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【超ネタバレ】『となりのMr.パーフェクト』全話あらすじ見どころ総まとめ

  • 2024.8.30
幼なじみを演じるのは、チョン・ヘインとチョン・ソミンの二人!ハプニングで倒れ込む二人。ついに胸キュンシーンが…! Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中
幼なじみを演じるのは、チョン・ヘインとチョン・ソミンの二人!ハプニングで倒れ込む二人。ついに胸キュンシーンが…! Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中

この夏、大注目のドラマ『となりのMr.パーフェクト』をご存じですか?Netflix (ネットフリックス)で独占配信中の韓国ドラマで、2024年8月17日(土)に初回放送・配信されるやいなや、世界総合TOP3、さらに日本でも2024年8月29日現在TV部門でTOP2に入っており話題沸騰中の作品です。

【ネタバレを含みます。ご注意ください】

『となりのMr.パーフェクト』ストーリー

4歳の時から一緒の二人。高校時代ももちろん一緒です Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中
4歳の時から一緒の二人。高校時代ももちろん一緒です Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中

チェ・スンヒョは建築アトリエ「イン」代表の若き建築家。実力もビジュアルも性格も完璧で周囲からの評判も高い。

そんな彼には幼なじみがいる。エネルギッシュで、学生時代の成績はいつも一位、人生で一度も失敗をしたことがないペ・ソンニュだ。世界的な大企業のマネージャーとして活躍する彼女だったが、ある日突然壊れてしまう。

人生を再起動させようと韓国に戻るソンニュ。再会した二人。

お互いの黒歴史を共有する幼なじみの男女が再び出会ったことで、次第に互いの人生に豊かな笑いと温かいときめきをもたらしていく存在となっていくロマンティックコメディー。

【登場人物】『となりのMr.パーフェクト』メインキャラクター

■主人公:チェ・スンヒョ(チョン・ヘイン)

ラブコメに初挑戦のチョン・ヘイン Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中
ラブコメに初挑戦のチョン・ヘイン Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中

完璧なルックスと性格の持ち主。韓国の建築業界で最も注目される若手建築家で、建築アトリエ「イン」の代表を務める。

フランス・パリ生まれで、4歳の時に韓国に戻る。母親の友人の娘であるペ・ソンニュとは、その頃からの幼なじみだが、エネルギッシュな彼女に振り回されてばかり。ソンニュとの再会によって、平穏な生活に波乱が起き始める。

■主人公:ペ・ソンニュ(チョン・ソミン)

チョン・ヘインの相手役は、数多くのラブコメで視聴者を胸キュンさせてきたチョン・ソミン Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中
チョン・ヘインの相手役は、数多くのラブコメで視聴者を胸キュンさせてきたチョン・ソミン Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中

幼いころから頭がよく、成績は常にトップを誇るエネルギッシュな女性。内向的な幼なじみのスンヒョをぐいぐい引っ張っていくようなタイプ。

大学卒業後は、誰もが知るような世界的な大企業のプロジェクトマネージャーとして活躍していたが、人生の危機に直面し、故郷の韓国へ戻ることを決意する。

■チョン・モウム(キム・ジウン)

スンヒョとソンニュの幼なじみで、ヒーローに憧れていた。現在は救急隊員として働いている。二人の”黒歴史”を最もよく知る人物。

■カン・ダノ(ユン・ジオン)

チョンウ日報の記者。「記事は手でなく足で書くものだ」という現場優先主義の信念を持っている。引っ越し先で、幼なじみ3人組に出会う。

1話 カムバック

■1話あらすじ

自慢の娘・息子を持つ母親たち、この日も「子どもたちのマウント合戦」開幕!?

韓国大建築学科を首席で卒業し、国際建築賞まで受賞した若手建築家の注目株のチェ・スンヒョ(チョン・ヘイン)と、大学卒業後、世界的に有名な大企業グレイプで働いているソンニュ(チョ・ソミン)。二人は4歳からの幼なじみだ。

そんな二人の母親ソ・ヘスクとナ・ミスクも、高校時代からの親友。

この日も、名前の最後に”スク”がつく仲良し4人組”スク姉妹”で、登山に来ていた。登山中も、二人はいつものようにお互いの子どもの話でマウントを取り合う。

また建築関係で賞を取ったスンヒョと、国際弁護士と結婚するソンニュ。

どうやらこの日は軍配はソンニュを娘に持つミスクにあがったようだ。

ちょうどその頃、ソンニュは空港に…!?

