍛えられるものなのでしょうか?

そこで今回は、心理カウンセラーの筆者が、メンタルの強い人とそうでない人の違いをご紹介します。

 

■メンタルが強い人は傷つかない?

メンタルが強いといわれてイメージするのは、“本番に強いこと”、“大きな失敗をしてもヘコたれないこと”といった場面でしょうか。

多くの人は、メンタルの強い人は大きなショックを受けたり、嫌なことを人から言われたりしても“それほど傷つかない”と思っています。

ですが、実際はみんな血の通う生身の人間です。どんなに図太い人でも、みんな傷つき悲しんでいるのです。

どんなに修行を積んだ偉いお坊さんであれ、どんなに怖いもの知らずの強い男であれ、自分のコンプレックスを刺激するようなことを言われれば、誰だってみんな嫌な気持ちになるのです。

 

■メンタルは鍛えられないのか

とはいえ、メンタルが鍛えられないということはありません。違いは、嫌な気持ちになった“次の瞬間”にあります。

外からの刺激を、自分の中でどう消化するかが問題なのです。刺激を自分の中で肯定化してしまうという手もあるし、取り合うべき問題ではないと判断することも出来ます。

メンタルの強い人は、自分の心に負荷のかかる場面に遭遇した時に、短時間でそのことを俯瞰しさっさと対応する“問題解決能力”を持っています。自分を否定的な気分に浸したままにしないという思考回路を持っているのです。

 

■違いは「セルフコントロール」ができるかどうか

人前で緊張しないようにするには“慣れ”が大切だと思いますよね? しかし、実は一般的に事態を把握しつつ、まともな判断力を持ってことを進められる時は、感情に自分が“支配されていない”時なのです。

セルフコントロールが出来ると、集中力も身に付くし、腹を立てなくていい場面で怒ってしまうようなことも無くなります。

そして、このひどく難しく思えるような“感情のコントロール”は、取るに足らないような日常の気分転換の積み重ねの結果、出来るようになるのです。

 

いかがでしたか? “気分転換”は割と世の中では軽く扱われがちですが、日常の何でもないことで自分の気分を整えておくことはとても大切です。

気分が整わない時に歌を歌ったり、散歩をしたりして、自分の心をフラットな状態、もしくは少しいい気分にしておくようにしましょう。その結果、感情に支配されないメンタルの強い女性になっていきますよ。

【著者略歴】

※ 波登かおり ・・・ 心理カウンセラー。『自己肯定観向上プログラム』を確立。セルフコントロール“自分の元気の作り方”を提案している。著書『1分間元気チャージ』幻冬舎他。

【画像】

※ Nikodash / Shutterstock

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