1. トップ
  2. 【新型iPhone】 何が進化したの?『カメラだけじゃない!』旧モデルとの違いを紹介

【新型iPhone】 何が進化したの?『カメラだけじゃない!』旧モデルとの違いを紹介

  • 2024.9.24
undefined
画像:アップル

iPhone 16がついに発売!従来モデルからどのように進化したのか、気になる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、iPhone 16シリーズの注目すべき進化ポイントを詳しく解説したいと思います。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください!

スタンダードモデルは見た目も機能も大きく進化

iPhone 16は従来モデルと同様に4種類で展開。iPhone 15 Proシリーズにのみ搭載されていたアクションボタンが4機種すべてに搭載されたほか、新たにカメラコントロールも追加。また、ベゼル幅も縮小されたことで快適に操作することができます。

https://www.apple.com/jp/iphone-16/
画像:アップル

スタンダードモデルの見た目はかなり変更されたのではないでしょうか。

カメラの形状が変更

undefined
画像:アップル

iPhone 16のカメラは縦に並ぶ形状に変更されています。

これはVRゴーグル「Vision Pro」で視聴できる立体映像を撮影するための工夫で、これまでiPhone 15 Proシリーズにしか対応していなかった空間撮影機能がスタンダードモデルにも対応しています。

アクションボタンが追加

iPhone 15 Proシリーズのみ対応していた側面のアクションボタンがスタンダードモデルにも追加されました。

カメラコントロールが追加

右側面の下の方にカメラコントロールが搭載されました。

https://www.apple.com/jp/iphone-16/
画像:アップル

カメラアプリの起動やシャッターはもちろん、スワイプすればズームや絞りといったさまざまなカメラ機能を調節でき、操作をより直感的に行えます。

ベゼル幅の縮小

サイズはそのままで、ディスプレイの表示領域が広がり、より没入感のある映像を楽しめるようになっています。

A18チップ搭載でパフォーマンスがさらに向上

「A18」とは「Apple Intelligence」というAppleのAIのために作られたチップセットです。iPhone 15よりも最大30%速い処理速度のCPUと、40%高速化したGPUが搭載されています。

https://www.apple.com/jp/iphone-16/
画像:アップル

また、A18の搭載でバッテリー駆動時間も長くなりました。iPhone 15と比較して最大2時間長い22時間ものビデオ再生を実現しています。(iPhone 16 Plusは27時間のビデオ再生)

カメラ性能の向上

iPhone 16はカメラ性能がさらに進化しました。

一眼二役の48MP Fusionカメラを搭載し、超高解像度写真を撮影したり、光学2倍望遠でズームインすることが可能です。また、超広角カメラで極限までクローズアップしたマクロ写真を撮ったり、ワイドで壮大な風景を収められます。

空間収録で臨場感あふれる映像を楽しめる

空間収録を使って写真やビデオを3Dで撮影し、それをApple Vision Proで体験することができます。

https://www.apple.com/jp/iphone-16/
画像:アップル

また、「フレーム内」「スタジオ」「シネマティック」という声のオプションを使って、ビデオ内での声の聴こえ方を調整するオーディオミックスが搭載。ビデオ撮影後に、好みのサウンドに仕上げられます。

「Apple Intelligence」の日本語対応は2025年から

「Apple Intelligence」とは、文章を書いたり、自分を表現したり、タスクを簡単にこなせるようにサポートしてくれるAI機能のこと。

https://www.apple.com/jp/iphone-16/
画像:アップル

ところが、新製品の最大の目玉であった「Apple Intelligence」は、購入してもすぐには利用できません。アメリカで10月にベータ版が提供され、日本語への対応は2025年になる見込みです。首を長くして待ちましょう。

iPhone 16 Proシリーズはカメラで本格的に撮影したい人向け

iPhone 16の上位機種に位置付けられているProシリーズは、ディスプレイサイズがわずかに大きくなっています。iPhone 16 Proが6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxは6.9インチになりました。

https://www.apple.com/jp/iphone-16-pro/
画像:アップル

ボディには堅牢かつ軽量なチタニウム素材が採用されており、高級感があります。

チップは「A18 Pro」

Proシリーズにも「Apple Intelligence」対応した「A18 Pro」を搭載。「Apple Intelligence」のパフォーマンス向上に加え、グラフィック性能の強化に貢献しています。

また、バッテリーも「A18 Pro」と連携し、最大27時間のビデオ撮影が可能です。(iPhone 16 Pro Maxは33時間)

さらに向上したカメラ性能

iPhone 16 Proでは、2つ目の48MPカメラが追加されました。48MP超広角カメラは、一段と進化したクアッドピクセルセンサーを搭載し、48MPのProRAWやHEIFの超高解像度写真を、オートフォーカスで撮影できます。

また、iPhone 16 ProにもPro Maxだけにしか許されていなかった5倍望遠レンズが搭載。望遠で撮影したいからPro Maxを選んでいたという方には朗報です。

そのうえ、「A18 Pro」により撮影できるビデオもパワーアップ。4K 120FPS撮影に対応しています。

高性能マイクを4つ搭載

Proシリーズには4つの高性能マイクが搭載し、より臨場感のある空間ビデオを撮影できます。オーディオミックスさせたビデオ撮影をすることが可能です。

「Apple Intelligence」対応が先なのが残念

iPhone 16シリーズは、カメラ性能、パフォーマンス、デザインなど、あらゆる面で進化を遂げています。特に、カメラ性能の向上には目を見張るものがあります。今すぐに「Apple Intelligence」を試すことができないのが少し残念ですが、新しいiPhoneをお探しの方は、ぜひiPhone 16シリーズを検討してみてください。


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。

※写真はイメージです