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マーベル85周年の軌跡を辿る特別映像公開!『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』よりレッドハルクの姿も

  • 2024.8.30

8月31日(土)に、マーベルが85周年を迎えることを記念し、これまでの壮大な軌跡をたどる特別映像が解禁された。

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コミックから始まり、映画やドラマシリーズ、アニメーション作品など様々な形で世界中に衝撃と感動を巻き起こす超大作を数多く生み出し、次々とエンターテイメント史を塗り替え続け世界中の人々に愛され続けているマーベル。現在、多くの作品がディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて配信中。そして今後も、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025年2月14日公開)、『サンダーボルツ*(原題)』(2025年公開)といった映画の劇場公開や、「アガサ・オール・アロング」、「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」などドラマシリーズの配信も控えている。

1939年8月31日は、そんなマーベルの“始まり”である「MARVEL Comics #1.」が創刊された記念日。解禁された特別映像では、誕生から現在に至るまで、そしてこれからの作品の新たなシーンが映しだされる。壮大な物語と人々の心に残る魅力的な数多くのキャラクターの“生みの親”であるマーベル・コミックの原作者スタン・リーが、我が子のようにヒーローたちへの愛を語る姿から始まる本映像。コミックからアニメ、そして実写へと広がり続けるマーベルの世界だが、マーベル・スタジオの社長でMCU全作品のプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギは「コミックス、そして映画にとってストーリーは最も重要な要素だ」と“物語”の重要性を力説。85年という時を重ね紡がれてきたマーベルの物語は、“裏切り王子”ロキ役のトム・ヒドルストンが「マーベルは巨大なキャンバスだ。人間とはなにかを探求し続けてる」、そして『ブラックパンサー』(18)、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(22)でワカンダの女王ラモンダを演じ第95回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたアンジェラ・バセットが「世代も文化も超えて心に届くストーリーなんです」と語るように、様々な垣根を超えて愛され続けるものになっている。

そしてそんな物語に欠かせないのが、映像でも次から次へと登場する勇敢なヒーローたち。「私が物語で描きたいのは、誰もが共感できるような人間味あふれるヒーローたち。最後に一言だけ…エクセルシオール!」とおなじみの名フレーズとともに、“愛されるキャラクター”へのこだわりを語るリーの姿が映しだされている。そして、映像のラストでは、劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』より、MCU初参戦のハリソン・フォード演じる米大統領サディアス・ロスが、ダイナミックに”レッドハルク”へ変貌する姿が。“ハリウッドの生ける伝説”による、これからのマーベルのさらなる快進撃の合図と言わんばかりの”咆哮”で締めくくられた。

改めて、世界興行収入やアカデミー賞ノミネートなど、数々の“偉業”を振り返っていこう。まず『アイアンマン』(08)は、いまだ世界中から愛され続ける、MCUの挑戦となった“第1作目”。天才的な頭脳を持つ実業家トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が、圧倒的戦闘力を誇るパワードスーツを開発し、テロ組織を撲滅する物語が描かれた。アベンジャーズの“代表格”としてのちに世界的人気を集めるアイアンマンの実写デビュー作は、当時あったコミック実写化を不安視する意見を跳ね除け、批評家からも高い評価を獲得し大ヒット。16年たったいまもなお愛され続ける大人気作だ。

ヒーロー映画史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされた『ブラックパンサー』(18)は、最新テクノロジーを持つ文明国ワカンダで王位を継いだティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)が、漆黒の戦闘スーツを纏いブラックパンサーとして祖国の危機を守る物語。ヒーロー映画はアカデミー賞作品賞と相性が悪いというこれまでの風潮をガラッと覆す偉業を達成し、作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞を見事受賞した。

そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)は、最凶最悪の敵サノスにより生命の半分が消し去られた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)の物語の続きを描く超大作。最終決戦では、1本の映画作品としてはありえないほど多くのヒーローが登場しながら各ヒーローの見せ場がしっかりと設けられ、多くの人々の心を震わせた。当時の歴代最高興行収入を記録した本作は、世界中の心を鷲掴みにし、映画史に堂々と歴史を刻んだ。

また、マーベルに新たな歴史を紡ぐ作品にも注目だ。9月19日(木)よりディズニープラスで独占配信開始となる「アガサ・オール・アロング」では、裏切りと恐怖で翻弄する魔女の“カオス”が訪れる。本作の主人公は、数百年前から現代まで生き続け最強の魔女と言われた、アガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)。彼女の恐ろしさはその最強の魔術だけでなく、裏工作の緻密さと、なにをしでかすかわからない厄介さにある。一度はスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)に力を奪われたアガサが、再び意気揚々と返り咲きを狙い、強大な力を得られるという“魔女の道”へと挑んでいく。世界中が、アガサの危険な野望に世界中が釘付けになるだろう。

そして、新たな”キャプテン・アメリカ”の姿を描く、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、2025年2月14日(金)より劇場公開。『エンドゲーム』のラストでヒーロー引退を決めたスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)から盾を託された“ファルコン”ことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)。アメリカの象徴でもあり、ヒーローの象徴とさえ言える“キャプテン・アメリカ”という圧倒的な重みを背負うことになった男の物語がここからはじまる。フォード演じる、ヒーローを嫌う“大統領”サディアス・ロス──そしてレッドハルクにも注目。

2025年に劇場公開を予定している『サンダーボルツ*(原題)』では、ヴィランを中心とした‟アンチヒーロー”が大集結。フローレンス・ピュー演じる、ブラック・ウィドウの“妹”エレーナや、スティーブ・ロジャースの親友ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)らが登場。『アントマン&ワスプ』(18)に登場したゴースト(ハナ・ジョン=カーメン)、『ブラック・ウィドウ』(21)に登場したレッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)といった一癖も二癖もあるキャラクターも集結する。

マーベル・コミックス最初のヒーローチームが登場する『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』は2025年劇場公開。リーが創造した、ファンタスティック・フォーは、マーベル・コミックス最初のヒーローチーム。超能力を持つ個性豊かな4人による、壮大な戦いが開幕する。リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役はペドロ・パスカル、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役はヴァネッサ・カービー、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役はジョセフ・クイン、ベン・グリム/シング役はエボン・モス=バクラックと、確かな実力を誇る布陣が揃った。

昼は弁護士、夜は法では裁けない悪へ立ち向かう男の物語が展開する「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」は、ディズニープラスで2025年春配信予定。昼は弁護士、夜はヒーローという2つの顔を持つ、マット・マードックことデアデビルが主人公の本作。デアデビル役はチャーリー・コックスが演じる。同じく弁護士ヒーローの活躍を描く、ディズニープラスで独占配信中のドラマシリーズ「シーハルク:ザ・アトーニー」にサプライズ登場した際は、歓喜の声がSNSを席捲するなど、確かな人気の高さを見せつけた。

誕生から85周年を迎える記念すべき8月31日。是非この機会に、これまでの壮大な歴史に思いをはせながら、様々なマーベル作品を映画館やディズニープラスで堪能してほしい!

文/サンクレイオ翼

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