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”キュン”とするほどかわいい!ところでこの子は...クマ?タヌキ?

  • 2024.8.29

今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年8月19日〜8月23日ピックアップ分)

お風呂上がりかな?・・ふわっふわなシマエナガ

Sitakke
撮影:@hi_ji_hi_ji_120 さん

真夏のシマエナガです。
春に生まれたシマエナガの子どもたちは、夏になると、親鳥といっしょに山の奥の方へ行ってしまうことが多く、なかなか姿を見ることが出来る機会が少なくなります。
水浴びをした後なのでしょうか、羽毛がふわっふわですねー。
よく見ると、目のまわりが赤いので、もしかしたらことしの春に生まれた子かもしれませんね。
生まれてすぐの頃には、目のまわりが黒っぽかったのですが、黒っぽさはもうなくなり、顔は真っ白に。
〝雪の妖精〟と呼ばれる準備はもう出来上がったかのようです。
夏の終わりとともに、シマエナガの家族は、ふたたび山を下りてきて、人里近い公園でも、その愛らしい姿を見せてくれます。

子ギツネも・・性格はそれぞれ

Sitakke
撮影:@yupi_hokkaido さん

5月頃のお写真なのでしょうか?キツネウォッチャーたちから〝黒子〟と呼ばれる、まだ〝キツネ色〟になっていない、生まれて間もないキタキツネの子どもたちです。
たいていは、5〜6匹のきょうだいの場合が多いのですが、観察していると、まだ小さいなりにも、それぞれに〝個性〟がすでに芽生えています。

何事にも興味があって、巣穴からどんどん離れて〝冒険〟のエリアを広げる子、とにかく〝じゃれる〟のが大好きで、近くを通るきょうだいに必ず、ちょっかいをかける子。
カラダが小さく、そして何をしても、臆病で、ドンくさくて、いつもきょうだいから遅れをとっている子。
5〜6匹のきょうだいすべてが、無事オトナに成長できるといいのですが、天敵にやられたり、人間に慣れすぎたために、車にひかれてしまったりなどして、すべてが順調に成長できるわけではありません。
しばらくぶりにキツネ家族に出会ったら、いちばん臆病で、ドンくさかったはずだった子が、賢そうな、立派なキツネに育っているということもしばしばです。

お兄ちゃん・・顔が痛いよー!

Sitakke
撮影:@yura.m54 さん

「はい、こっち見て!」「お兄ちゃん、顔が痛いよー」なんて会話が聞こえてきそうな、とってもかわいらしいお写真ですね。
春に生まれた子リスたちが、巣穴から少しずつ出るようになって、最初はお母さんの後ろを、行列のように歩いていたのが、だんだんきょうだい達だけで出かけるようになって、その頃の子リスたちは、見ていて飽きません。
前を行くきょうだいのシッポをかじって、進めなくしたり、急にジャンプをして背中に乗っかって離さなかったり。
このお写真も、そんな頃のものなのかもしれません。
お互いの〝匂い〟を確かめるかのように、キスをするような仕草も、良くしますねー。
きのうのキタキツネと同じように、子リスにも小さな頃から、それぞれの個性があるようです。

ネズミの赤ちゃんがこんにちは!

Sitakke
撮影:@booby.mama さん

エゾヤチネズミかと思いましたが、@booby.mama さんによるとどうやら違うみたいです。
顔つきから見て、生まれたばかりの子どものようで、なんともかわいらしいですねー。
「北海道のネズミ」とネットで調べると、北海道には4属8種のネズミが生息しているとあります。
しかしこの〝8種〟の中には、モグラに近く、ネズミの仲間ではない「トガリネズミ」などは含まれていないので、私たちがふだん〝ネズミ〟と呼んでいるものだけでも10種類くらいはいるのでしょうね。
私が子どもの頃には、夜になると家の中にネズミがあらわれて、食べ物や、なぜか石けんをかじられたりしたのを覚えています。
〝ネズミ捕り〟は、生活の必需品でした。
その頃は、まじまじとネズミの顔や表情を見ようとは考えませんでしたが、最近、たまに出会ってよく見ると、なかなかかわいらしい顔をしていますね。
病原体を持っている場合がありますので、万が一、近くに寄ってきても、触るのは危険です、念のため。

出会って〝キュン〟と! ところでこの子は誰の子?

Sitakke
撮影:@jun__wakasa さん

さて私は、誰の子どもでしょう?
写真だと大きさがわかりにくいので、ヒグマの子にも見えますが、正解はエゾタヌキの子。
キャプションには「5匹きょうだいの1番小さな子、500mlのペットボトルくらいのサイズ」とありました。
キタキツネの子が5〜6月くらいに巣穴から顔を出すのですが、エゾタヌキの子は、6月末から7月にかけてと、時期が少しずれていますね。
エゾタヌキは、母親と父親が協力して子育てをします、その子育ての様子は、キタキツネに負けないほどの〝子煩悩ぶり〟です。
キタキツネの研究を長くなさっていらっしゃる、竹田津 実 さんが、「北海道に暮らす哺乳類で、父親も子育てに参加するのは、キツネとタヌキと、ニンゲンだけ」っておっしゃられたのを覚えています。
もうちょっと大きくなると、目のまわりに黒を残して、ほかは色がやや薄くなり、いわゆるかわいらしい〝タヌキ顔〟になります。
子ダヌキのきょうだいが、ワチャワチャしている姿は、もうたまらないかわいさがあります。

文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa

インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。

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