一方その頃、ソンニュは密かに帰国し、救急隊員の親友チョン・モウムを空港に呼び出していた。突然の知らせにモウムも戸惑う。

そのまま、高校時代の思い出の韓国料理店に向かう二人。けれど、ソンニュの弟ドンジンも同じ店を訪れたのに、コソコソと姿を隠すところを見て、家族にも帰国を伝えていなかったことに気づくモウム。ソンニュは、サプライズだと誤魔化す。

そんなことで誤魔化されるはずが…と思いきや、なぜかノってしまうモウム。バルーンを手に、パーティー用サングラスや帽子、カチューシャを身にをつけてソンニュの家に向かおうとするが、職場からの緊急出動の要請を受けて署に戻ってしまう。

一人取り残されたソンニュは、よく通っていた銭湯が新しい建物になっているのを見て、思い出に浸る。

そこで幼なじみのスンヒョと鉢合わせる。その建物は、実はスンヒョが立ち上げた設計事務所だったのだ。

感動の再会…ではなく会った瞬間から、くだらない口喧嘩を繰り広げる二人。

”スク姉妹”が現れ、大ピンチ!?

その場を立ち去ろうとするソンニュだったが、登山帰りの”スク姉妹”と父親が歩いてくる。

「一度だけでいいから助けて」と、ソンニュはその場にあった大きな段ボールの中に隠れる。

口裏を合わせる気はなさそうなスンヒョだったが、母親たちがソンニュのピンクのキャリーケースに関心を寄せるのを自分の物だと誤魔化したり、世間話をしたりしてなんだかんだでソンニュの危機を救うのだった。

勝手に事務所に上がり込み勝手気ままに振る舞うソンニュだが、何かを隠していることに気づくスンヒョ。けれども何を聞いてもソンニュははぐらかすばかり。

その後も中々家に帰ろうとしないソンニュに、「おばさんの性格上、先延ばしにするほどこじれるからさっさと解決した方がいい」と忠告するスンヒョだった。

母親に告白…

口喧嘩をしながらも二人で帰っていると、いきなりキャリーケースを開けて、防具がわりに服を何枚も着込み始めるソンニュ。

「正気ではない」と言いながらも、なぜそこまでする必要があるのかスンヒョは理由を問う。

勇気を出し「婚約破棄した」とソンニュが告白した瞬間、その背後には誰よりも恐れていた母親ミスクの姿が。どうしようもなくなったソンニュは「婚約破棄した、だから結婚しない。式場もキャンセルした」と明かす。怒りが湧き上がり、殴りかかるミスク。

とっさにソンニュは、スンヒョの後ろに隠れる。

その後もいきさつを詳しく聞こうとするが、ソンニュが話そうとしないため、ネギで攻撃を続ける。…が、攻撃はスンヒョに当たるばかり。ミスクの怒りはなかなか収まらない。

それどころか、ソンニュが「会社もやめてきた、今は無職だ」とさらに追い討ちをかけたことでミスクの怒りは頂点に。ソンニュは、スンヒョの手を引いてその場から逃げ出す。

幼なじみにだけ打ち明ける帰国の理由

なんとかミスクをまいた二人は、ベンチに座って話し始める。

そこで、ソンニュは初めて「人生がオーバーヒートした。ずっとフル稼働でCPUが壊れて、再起動するしかなくなった」と、帰国した理由を語り始める。

その後、ソンニュの家族から休戦宣言を受けて帰宅した二人。だが、子どもの頃と同じように孫の手を持って迎えるミスクを見てソンニュは悲鳴を上げるのだった。

すると、スンヒョは素早く家から出て玄関のドアを押さえ、ソンニュが逃げようとするのを阻んだ。そして、二人が話し出したのを確認すると、幼い頃ソンニュがフランス帰りで韓国語が上手くできずにいじめられた自分を守ってくれたことを思い出して微笑みながら、自分の家に帰っていくのだった。

「ペ・ソンニュがきたから騒がしくなるな」とつぶやきながら。

■▶︎1話のここに注目

・ソンニュと母親の関係性

突然帰国した娘の姿に驚くのは理解できるものの、”婚約破棄”した娘を抱きしめ優しい言葉をかけるのではなく、怒って殴りかかることに、びっくりした方も多いのでは…!?

