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客「祖母の家で見つかって…まだ使えますか?」店員が懐かしんだ『昭和の代物』に「初めてみました」

  • 2024.10.20

全国各地の書店で本の購入に使える「図書カード」。以前はカードではなく「図書券」だったことを覚えていらっしゃいますか?

2005年に発行終了し、最近は見かける機会がぐっと減ってしまっています。未成年の中には、見たことがないという方もいるかもしれませんね。

走る本屋さん高久書店(@books_takaku)さんが、「おばあちゃんと子どもが持ってきた懐かしの図書券」についてX(旧Twitter)に投稿すると1.4万いいねが集まり(2024/10/17時点)、「懐かしい!」「子どもへのプレゼントの定番だった」と話題になっています。

かつてよく使われた図書券とはどんなものなのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

世代によっては、思わず「懐かしい!」と感じるかもしれませんね。

図書券が誕生したのは1960年(昭和35年)のこと。いつでも好きな時に好きな本や雑誌を手に入れられる、当時としては画期的な商品券でした。

投稿された写真は、1976年(昭和51年)12月~1995年(平成7年)3月に、日本図書普及株式会社から発行されていた「全国共通図書券」。

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出典:走る本屋さん高久書店(@books_takaku)さん

この時期は、500円券と100円券が発行されていたのですよね。発行当初は、20円券や40円券もありました。

現在、図書券の発行は終了していますが、今でも使用することは可能です。

今となっては、思い出や歴史的資料として使わずに保管しておきたいと思う方もいるかもしれませんね。

欲しい本が買えてすごくうれしかった

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

懐かしい!
子供のころ、叔父たちからお年玉でもらっていました。
もっと小さい頃は本そのものをもらっていたのですが、すこし大きくなると自分で欲しい本を選べるように、と。
欲しい本が買える~ってすごくうれしかったなぁ
うわー懐かしい。子どもへのプレゼントの定番だった
この渋い絵柄、昭和という時代の持っていた重厚感を感じさせて好き……
なつかしいな。
100円以下は見たことないなぁ。
図書券ってまだ使えるんですね。
懐かしい。
使えるんだろうけども、歴史の資料として保管って考えも浮かんでしまう

知らなかった!

これは初めて見ました
図書券の100円券があったのは知らんかった!

図書券を懐かしむ声がたくさん寄せられていました。

また、図書券自体を知らなかった、図書券は知っているけど100円券は初めて見た、100円以下の券もあったとは初耳、という声も。紫式部や清少納言のような平安時代ふうの女性が描かれた500円券には馴染みがあるという方も多いようです。

もしかすると、実家の引き出しの中に昔もらった図書券が眠っているなんてことがあるかもしれませんね。図書券を手にすることがあれば、ぜひそれでお気に入りの一冊を購入してみてはいかがでしょうか。



取材協力:走る本屋さん高久書店(@books_takaku)さん