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『くっついた豚コマ肉』→無理やり取らないで…!! “たったの一工夫”でスルスル取れるんです♪

  • 2024.9.27

価格がお手頃で食卓に並ぶことが多い鶏むね肉や豚こま肉ですが、調理する際になんだかパサついたり、くっついたりして思っていた仕上がりではなくなってしまった経験はありませんか?せっかくならおいしく作りたいけど、なかなかうまくいかない…。

今回は、お肉を調理する際に起こる悩みを、ひと手間で解決できる裏ワザを3つご紹介します!

1.鶏むね肉をパサパサさせない方法

低カロリー・高タンパク質の鶏むね肉。鶏もも肉に比べて価格が安いので、積極的に活用したいものですが、調理するとパサパサになりやすいのが悩ましいところ…。

しかし、少し切り方を変えるだけで仕上がりが劇的に変化しますよ!

ポイントは、繊維を断ち切ること!

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鶏むね肉2枚を、2通りの切り方で調理し、仕上がりを比較していきます。

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鶏むね肉は、皮が付いたまま売られていることが多いので、調理前に取り除きましょう。手で引っ張るだけで簡単にはがせますよ。

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では、カットしていきます。重要なのは、繊維を断ち切るように切ること。繊維に対して垂直方向に包丁を入れ、切り分けていきます。

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もう1枚の鶏むね肉は、繊維に沿って包丁を入れていきます。

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沸騰したお湯に入れて、中に火が通るまで茹でます。

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茹であがったものがこちら。左が繊維を断ち切ったもので、右が繊維に沿って切ったもの。繊維に沿って切ったものは、繊維の筋がよく見えますよね。この筋が、固さやパサパサ感の原因になるんです。

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繊維を断ち切ったむね肉は、フォークとナイフがスッと入りました。筋張った繊維が少なく、柔らかな仕上がりに。

鶏むね肉とは思えないような、プリッとした食感が楽しめましたよ!

2.冷凍肉の早く解凍する方法

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冷凍した肉にはさまざまな解凍方法がありますが、時間がかかるうえ、解凍方法によってはドリップが出てしまい、旨みが抜けてしまうことも…。「温塩水解凍」をすると、旨みか残るうえ、解凍までかなり時短になるんです!

ポイントは「塩」と「温度」

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ボウルに約45~48度のお湯を張り、塩小さじ1程度を入れます。

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冷凍肉を入れて3~5分浸します。豚の薄切りや、冷凍魚の場合は1~2分が目安。

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最後に肉の水気を取れば、あっという間に解凍完了!解凍が足りない場合はお湯を足して様子を見ましょう。

旨みが凝縮されている…!

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実際に茹でて調理したものがこちら。ものの5分程度で解凍したとは思えないくらい、旨みが凝縮されていました!

3.豚こま肉の上手なほぐし方

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豚こま肉はお財布にやさしい価格帯で、いろいろな料理に使えて日々の食事作りに活躍しますよね。

でもフライパンで炒めるときに、冷蔵庫から取り出してすぐの状態は豚こま肉同士がくっついていて、バラバラにほぐすのが少し面倒に感じることはありませんか?菜箸で無理にほぐすと、破れてしまうことも…。

そんな“くっついている豚こま肉”を簡単にほぐす方法があるんです。

用意するのは油だけ!

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豚こま肉を簡単にほぐす方法で用意するものは、なんと「油」のみ。これなら料理に使うので、わざわざ何かを買う必要がありません。

秘訣は、油を入れるタイミング!

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くっついたままの豚こま肉を、油を引いていないフライパンへ移します。このときコンロはまだ点火しません。

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そして、豚こま肉に直接少量の油をかけましょう。

フライパンに先に油をひいてから豚こま肉を入れ、さらに上から油をかけると、油の量が多くなってギトギトになることがあるのでご注意を。豚こま肉自体からも脂が出てくるので、かける油は少量で大丈夫です。

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豚こま肉に油をまぶして、いざ点火!

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みるみる豚こま肉がほぐれていきます。1枚ずつ広げやすくなり、炒めやすい!

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豚こま肉に火が通ったのでキャベツを投入して一緒に炒めました。今までは豚こま肉がほぐれるまでに時間がかかったり破れたりしてストレスでしたが、時短でしっかり炒めることができて調理しやすかったです。

おいしく、ラクにお肉料理を楽しんで♪

今回は、お肉を調理する際に起こる悩みを解消する裏ワザを3つご紹介しました。どれも特別のものは必要なく、すぐに実践できるので、日常的に料理をする方にはかなりありがたいです。使用頻度の高い食材だからこそ、少しでもおいしく、ラクに調理したいですよね。お困りだった方はぜひ試してみてください。

※記事内の情報は執筆時の情報です。