1. トップ
  2. 『飲み会』での仕事トークはNG?! 元NO.3ホストが教える『仕事がデキる男性』の秘密とは?

『飲み会』での仕事トークはNG?! 元NO.3ホストが教える『仕事がデキる男性』の秘密とは?

  • 2024.10.11
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

仕事に励んでいるのに、なんとなくマンネリを感じたり行き詰っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。夜の世界で輝くホストたちは、お客様の心を掴むスキルを持っています。そんなトップクラスのホストから学べば、営業トークやマネジメントのスキルをさらに磨くことができるでしょう。今回は、3年間ホストとして活躍し、No.3に上り詰めた「じん」さんに、デキる男になるための極意をお聞きしました。

売上が評価に直結する“超実力社会”

ホストの世界では、売上がそのまま評価につながる厳しい競争の場。売上が多いほど、その人のステータスも高くなります。
今回お話を伺った「じん」さんも、ホスト時代に多くのプレイヤーと共に競い合い、月400万円以上の売上を誇る一方で、トッププレイヤーたちはさらにその上をいく売上を記録していました。そんな厳しい縦世界の実情を語っていただきました。

——当時働いていたお店の規模は?

全プレイヤーで約30名が在籍していました。多いときは、僕は月400万円超えの売上がありましたが、No.1は月1000万円くらい行っていたでしょう。年齢や在籍歴は関係なく、売上をあげた人が評価される「売上至上主義」であることは間違いありませんでした。

効果絶大!心に響く“褒めテク”のススメ

ホスト業界でNo.1を獲得するためには、単なる接客スキルだけでなく、自己ブランディングやカリスマ性が必要。
今回、「じん」さんが語る、No.1ホストが持つ特別なスキルについて、自分をいかに魅力的に見せるかという工夫やトーク力の重要性を詳しくご紹介します。他の職種にも応用できるヒントが満載です。

——No.入りホストが持つ特別なスキルは?

圧倒的なカリスマ性です。トーク力やセルフマーケティングのスキルを駆使して「いかに自分をよく見せるか」を考えています。
ホストの世界では、WEBや店頭のパネル写真での第一印象が重要なので、その撮り方や身だしなみにも力を入れていました。自分を分析し、どう見えるかを工夫するかが大切で、これは他の仕事にも通じる部分だと感じます。
また、関西なので、面白さも重要です(笑)。もちろん、場を和ませる一発ギャグもやりますよ!
ホストにとっては、“褒める”という行為もとても大切。例えば、「髪の毛キレイだね」とか「スタイルいいね」と言っても、どこか白々しく感じませんか? それより、「目尻のシワめっちゃ可愛い!」など、具体的なポイントを褒めるように意識していました。これは女性との接し方に限らず、ビジネスでも通用するスキル。相手に気持ちよくなってもらうだけでなく、「この人は本音で言ってるな」と思わせたり、「なんでそんなところまで見てるの?」と会話を広げたりするきっかけになります。褒めることで、相手に心を開いてもらえるかどうかの鍵にもなりますね。

トーク力だけじゃない! マメさと気配りが勝負のカギ

No.1ホストを目指すためには、トークスキルや見た目もさながら、細かい気配りやマメな連絡が欠かせません。
特に指名数を意識し、LINEでのやり取りやスタッフ間の付き合いも重要なポイント。「じん」さんは、効率的にお客様を管理する工夫や、即レスの徹底など、成功に向けての具体的な取り組みを教えてくれました。

——No.1になるために心掛けていたことは?

やはり「売上至上主義」の世界なので、特に指名数を意識していました。具体的には、お客様とLINEを交換したら、毎日営業トークを送るようにし、返信があったら基本的には即レス。マメにやりとりをすることが欠かせません。
また、先輩や後輩と営業後はラーメンを食べに行ったり、スタッフ間での付き合い付き合いも大切にしていました。
ホストは複数の女性と同時に連絡を取るので、表示名を「初回来店の日+名前」に変更したり…、記憶するように自分なりに工夫していました。

“いい上司”になって“嫌な上司”にならない

後輩のマネジメントで大切にしているのは、いつでも相談しやすい環境を整えることだと語る「じん」さん。彼は自分から仕事の話をすることはなく、相手の意見をしっかりと聞きながらアドバイスをしています。それでは、どうすれば“良い上司”になり、“嫌な上司”にならないのでしょうか?

——後輩のマネジメントで心掛けていたことは?

常に相談できる環境を整えることを心がけていました。「いつでも相談してね」と伝え、営業後にはほぼ毎日誰かとご飯に行っていました。ただし、昔から今まで、こちらから仕事の話をすることは基本的にありません。
相手から振られたときに相談に乗るスタイルで、相手の考えをよく聞いた上でアドバイスをしていました。

——逆に「この人嫌な上司だな」と思うことはありますか?

在籍歴が長くても、全然売上が立たない人は苦手でした。
そういった人はセルフマーケティングができていないことが多く、自分を客観的に見ることができていないなと感じます。
また、「自分はこれでやってきたんだ!」というスタンスの人は、意志が強い反面、融通が利かないことも多いです。やはり、スタッフから信頼されている人や実力(=売上)がある人は、柔軟にその場で対応できる適応力があると感じますね。

まとめ

以上が元NO.3ホスト「じん」さんにお聞きした、デキる男になるための極意です。
彼の経験を参考にしながら、自分自身を見つめ直し、成長を続けていくことで、あなたも理想の姿に近づいていけるはずです。ぜひ、日々の仕事や人間関係に活かしていきましょう!


監修:じん
20歳から約3年間、ホストとして多くの女性や同業者とのコミュニケーションを大切にしながら活動。入店からわずか半年でナンバー入りを果たし、その後も安定した売上を維持。お客様の心を掴むスキルや効果的な営業トーク、そしてマネジメントの知識に長けています。