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似合う服が多いから「メンズの方がいい」着回しのパターンがふえる3つの服の選び方

  • 2024.8.29


ウィメンズには出せないそでや身ごろのゆとり。だからこそ多彩なアレンジが楽しめたり、似合うものが増えたりと、スタイリングの幅が広がるきっかけになる「メンズの服」。シンプルな装いがメインの夏こそ。ワードローブにいい刺激をもたらす「サイズ感」に注目。



【1】サイズの違いで生まれるけだるさ「白のえりつきシャツ」


余白のある身ごろ、あり余るそでの長さ、ドロップショルダーのように落ちた肩。ちぐはぐなシルエットだからこそ、まじめな形を選んでもどこか力が抜けてエフォートレスな印象に。

さまざまなアレンジで姿を変えられるシャツ。体との間の適度な余白やそでの長さにも変化がつくから、どんな着方をしてもくずしたようなニュアンスが手に入る。大きめサイズでもなじみやすい、繊細な薄手のコットン。 白シャツ(メンズ)/グラフペーパー(グラフペーパー 東京)



【2】「普通のTシャツよりも着回せる」 女性に似合うメンズのTシャツ


ごくシンプルなTシャツを「メンズサイズにするだけ」で。そでや身ごろ、丈のたっぷりとしたゆとりがコーディネートにもたらすいい効果も多数。

スタイリストにもファンが多い、ATONのメンズ服。綿100%ながら、くたっとした上質な風合いが魅力。落ち着きのあるネイビーで選ぶと、白や黒ほど無骨に見えない品のよさも加味できる。 ネイビーTシャツ(メンズ)/エイトン(ATON AOYAMA)



【3】ゆるくも細くもない「メンズのチノパンツ」


短め・ノースリ・甘めのトップスを着るときに起用したい「メンズのチノ」。ウィメンズの形と特に違うのは腰まわりのゆったり感。特有の生地の厚みやハリと相まって体との間に余白が生まれるおかげで、むしろ華奢に見える。

「チノといえば」なブランドの中でも、とくに不動の人気を誇る“874”。センタープレス入りで、シーンレスで使える万能性がありながら、脚線だけでなくヒップラインも拾わないシルエット。チノパンツ(メンズ)/ディッキーズ



(3つの服のプライス・着回しパターンの実例へ)
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