親子の関係がどのように描かれていくのか、気になるところです…!

・人生再起動のソンニュ、これから先どんな選択をしていくのか?

幼い頃から頭が良く、いわゆる”勝ち組”の人生を送ってきたソンニュ。そんな彼女が何もかもが嫌になり、人生の再起動ボタンを押したことで始まったこのストーリー。

生まれ育ったこの町で、どんなふうに人生をアップデートできるのか注目です。

・幼なじみ同士の…

1話では腐れ縁の、会えば憎まれ口を叩く二人の姿が描かれましたが、ここから先の二人の関係は恋愛に発展するのか…? そして、ラストシーンのソンニュが帰ってきたことに対するスンヒョの微笑みも意味深…!

■▶︎タイトルは「カムバック」→「カムバックホーム」に変化

地元を離れていたソンニュが再び現れたことや、今後のソンニュの人生も予感させるようなタイトルからソンニュが家族の元に帰ってきたことを意味するカムバックホームに変化。

今後、このカムバックした町でどのような物語が紡がれていくのか期待が高まります。

2話 憎い

■▶︎2話あらすじ

高校時代、ソンニュはバイト代を貯め、母親のミスクに金のブローチをプレゼント。親思いの娘に感動していたミスクだったが、今は婚約破棄をし無職になった娘に愕然とする。しかも、浮気をしたとまでいうのだ。

そんな器じゃないと本当の理由を訪ねようとするが、「ただうんざりして。同じ会社に何年も通うのもうんざりなのに。それで両方ともやめた」と話すソンニュ。

今後どうするのか問われても、「ひとまずたくさん寝て、たくさん食べて、何もせずに過ごし、幸せな無職になる」と納得のいく説明をしてくれないソンニュに、ミスクのイライラは募るばかり。ご飯を食べる資格はないと、ご飯の用意もしない。

気まずい雰囲気の中、スンヒョとモウムが自宅を訪問し、一緒に朝食をとる。そこでまた弟とくだらない兄弟喧嘩をはじめたことで、母ミスクの怒りが沸点に。

ミスクは地下室に向かい、ストレス発散にドラムを叩き始める。

朝食後、親友のモウムも婚約破棄と退社の理由を聞き出そうとするが、ソンニュは口を閉ざしたままだった。

その日の午後、ソンニュはミスクに命令され、スンヒョの会社に開業祝いの餅を届けに行った。スンヒョの歴史を知りたいと従業員のイ・ナユンに頼まれ、フランスで生まれ育ち韓国語ができない彼の面倒を見てあげたと説明。彼を育てたのは自分だと胸を張った。

しかし、同じ出来事を全く違う視点で見ていたスンヒョは反論する。ソンニュは人生で初めて出会った変人で、彼女のせいで幼い頃から散々な目に遭ってきたと。

共同代表のユン・ミョンウとナヨンは、初めて見る幼稚な彼の姿に驚くのだった。

その頃、ソンニュが婚約破棄したことと大企業を退社したことが町中の噂になっていた。

たまたま井戸端会議をする人々の話を聞いてしまい、イライラする母親のミスクは、友人でモウムの母親ジェスクの不動産屋に立ち寄る。

そこでスンヒョの会社の開業式に、嫌いなヒ姉妹まで招待されていると知るミスク。イライラは収まるどころか、募っていくばかりだった。

翌日、娘が話してくれないので、元婚約者に電話をかけるミスク。けれどソンニュに見つかってしまい、電話番号を削除されてしまう。

そのままソンニュは外出し、バスに乗り込む。そして外の風景をぼーっと眺めながら、アメリカでのことを思い出していた。

職場の同僚から人種差別を受けたり悪口を言われたこと。限界をむかえ婚約者に助けを求めたが、浮気している姿を目撃して絶望したことを…。

開業式の日。ミスクはおしゃれに着飾り準備をしている。ソンニュからもらった金のブローチを付けようと思い、探すものの見つからないまま開業式に向かうことに。

開業式には、スンヒョの母ヘスクが招待したヘスクの同級生たちが訪れていた。その中には、ミスクの嫌うあの“ヒ姉妹”の姿も。

ヒ姉妹は、わざとミスクにソンニュのことを聞く。もちろん知った上でのことだ。

さらにトイレに入っていると、外から話し声が聞こえてくる。

「凡人なのにプライドだけ高い。ヘスクくらい賢かったのに貧乏で大学を諦めた。優秀な娘がいたら人生が変わるとでも? 婚約破棄されたからもう落ち目でしょ。母と娘の運勢は似るって言うしね」

