1. トップ
  2. 小5の自由研究に絶賛の声 夏祭りの『光る剣』を自作するといくら?

小5の自由研究に絶賛の声 夏祭りの『光る剣』を自作するといくら?

  • 2024.8.31

全国の小学校で夏休みの宿題として課される、自由研究。

その名の通り、何をやるかは各々の『自由』です。作品を制作したり、好きなことについてレポートを書いたりと、子供たちの個性が表れますよね。

ナナ(@muzangahara)さんの長子が取り組んだ自由研究は、まさに個性が出ており、かつ全力で楽しんだことが伝わるものでした!

小学5年生の『夏休みの自由研究』に大人からも絶賛の声

2024年の夏休み、小学5年生になる長子は、夏祭りで長期休暇を満喫していました。

そんな中、目に入ったのは光る剣のオモチャ。しかし価格は千円と、子供のお小遣いにはちょっぴり高めです。

諦めてその場を立ち去ろうとしたところ、長子はふとこう思ったといいます。

「この光る剣って、自分で作ったらいくらになるのかな?」

出店で購入したら千円かかりますが、自作すれば安く手に入れられるかもしれません。長子はこの疑問を、今回の自由研究のテーマにすることにしました。

母親であるナナさんは、特撮番組などのコスプレが趣味であり、技術を生かして小物も自作しています。長子は普段のナナさんを参考に、剣を作り始めました。

できるだけ安価で剣を作るにはどうすればいいか』という点も考えた上で、いろいろな材料を用意した長子。

自宅にあった材料も活用し、なんと自身でデザインも施した上で、理想の光る剣を完成させました!

グリップの部分にあるスイッチをオンにすると、テープライトによって剣が点灯する仕組み。

ナナさんの長子は設計図を掲載した上で、夏休みの自由研究として紙にまとめています。

今回のテーマは『千円のオモチャを自作したらいくらになるか』というもの。

長子は660円で材料をそろえたものの、自宅にあったものの値段も合わせると、材料費だけで4千円は超えていたといいます。

もちろん、材料があっても勝手に剣が完成するわけではありません。剣を1つ作るにも、人の労力が必要となります。

自身の作業時間と、住んでいる地域の最低賃金の時給を踏まえた結果、制作費用はおよそ3万円に。よって長子は、「夏祭りで見た剣は、自分が思っていたよりも高くなかったのかもしれない」と感じたそうです。

熱意のこもった自由研究に、多くの大人から称賛の声が続出。全国から『大変よくできました』のハンコが集まっています!

・天才現る。造形のクオリティだけでなく、その過程や結果も素晴らしい!

・自由研究のレベルが違う。これは文句なしの100点!

・すごっ…。『作って終わり』じゃないことに感心しました。

『他人に制作を依頼すると高価になってしまう』や『工場で大量生産をすれば価格を抑えられる』『自分で作ると人件費は削減できる』といった、さまざまなことを学んだ、ナナさんの長子。

きっと今回の自由研究を通して、ものづくりの楽しさを再認識すると同時に、さまざまな物ができるまでの労力や工夫も知ったことでしょう。

今後はより物を大切にし、好きなものを楽しみながら生み出していくに違いありません!

[文・構成/grape編集部]

元記事で読む
の記事をもっとみる