NIKEロゴが立つ！トッテナムが新サードユニフォームを発表　伝説「7本の木」を鮮やかに描く

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーとキットサプライヤーのNikeは27日、2024-25シーズンの新サードユニフォームを発表した。

トッテナム・ホットスパー 2024-25 Nike サードユニフォーム

2024-25新サードユニフォームは、グリーンを基調にグラフィカルなデザインが特徴的。グリーン系は2020-21シーズンのアウェイユニフォーム以来だが、今作はどちらかといえば色・デザインともに2018-19シーズンのサードに近い印象を受ける。

右胸のNikeロゴ（スウッシュ）は異色の縦ロゴに。大小2色のスウッシュが重なるこのロゴは「ダブルスウッシュ」と呼ばれ、今季いくつかのNike契約チームで採用している。

キットカラーのグリーンとデザインは、ノース・ロンドンのトッテナム地区に存在する「セブン・シスターズ」と呼ばれる7本の木にインスピレーションを得ている。

この7本の木は広葉樹の「ニレ（楡）の木」で構成。クラブの説明によると、最初にニレの木が植えられたのは1300年代とのことで、その歴史は相当長いようだ。

今回採用したエンブレムは少々懐かしさを覚えるものだ。盾形に下リボンというベースのデザインは1990年代後半で使したもの。だが盾の内側のデザインは異なり、セブン・シスターズにちなんで7本のニレの木をデザインしている。

何世代にもわたって地元の住民を魅了してきた伝説の木々がテーマという、文字通りの地域密着デザインだ。

地元の象徴をデザインした新サードユニフォームは、クラブ公式オンラインストア他で販売中。