そんな言葉を聞いてミスクは外に出られなかった。

しばらくしてソンニュが例の金のブローチを届けに来たが、ミスクは追い払おうとする。

自分の存在が恥ずかしいのかとショックを受けるソンニュ。

そこに、ヒ姉妹がやってきてしまい、ミスクはつい、「別の大企業にスカウトされたから直ぐにアメリカに戻る」と嘘をついて見栄を張ってしまうのだった。

帰宅したソンニュとミスク。

開業式でのミスクの態度に失望したソンニュは、嘘が上手いと皮肉ると、ミスクは嘘ではない、お金をあげるから航空券を買ってすぐにアメリカに行けと叫んだ。

さらに、キャリーケースを階段から投げて家から追い出そうとするミスクと大喧嘩になったソンニュは、「私は、母さんの自慢でなきゃいけない!? 欠陥や傷があったら親子じゃいられないの? 私は母さんの勲章じゃない」と叫び家を飛び出した。

家の外にはスンヒョがいて、こっそりその話を聞いていた。

スンヒョはソンニュを捜し、いつものように近所の公園で発見する。

2人はジャングルジムに上り、思い出話に花を咲かせる。

そして雨が降り始める中、突然子どもの頃のエピソードを持ち出して笑い始めるソンニュに、無理に笑わなくていいと言って傘を閉じた。雨で涙をごまかせるように。ソンニュは思い切り泣いた。

雨上がり。スンヒョの涙もいつの間にかひいていた。支払いの遅れと顧客不足のせいで事業が上手くいっていないと打ち明けるスンヒョに、いつもどおりのソンニュに戻り、アニマル柄の服に着替えて自分が回収に行くことを提案した。

これにスンヒョは、正気ではないと笑いながらも、ヒョウ柄の服を着るソンニュを見たくないから絶対に会社は潰さないと誓うのだった。

一日中外をうろうろして翌朝、帰宅したソンニュは、父親のグンシクからの朝食の誘いを断り、部屋へ直行すると驚きの光景が。物置になっていた自分の部屋が、昔の部屋そっくりに再現されていたのだ。感謝の思いを伝えに、キッチンに向かうソンニュだった。

建築家であるスンヒョがミスクからの依頼を受け、仕事そっちのけで家具や壁紙を選び、リフォームしてくれていたのだ。ソンニュが、何日でも、何ヶ月でもいられるように。

キッチンに戻ると、今日はソンニュの分の朝食も用意されていた。母ミスクの胸には、ソンニュがプレゼントしたブローチがきらり。笑顔いっぱいの幸せな食卓が久しぶりに戻ってきたのだった。

その夜、スンヒョがベッドに横になると、天井にはたくさんの星が。

かつてソンニュが天井に貼った星のシールを、リフォーム後もそのまま再現してくれていたのだ。喜びのあまりスンヒョに電話をすると「お願いだからカーテンを締めてくれ」と言葉が返ってくる。ソンニュが窓を開けると、隣の家にスンヒョが。

スンヒョも、実家に戻ってきたのだ。これで、また隣の家に住む幼なじみに戻った二人だった。

■▶︎2話のここに注目

・ソンニュと母親のすれ違う思い

仕事も恋愛もどん底で失意のまま韓国に戻ってきたソンニュ。「よくやった。休め」と、これまで頑張ったことを認めてほしいのに、両親は分かってくれない…。

期待をかけすぎ…? 感も否めませんが、母親のミスクの「自分の人生には福がなくても貧しくても、娘の人生が華やかならいいと思っていた」という気持ちも分からないでも…。

大好きな母親だから認めてほしいソンニュと、自慢の娘だから今のソンニュの状況を素直に受け入れられないミスクのすれ違いがもどかしい!

・ソンニュが開業祝いにスンヒョに贈ったザクロ(韓国語でソンニュ)の木。

花言葉は“豊か”。韓国では結婚式や、祝賀行事によく使われるこのザクロの木。

もちろんソンニュの言ったように”豊かさ”を象徴する木ともいわれていますが、”愛が続くことを願う”という意味も…。つい勝手に深読みしてしまいます…!

