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初潮を迎えたら食卓に赤飯が。「嫌だったのに…」そんな思いになった私が女の子の母になって感じること

  • 2024.8.30

昔から日本には、初潮がくるとお赤飯を炊いてお祝いをするという風潮があります。私も初潮を迎えた際、母がお赤飯を作ってくれたのですが……。

私の体も変わるの?

小学生のころは、背の順に並ぶと前から2番目くらいだった私。小学4年生になっても体つきは変わらず、同級生の胸がふくらんでいくのを見ては、「不思議だな」と思っていました。また、生理の知識はなんとなく知っていましたが、「こんな自分にも本当にくるの?」と疑うことも。

中学生になっても初潮はこず、トイレで友人から「ナプキン持ってる?」と聞かれた際には、まだ生理になっていないことを知られたくなく、「今日は持っていない」と嘘をついてしまったこともありました。

初潮を母に伝えると…

その後、中学1年生の冬、薄茶色の経血がパンツに付いていて、「これが生理なのか!」と実感。しかし、気恥ずかしくてすぐには家族に報告できず、トイレットペーパーを何重にもして応急処置をしました。数時間後、勇気を出して母に告げると、母はナプキンを用意してくれ、「初めての生理のお祝いとして、赤飯を食べよう!」とのこと。

私は父や兄弟にバレるのが嫌だったので、「恥ずかしいからやめて」と拒否したのですが、母は私の思いを聞いてくれず……。

結局、夕食のときに父から「なんで赤飯なんだ?」と聞かれ、私は母への怒りから赤飯を食べずに、自分の部屋に駆け込んだのを覚えています。

女の子の親になった私

初潮を父親や兄弟に知られたくなかった私。しかし、母が赤飯を用意したことで家族中に知れ渡ってしまい、とても恥ずかしかったです。自分が母親になった今は、長女には事前に私の経験を伝えており、初潮を迎えた際は、「お祝いしてほしいか」「そっとしておいてほしいか」を聞こうと思っています。

著者:西川由梨/30代女性・主婦
イラスト:おみき

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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