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月1開催のカフェ「どうかガチャガチャの寄付を」　呼びかけの“粋すぎる理由”に「この発想はなかった」

  • 2024.10.21
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

自分にとっては不要と思うものも、ほかの誰かの役に立つことがあります。捨てる前に有効活用できないかと考えてみるのもいいでしょう。

一般社団法人JOYのささき（@MinaMina_h_h）さんが、子どもたちへの“あるもの”の寄付の呼びかけをX（旧Twitter）に投稿すると、1.1万いいねが集まり（2024/10/12時点）、「送ってみよう」「この発想はなかった」と話題になっています。

どんな呼びかけだったのでしょうか。

話題の投稿が、こちら！

これは子どもたちに喜ばれそうです！

お菓子のおまけやガチャガチャの景品などで、ダブってしまったものや欲しいものではなかったものを持っている人は多いでしょう。

不要となったら捨ててしまいがちですが、需要があるならぜひ子どもたちに届けたいですよね。

一般社団法人JOYさんでは、未成年者への生理用品の郵送や、ネグレクト等で病院へ行かせてもらえない人への病院同行などを行っています。また、他団体との協力で居場所づくりとしてのカフェも開催しています。

以前ガチャガチャ本体を寄付してもらったことがあるのだそう。子どもたちは、景品だけでなく「ガチャガチャをする」という楽しみも得られるようです。

協力できそうな方は、一般社団法人JOYさんのアカウントを確認してみてください。

寄付の取り組みについて

一般社団法人JOYさんのご担当者さんに、こちらの取り組みについて詳しくお伺いしました。

---とても素敵な取り組みですね。こちらは、どのようなお子さんにお渡しされているのでしょうか？

「居場所作りとして、昨年より毎月1回食事提供などをする『ここみカフェ』を開催しております。経済的困窮の方や居場所がない、相談する場所がない、誰かと繋がりたいと思っている方が来てくれています。そのなかでも、子どもたちが多く、来てくれる子たちに渡す予定です」

---具体的に、どういったものだとお子さんたちは喜ぶ・あまり喜ばない、などがありましたら教えてください。

「お菓子や文房具がとても喜ばれます。最近お話しした子どもたちからは『ガチャガチャやキャラクター物、キーホルダーなどの小物を欲しくても贅沢で買ってもらえない』『必要ない物、なくても困らない物』と言われてしまうそうです」

---投稿をされてから、集まり状況はいかがでしょうか？

「Xに投稿した2日後には、カードや缶バッチ、シャープペンやノートが届きました。ガチャガチャの中身も届き始めましたので、10月20日のここみカフェから子どもたちに配布予定です」

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出典：一般社団法人JOYのささき（@MinaMina_h_h）さん

---どのように配布するかは決まっているのでしょうか？

「以前にガチャガチャの本体を寄付していただいていたので、そちらを利用する予定ですが、カプセルに入らない物は千本引きくじにして、楽しんでもらう予定です」

---実際にガチャガチャを回すのは喜ばれそうですね！千本引きのアイデアも素敵です！

「協力したい！」の声が多数

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

これはいいな かわいいの集めて送ってみよう
娘が一時期ガチャガチャ商品集めていて大量にあります。先日部屋の片付けをしていてもう売ろうかと言う事になったので、売らずにそちらに送らせて頂きます。子供達喜んでくれるといいなー
絶対たくさん集まるよ…！
こういうの、他の団体さんにも需要があるならもっと知りたい。
誰かしらの地元に必ずこういう活動をしている人達がいて、いくらでも寄付を欲しているんだろうなぁと思うことはある。どんどん名乗りを上げて、愛や共感や繋がりなど、何かしらの自意識と共に送れると良いなと思うけれど、そんなん不要派も結構いるのかな。
この発想はなかった。最近ランダム商品が増えすぎだし、寄付のルールをきちんと整備すればいい取り組みになりそう。

多くの人から「協力したい」といった声が寄せられていました。今回のおもちゃの寄付のように、支援を求めている人と支援したい人がうまく繋がるような仕組みがあるといいですね。

取材協力：一般社団法人JOYのささき（@MinaMina_h_h）さん

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