・部屋の天井に星のシールを貼る高校生のソンニュ。

幼なじみを演じるのは、チョン・ヘインとチョン・ソミンの二人!ハプニングで倒れ込む二人。ついに胸キュンシーンが…! Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中
幼なじみを演じるのは、チョン・ヘインとチョン・ソミンの二人!ハプニングで倒れ込む二人。ついに胸キュンシーンが…! Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中

椅子に乗って、バランスを崩して倒れそうに。スンヒョがソンニュを抱き止め、そのままベッドに倒れ込む2人。ベッドの上で重なり合い、高鳴る鼓動…。

この鼓動は、スンヒョの鼓動? ソンニュの鼓動? それとも2人の…!?

■▶︎タイトルは「憎い」→「思い」に変化

母親に対する”憎しみ”の感情に悩むソンニュに対して、「月が地球を回るように憎しみにも衛星がある。相手に対する期待、信じたい思い、大事に思う心、全部セットだ。その思いが軌道を外れたり逆行すると憎くなる。思いがなきゃ憎まない」というスンヒョのセリフが印象的でした。

好きだからこそ、生まれてしまう「憎しみ」に焦点が当たった2話でした。

▶︎3〜4話あらすじ&注目ポイント

3話 停止線

■▶︎3話あらすじ

ソウル全国水泳選手権大会に200m自由形の選手として出場するスンヒョ。

重要な試合にもかかわらず両親は共に忙しく来られない。けれど観客席には、ソンニュの姿が。恥ずかしいと言いつつも、ソンニュの応援もありスンヒョは見事優勝し、韓国代表の座を掴んだ。

そんな昔の夢を見ていたが、隣の家のソンニュの大声で起こされ、不機嫌な様子のスンヒョだった。

翌日スンヒョが事務所に出勤すると、大きな案件が入ってきたと他の会社のメンバーが大喜びしていた。経済的にピンチだったため、この案件が上手くいけば軌道に乗るからだ。

しかし、スンヒョはあまり関心がない様子。興味を示しているのは母校であるヘルン高校の体育館改築のコンペだったからだ。

一方無職生活を送り始めたソンニュは、”時間割”を立てていた。ゲームをする、ボーっとする、テレビを見る、昼寝をするなどなど。

しかしスケジュール通りに過ごし、結局退屈になったソンニュは、仕事終わりのスンヒョとモウムを漫画喫茶に誘う。

幼なじみ3人で楽しい時を過ごし、そのままゲームをしに行こうと提案するソンニュだったが、資格の勉強や仕事で忙しい二人は帰ってしまう。

そんな二人の姿を見て、自分はこのままでいいのかと不安に思うソンニュだった。

翌日、高校時代の担任の先生ユ・ジネと実家の食堂で再会するソンニュ。ジネの注文した量が多いので、母校のヘルン高校まで運ぶのを手伝うことに。

そこでジネから、グローバル企業グレイプで働く先輩として、生徒たちに特別講義をしてほしいと頼まれる。断り切れずに教壇に立つソンニュ。学歴や職歴、グレイプでの業務内容などについて話したあと、生徒からの「高校時代の夢は?」という質問に言葉を詰まらせる。

母校の高校を訪れる二人。当時から有名なコンビだったらしい Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中
母校の高校を訪れる二人。当時から有名なコンビだったらしい Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中

暗い表情で校舎から出てきたソンニュは体育館の改築コンペの現場説明会を終えたスンヒョに捕まり、一緒に学校の裏山へ。

嫌々ながら10年前3人で埋めたタイムカプセルを掘り起こすのを手伝わされる。しかし30分掘っても見つからない。我慢の限界に達してその場を去った。

スンヒョは、富裕層高齢者のためのシルバータウン建設に関する、YR社との打ち合わせに参加していた。けれども、海外デザインを真似て設計してほしいという要望に怒り、案件を拒否する。

建築家としてのプライドを守りたいスンヒョと、会社を守っていくために儲けを優先させたいミョンウ。

ミョンウは「仕事に私情を持ち込むな!お前は水泳のことばかり…」とつい失言してしまう。スンヒョは無言のまま、その場を立ち去るのだった。

その後会社へ戻る途中でソンニュに遭遇したスンヒョ。ヘッドハンターから良い条件の仕事を紹介されたと話すソンニュに、本当にやりたい仕事をしろと言い聞かせる。

けれどソンニュは、「夢を追えるのは余裕がある人だけの特権。地中海性気候で生きているスンヒョとは違って自分の人生はシベリアだ」と苦しさをぶちまける。

その言葉を聞いて、スンヒョは「分かってる。俺にも冬があったから。覚えていないのか」と悲しそうな顔を見せる。スンヒョにも、韓国代表として試合に出る前に交通事故に遭い、夢を断念せざるをえなかった過去があるのだ。

