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『健康』?『年金』? 正直“老後で1番不安なこと”ランキング! 気になる1位に「自立できるかが不安」「物価高騰もありとても不安」の声も

  • 2024.9.28

 

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

年齢を重ねるにつれ、誰しも一度は考える「老後の不安」。

生活の変化や家族のことを考えると、だんだんと現実味を帯びてくるものです。今回は、20代〜60代の300名の方に向けて「老後に不安なこと」についてアンケートを実施しました。

その結果、多くの人が共通して抱いている不安が明らかになりました。これからの生活設計を見直すきっかけにもなるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてください!

第3位 健康面での不安【25票】

第3位は『健康面での不安』がランクイン。

老後は、病気やケガ、体力の低下など健康に関するリスクが増加します。
現役時代は元気でも、年齢とともに体力が衰えたり、生活習慣病などのリスクが高まるため、健康面の不安は避けて通れません。
アンケートでは、「病気で家族に迷惑をかけたくない」「寝たきりにならないか不安」といった声が目立ちました。

健康でいることは、老後の生活を豊かにするための大切な要素です。健康面での不安を軽減するためには、若い頃からの生活習慣の改善や健康診断の定期的な受診、将来の医療費に備えた医療保険の検討など、日頃からの備えが大切になりそうです。

老後に大きな病気にならないか心配です。(31歳/男性)
歳をとることで病気になりやすくなりますので、寝たきりなど病気に対する不安は大きいです。(63歳/男性)
不意な病気にかかり、動けなくなってしまったら、周囲に迷惑をかけてしまいそうで不安です。(57歳/女性)

第2位 年金がもらえるのか (45票)

2位にランクインしたのは『年金がもらえるのか』という不安。

少子高齢化が進む日本では、年金制度の持続性が社会問題となっています。現役世代が支払った年金保険料が、将来しっかりと自分たちに返ってくるのか、あるいは受け取れる額が減ってしまうのではないかと不安視する声が多く聞かれました。

年金は、老後の生活を支える柱となる大切な収入源です。しかし、その確実性に疑念があるため、年金以外の資金をどうやって用意するかを考えなければならない状況です。多くの人が年金だけに頼らず、貯蓄や資産運用、または老後も働けるようなライフプランを検討することが必要になりそうです。

少子高齢化が進んで年金が受け取れるか不安なため。(35歳/男性)
何歳になったら年金が貰えるのか不安です。(28歳/女性)
年金が夫婦合わせていくらもらえるのかわからず、生活費が賄えないのではないかと思うから(47歳/女性)

第1位 生活費の不足(109票)

第1位に選ばれたのは『生活費の不足』に関する不安でした。

なんと109名もの方が「老後の生活費が足りるかどうか」を心配しているようです。

老後は定年退職により収入が減少し、年金が頼りとなるケースが多くなります。
さらに、医療費や介護費用、住まいの維持費など、現役時代には想像できなかった出費が重なる可能性があります。アンケートでも「年金だけで生活できるか不安」「退職金や貯金がどこまで持つのか心配」といった切実な声が寄せられました。

また、物価の上昇も不安材料の一つです。現在の物価で生活費を計算しても、将来のインフレを考慮すると、今の貯蓄や年金がどれだけ価値を保てるのか見通しが立ちにくいという現実があります。

このような不安を軽減するためには、今から計画的に貯蓄を行い、資産運用を考えることが重要です。老後資金の目安を立て、早めの対策を取ることで、将来の生活費不足に備えることができます。

年金をもらえないであろうということと、自分が今後病気もせずに働ける肉体である保証がないため(26歳/女性)
病院や施設に入るにしても、ヘルパーなどを雇うにしても、年金だけでやっていけるのか。子や孫に負担を追わせたくないので、老後に経済的に自立できるかが不安(45歳/女性)
お金がどれだけあれば幸せな老後を過ごせるかわからない。自分の子供に介護はしてほしくはなく、自分で自立した生活を送りたいが最近物価高騰もありとても不安。(31歳/女性)

※記事内の情報は執筆時点の情報です

調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由回答式)
調査実施日:2024年09月25日〜2024年09月26日
調査対象:全国の20代~60代
有効回答数:300名