「何に見える？」今あなたが“無理してしまっていること”がわかる【心理テスト】

2024.12.9

無理をしなければならない場面は確かにあります。でも常に無理をし続けた状態で、ずっといれるわけではありません。無理をすれば、どこかで皺寄せがくるものです。ただ、本当に無理をしてしまっている時、人は自分が無理をしているという自覚が欠落してしまうことがあります。今あなたが“無理してしまっていること”は何か、探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.エビの尻尾

2.巻きスカート

3.ランプシェード

4.葉っぱ

1.エビの尻尾に見えた人は「周りの人に迷惑をかけないこと」

図形がエビの尻尾に見えた人が今無理をしてしまっていることは、周りの人に迷惑をかけないことかもしれません。あなたは必要以上に、ひとりで頑張ろうとしてしまっているのではないでしょうか。少しでも周りに負担をかけてはいけないと、なんでもかんでも他人に頼らず自分でやろうとしてしまっているようです。

このタイプの人は、誠実で体裁を気にしやすい性格をしていそうです。他人に迷惑をかけるような人になってはいけない、と強く感じているのかもしれません。逆に他人があなたに迷惑をかけることは、それほど問題には感じていないようです。他人の世話をしたり手を貸したりすることは厭わないのですが、自分が迷惑になるようなことには強い抵抗感を示しているのではないでしょうか。

あなたの場合、相手が迷惑と感じないようなことでも、迷惑なのではないかと思ってしまっているようです。そのため体調が悪くても休めなかったり、仕事が手一杯でも手を貸してもらえなかったりするでしょう。あなたはスーパーマンではなく、周りの人と同じひとりの人間です。持ちつ持たれつを意識して、少しずつ手を貸してもらうということを練習していく必要はありそうです。

2.巻きスカートに見えた人は「体力的なこと」

図形が巻きスカートに見えた人が今無理をしてしまっていることは、体力的なことかもしれません。あなたは自分の体力では厳しいとわかっていながらも、仕方がないと思い込んで無理をしている状態ではないでしょうか。仕事が深夜に及んで、休日も潰れてしまったとしても、そういうものだと諦めてしまっているようです。

このタイプの人は、頑張り屋で真面目な性格をしていそうです。あなたの中で、頑張っていないのはダメだという考えがあるのではないでしょうか。周りに、ちょっとしたことで休んだりする人がいると「あの人はダメな人」という目で見てしまっていそうです。つまり、あなたの中で疲れているから、しんどいからといった理由で休むことはいけないことなのではないでしょうか。

そのせいで、体力的に厳しいことがわかっていても、無理をする以外の選択肢が見えなくなってしまっていそうです。高熱が出ない限りは、頑張るべきであると思っているのでしょう。それが無理をしている状態だという自覚もなさそうです。その無理が祟って、大きく体調を崩したりしたくないのであれば、少し自分の体力面と相談しながら動くということをしないといけないかもしれません。

3.ランプシェードに見えた人は「自分をよく見せること」

図形がランプシェードに見えた人が今無理をしてしまっていることは、自分をよく見せることかもしれません。あなたは周りから称賛されるような自分でいなければならないと思い込んでいるのではないでしょうか。そのせいで、色々な部分で無理をしてしまっているかもしれません。引くに引けないような状況を自分で作り上げているのではないでしょうか。

このタイプの人は、器用でなんでも卒なくこなすことができる性格をしていそうです。おそらく適応力も高く、どこへ行っても周りに馴染んで、仕事もバリバリこなすことができるのではないでしょうか。一目置かれるような存在だったりするのかもしれません。だからこそ、その自分のイメージを守るために、あなたは無理をせざるを得なくなっているようです。

本当はやりたくないと思うようなことも率先してやらざるを得なかったり、いつも笑顔で人当たりよく振る舞わなければならなかったりと、窮屈な感じに行動しているかもしれません。自分勝手に振る舞う人を見ると、とても苛立ってしまうのは、あなた自身がかなり自己抑制しているからでしょう。そこまで無理しなくても、あなたは十分魅力的で、できる人なのではないでしょうか。

4.葉っぱに見えた人は「人当たりよく接すること」

図形が葉っぱに見えた人が今無理をしてしまっていることは、人当たりよく接することかもしれません。あなたは相手がどんな態度を取ったとしても、自分は常に笑顔で優しく温かい態度で人と接しなければならないと思っているようです。しんどい時も、イラついている時も、そういう気持ちは隠して、穏やかに振る舞うことを、自分に強いているのではないでしょうか。

このタイプの人は、優しく思いやりのある性格をしていそうです。少し気が小さいところもあるため、対人トラブルを起こしたくないという気持ちもあるのでしょう。そのため、相手が喧嘩腰の時ほど、必死に自分をコントロールして、あなたにはまったく非がないのに謝ったりすることもあるようです。

心の中では思うところもあるのかもしれませんが、あなたにとって人当たりよく接して、みんなが円満に過ごせるのであれば、それでよいという考えがあるのでしょう。家族の中でも職場でもご近所付き合いも、友達付き合いも、そうやって無理をしてしまっているようです。あなたのことを傷つけるような人とは距離を取ることも必要なのかもしれません。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。