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ママ友に「心折られた、、、」息子が不登校になった後 → なぜか冷たい態度。その理由に「許せない」

  • 2024.8.30

子どもを介しての友人であるママ友。同じ子を持つ親として、支え合う仲間という認識は間違っているのでしょうか? これは筆者の友人・M美から聞いたエピソード。息子がイジメに遭ったことで、ママ友の裏切りに気付くことになり……?

画像: ママ友に「心折られた、、、」息子が不登校になった後 → なぜか冷たい態度。その理由に「許せない」

ママ友・Y子

私の息子・U太は小学校でイジメに遭ってしまいました。
学校側ともさまざまな話し合いをしたものの、事態は一向に収束せず、ついにU太は不登校になってしまったのです。

小学校の同じクラスの保護者には幼稚園からのママ友・Y子がいました。
Y子の息子とU太は同じクラスで、登校班も同じ。
U太のことを聞いたY子は「何かできることがあったら何でも言ってね!」と私を励ましてくれていたのですが……。

既読スルー

U太は完全に学校へ行けなくなってしまったので、私はY子に「学校の授業の進み具合を教えてくれる?」とお願いしました。

するとY子は「そういうことは先生に聞いた方が良いんじゃない?」と何も教えてくれず。
その後もメッセージは既読スルーで、電話をしても出ないようになったのです。

裏切りの事実

後日、私が近所のスーパーへ買い物に行くと、同じクラスの保護者・Sさんと会いました。
SさんとはU太が1年生のとき一緒に役員をやったことがあり、比較的仲が良かったママ友でした。

私の顔を見たSさんは、「大丈夫?」と心配してくれました。
Sさんはとても顔の広い人で、情報通。Sさんが周囲に話を聞いたところ、どうやらU太をイジメていた主犯格はY子の息子だというのです。
Y子自身も同じクラスのママ友達に「M美さん(私)は被害妄想が強くて、モンペなところがあるから付き合わない方が良いわよ!」と言って回っているとか。

Sさんは「Y子さんとは少し距離を置いた方がいい。うちの子に聞いたら、U太君は相当ひどい嫌がらせを受けていたみたいだから。」と忠告してくれました。

決断

U太のことがあったとき、Y子もY子の息子も、心配しているフリはしていました。
でも、結局はイジメた張本人はY子の息子で、そのことを知っているのにY子は私の悪口を言っているということです。

私はこのことを夫に相談。
U太もかなり傷ついていて、学校へ復帰することは難しそうだったので、転校を視野に入れた引っ越しをすることを決めたのです。

ささやかな復讐

我が家が引っ越すことを知ったY子は、悪気はないのでしょうが素知らぬ顔でやって来て「引っ越しちゃうの?」と言ってきました。
私はY子にとても腹が立っていたので、「裏表のある親の子供は、やっぱり同じようになるんだね。U太をイジメてたの、あなたの息子なんでしょ?」と言ってやりました。

Y子は私の言葉を聞いて激怒していましたが「もう会うこともないと思うから。」と言って、ささやかな復讐を遂げたのです。

ママ友

私にとってのママ友は、同じ子を持つ親として、助け合ったり支え合ったりする存在だと思っていました。
でも中には、そうじゃない人もいるということを思い知った気がします。

幸い、U太は引っ越し先の学校に馴染むことができて、今では元気に登校しています。
ですが、新しい学校のママ友付き合いは、少し慎重になってしまいそうです。

【体験者:30代女性・パート、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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