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【投票率69.28%!】15年前の「2009年8月30日」は民主党が「政権交代」を果たした日【戦後初】

  • 2024.8.30
15年前の今日、あなたは何をしていましたか? 2009年8月30日、第45回衆議院議員選挙が投開票されました。当時のニュースを振り返ってみましょう。(サムネイル画像出典:民主党アーカイブより)
15年前の今日、あなたは何をしていましたか? 2009年8月30日、第45回衆議院議員選挙が投開票されました。当時のニュースを振り返ってみましょう。(サムネイル画像出典:民主党アーカイブより)

「そうか、今日はあれがあった日か!」

何気なく過ごしている今日も、過去には何かが起きている日です。当時のニュースを振り返ってみましょう。

民主党が政権交代を実現

15年前の2009年8月30日、第45回衆議院議員選挙が投開票されました。

リーマンショックの渦中で成立した当時の自民党麻生太郎内閣は、景気対策を優先課題としたものの支持率が低迷し、国民に信を問うとして衆院を解散。事実上の政権選択選挙になっていました。

投票率は平成に入ってから最高となる69.28%。自民党は公示前勢力を181下回る119議席。歴史的敗北を喫して、1955年の結党以来、初めて第一党の座から転落。

一方の民主党は193上回る308議席を獲得し大勝。単独過半数を大きく超える結果によって、戦後初の本格的な政権交代を果たしました。

約3年3カ月の政権で震災と原発事故に対応

選挙後は民主党、社会民主党、国民新党による連立政権を発足し、同年9月16日に民主党党首の鳩山由紀夫氏が首相に就任。

「政治主導・脱官僚」を掲げ、当初は7割を超える高支持率を得ていましたが、普天間飛行場の移設問題の迷走などが影響し、2割を切るまで支持率が低迷して退陣。

次いだ菅直人内閣では2011年3月の東日本大震災に直面。震災と原発事故への対応で国民の批判を受けて退陣。

最後の野田佳彦内閣では、震災復興のめどが立たない段階での消費税増税案をきっかけに支持率が低迷。

2012年12月、任期満了直前に解散総選挙となり民主党は大敗。約3年3カ月ぶりの自民党政権として、第2次安倍晋三内閣が成立しました。

15年前の今日、あなたは何をしていましたか? この機会に、振り返ってみてはいかがでしょうか。


この記事の筆者:石川 カズキ
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式YouTubeチャンネル『コントするイシカワくん』シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。
文:石川 カズキ

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