翌日、部下のイ・ナユンからも、ソンニュと同じことを指摘され、ハッとする。そして会社の発展のためにも仲良くするよう助言されたスンヒョは、ミョンウと和解する。

一方のソンニュもスンヒョに言われたことで自分の進むべき道について悩んでいた。

そこで自分の夢を確かめるため、真夜中に母校の裏山に向かいタイムカプセルを探すが見つからない。ソンニュが先にタイムカプセルを見つけていたからだ。10年前にソンニュが書いた手紙を読んでからかうスンヒョ。

追いかけてくるソンニュから逃げるため、スンヒョはプールに飛び込んだ。

そして水泳を辞めて以来初めてプールに入ると打ち明け、水泳ができなくなって部屋にひきこもっていた時のことを覚えているかと尋ねる。

気力を失っていたスンヒョの部屋にあの手この手を使って突撃訪問し、最終的にソンニュの勢いに負けて口を開いてしまったあの時のことを。

続けて「昔のお前はハツラツとしてた。でも今は味気なくてつまらない。イマイチだ」と挑発するスンヒョに怒ったソンニュは、かなづちにもかかわらず水に飛び込む!

そして、初めてグレイプを辞めてからの不安を口にするソンニュに、水泳を辞めた時、同じような気持ちだったと共感。

自分も新しい場所で泳げるのかな…と呟くソンニュに、自分が建築の仕事を見つけたようにソンニュも見つけられると答える。そして、もしグレイプ退社前、破談前に戻れるなら戻りたいかを尋ねるスンヒョ。戻らないと即答するソンニュに、「それならいい」と微笑みながら答えるのだった。

■▶︎3話のここに注目

・タイムカプセルに入れたスンヒョの手紙。

「10年後なんて遠すぎる。その頃なら、ソンニュに告白してるよな?」

ついに明かされた当時のスンヒョの想い。この時の気持ちが、どう変化して現在の二人につながっているのか…早く知りたい!

・高校からの仲良し4人組”スク姉妹”。

チーム名を可愛い名前にしようと、“スク姉妹”から、“香り高く生きる・ラベンダー”に改名。学生時代の友人と、大人になって子どもができてもくだらないことで楽しめる関係が素敵!

・二人の周囲にも変化が…!?

救急患者の搬送中渋滞に巻き込まれた時、交通整理をして助けてくれた”干潟守護隊”のTシャツを着た男性に感動したモウム。後ろ姿しか見ていないため、一度会ったことのあるカン・ダノ記者と知らずにときめく。

こちらも、恋の予感…!?

■▶︎タイトルは「停止線」→「出発線」に変化

今回も意味深なタイトル…!

ソンニュが人生に悩み、一度立ち止まっていたものの、この話を通して「自分の夢を見つける」と新たなスタートを切ったことも含まれていそうです。また、スンヒョの止まっていた恋心が動き始めたことを暗示している? …とも思わせるタイトル。ストーリーの最後で、タイトルが変化する演出にも注目です!

4話 過去完了

■▶︎4話あらすじ

10年前埋めたタイプカプセルを開け、手紙にソンニュへの想いを書いたことを思い出したスンヒョ。手紙を奪おうとするソンニュの手を振り払い、家に逃げ帰った。

もう時効になった感情だと、自分に言い聞かせるスンヒョだった。

一方、自分の夢を知りたかったソンニュだったが、何をしたいかは書かれておらずヒントすら得られなかった。

翌日、本から自分の夢を見つけようと図書館へ向かう途中スンヒョと遭遇したソンニュは、コーヒーを飲むためにアトリエ・インに立ち寄る。

そこに共同代表のミョンウが新しい案件を持って現れる。ソンニュが少し前まで勤めていたグレイプがソウルに社屋を建てるため、建築事務所を探している。二つの候補のうち、一つに選ばれたのだという。

