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ストレスフリーな大人の避暑地、旧軽井沢の旅。

  • 2016.3.16
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目にも鮮やかな緑の森の中に佇む閑静なホテル。

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冬のお休みモードを終え、いよいよベストシーズンを迎える旅先案内。第三弾は、緑豊かな落葉松林に囲まれ、マイナスイオンに満ちた旧軽井沢。日本を代表する避暑地のストレスフリーな癒し&グルメの旅。

訪れた人だけが知る、心からくつろげる特別な場所。

「ホテル鹿島ノ森」は、長い冬休みが終わりを告げ、周囲の森が芽吹き始める3月、その年の営業を開始する。辺りは静寂に包まれ、しっとりと霧を含む森の木々や、マイナスイオンに満ちた高原の空気が、訪れるゲストを和ませる。明治時代、碓氷峠の鉄道工事を請け負った鹿島組(現・鹿島建設)の二代目、鹿島岩蔵が、工事の拠点を置いた軽井沢の豊かな自然に魅了され、この地に別荘を建てたのが始まり。彼が植えた落葉松は、明治、大正、昭和と時を経て、美しい鹿島ノ森となった。昭和30年代には、隣接するゴルフクラブの宿として「鹿島ノ森ロッヂ」が建てられ、政財界の要人たちの社交場として賑わった。そのロッジを全面改装して、「ホテル鹿島ノ森」が誕生したのは1977年のこと。その佇まいは、要人たちが夏の間を過ごした旧軽井沢の別荘そのものだ。

ホテル鹿島ノ森
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1373-6

TEL/0267-42-3535

FAX/0267-42-5335

料金/1人1泊(宿泊のみ)8,000円~(2食付き)19,500円~(2016年3月現在)

http://www.kajimanomori.co.jp/

森の中のリラクゼーションと高原のアクティビティ。

ホテル鹿島ノ森は、落葉松林に溶け込むように建つ2階建ての建物。客室のインテリアはシンプル&モダン。派手な演出を避け、アースカラーでまとめられている。敷地内に湧き出る「御膳水」は、江戸時代から名水として知られ、明治天皇が昼食を取られた折にも供されたとか。美しい落葉松林の中にテーブルを置き、何もせずに静かに過ごす時間が心身を深いリラクゼーションへと誘う。ここでのおすすめのアクティビティは、ウォーキング&サイクリング。深い緑の森林に囲まれた「雲場池」までは、苔むした木蔭の道をゆっくり歩いて15分ほど。別荘地を赴くままに自転車で巡るのもいい。スポーツならゴルフ。ホテルの周囲には、ロケーションもクオリティーも最上級の名門のゴルフコースが点在する。ホテルの宿泊とのパックもあるので、ぜひ試してみて。

上質なゲストたちを楽しませてきたダイニング。

ホテルのメインダイニング「コンチネンタルルーム」は、創業以来、避暑地の社交場として常に上質なゲストを迎えてきた。当時から受け継がれるレシピを、シェフ・山崎広明が至極のスペシャリテに昇華させる。旬の高原野菜、清流に育まれた川魚、大自然の中で育った鶏など、豊かな地場食材に加え、世界中から取り寄せた厳選食材を使用。ディナーでは、トリュフが香るマデラソースの牛フィレソテーや、佐久平産虹鱒の自家製燻製など、伝統のフレンチに最新のガストロノミーのエッセンスを加えたひと皿ひと皿が、特別な夜を演出する。爽やかな高原の朝のブレックファーストには、みずみずしいアメーラトマトのサラダや、マッシュルームを優しく包み込むオムレツをオーダーしたい。

軽井沢の楽しみをそっくりお持ち帰り。

「旧軽井沢銀座通り」には、別荘族御用達の老舗レストランや話題のカフェ、おしゃれなブティックなど個性豊かなショップが並び、買い物モードにスイッチが入る。スイーツ激戦区の軽井沢で絶大な人気を誇るのが、"思わず笑顔がこぼれるスイーツ"を目指す「ケーキブティック ピータース」と、厳選された素材を風味豊かに焼き上げる「パティスリー・シェ・カジワラ」。かのジョン・レノンにも愛されたという、外はパリッ、中はしっとりの「フランスベーカリー」のフランスパン。老舗「みかどコーヒー」のモカソフト、「ぱおむ」の絶品プリン、そして添加物を一切使用せず、旬の食材で作る「SAWAYA」のジャムなど。「アトリエフロマージュ」のフレッシュチーズもお忘れなく。軽井沢で過ごした幸せをみんなにもおすそ分け。

ケーキブティック ピータース 軽井沢店
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1323-1452 はぶかるフォレストデッキ

TEL/0267-41-0143

http://www.peter-s.jp/

パティスリー・シェ・カジワラ

長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢4-2

TEL/0267-44-1780

http://www.chez-kajiwara.jp/

参照元:VOGUE JAPAN

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