けれども立ちはだかる言葉の壁。ソンニュはミョンウに助けを求められるが、すぐにはOKと言えない。結局、悩んだ末にスンヒョのため、引き受けることにする。

数日後、ソンニュの助けを借りてオンラインミーティングを無事に終える。しかし、会議終了後、もう一つの候補ファウン建築に既に内定してるというのを、グレイプの社員が話しているのを聞いてしまったソンニュは、すぐにスンヒョにこの事実を伝え、グレイプなんか相手にしなくていいと怒る。

しかしスンヒョは、仕事の手を抜かないのが自分の原則だといい、仕事を続ける。納得できないソンニュはもう辞めると宣言し、会社を飛び出したのだった。

けれどもグレイプとのミーティング当日、二人のために現れたソンニュだったが、プロジェクトの責任者として現れた元同僚のクリスを見て凍りついた。

「君を信じてる」という言葉でソンニュを巧みに操って仕事を押しつけたり、3年前に休職した理由についての噂を広げたりした張本人だったからだ。

休憩中、トイレから出てきたソンニュに、クリスは親しげに近づくと「君が辞めて本当に残念だ。使い勝手のいい賢くて便利なアプリだったのに…」と暴言を吐き、本性を現す。

その様子を目撃したスンヒョがカッとなって胸ぐらを掴む。

ソンニュはスンヒョを止め、プロジェクトを抜ける宣言をしたあとにクリスを殴り、自ら過去の清算をするのだった。

もう今回の案件はだめだと悟った二人。ところが、ミョンウの意外な人脈により形成逆転。なんとグレイプの副社長とSNSを通じての友人だったのだ。クリスは解雇、その上旗艦店の設計を任されることになったアトリエ・イン。

ソンニュは喜びを抑え切れず、スンヒョに抱きつくのだった。

■▶︎4話のここに注目

・ソンニュに抱きつかれた瞬間、アメリカにいるソンニュを訪ねた時のことを思い出すスンヒョ。

好きなマンガ本を渡した瞬間、ソンニュに抱きしめられてドキドキした記憶が…! その時と同じような表情を浮かべるスンヒョ。もしかして、同じ感情がまだ胸の奥に隠れているの…? 胸キュン必至のシーンです!

・ついに幼なじみ3人組全員と出会うカン・ダノ記者。

”THE良い人”なダノには、隠し事が…!? Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中
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3人が幼なじみだと知って羨ましがっていたが、以前住んでいた場所を聞かれると急に立ち去ってしまいます。

ダノの過去に何があるの…!?

・実は10年なんて待ち切れないと、手紙をすでに回収していたモウム。

怪しむモウム。まだ憧れの”干潟マン”だとは気づいていない… Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中
怪しむモウム。まだ憧れの”干潟マン”だとは気づいていない… Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中

ついでに2人の手紙も読んだと明かす、意味深な笑みを浮かべるモウム。もしやスンヒョの気持ちに気づいている!?

■▶︎タイトルは「過去完了」→「現在完了進行形」に変化

過去完了とは、ある動作が過去のある時点で完了したことを表しています。

そして現在完了進行形とは、過去のある時点から現在までの動作が継続して進行していることを表していて…ということは、ずっとスンヒョはソンニュが好きだったということ!?

今回も最高のサブタイトルです…!

『となりのMr.パーフェクト』配信スケジュールは?

2024年8月17日に配信がスタート。毎週土・日曜に配信されます(予定)

第1話 2024年8月17日(土)配信済み

第2話 2024年8月18日(日) 配信済み

第3話 2024年8月24日(土)配信済み

第4話 2024年8月25日(日)配信済み

第5話 2024年8月31日(土)配信予定

第6話 2024年9月 1日(日)配信予定

第7話 2024年9月 7日(土)配信予定

第8話 2024年9月 8日(日)配信予定

第9話 2024年9月14日(土)配信予定

第10話 2024年9月15日(日)配信予定

第11話 2024年9月21日(土)配信予定

第12話 2024年9月22日(日)配信予定

第13話 2024年9月28日(土)配信予定

第14話 2024年9月29日(日)配信予定

第15話 2024年10月5日(土)配信予定

第16話 2024年10月6日(土)配信予定【最終回】

※変更の可能性もあり

今最高に注目の韓国ドラマ『となりのMr.パーフェクト』はNetflix (ネットフリックス)で独占配信中。

本記事執筆時の8月30日時点で4話まで公開されています。幼なじみの二人の恋が、どのような結末を迎えるのか…。配信が待ちきれません!

Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中

【テキスト=田村真梨】

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