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「足が冷たいわよ、靴下は?」義母が育児に口出ししてきて言い合いに!認識のズレを直した方法は?

  • 2024.8.30

私は義父母と同居しながら、妊娠や出産、育児を経験しました。妊娠中から育児に対する心構えなどを教えてもらっていましたが、息子が生まれてからもそのアドバイスという名の口出しが止まらず、育児に対する考え方の違いを感じていました。そんな私が義父母と育児常識のズレを感じ、解決していった体験談をお伝えします。

室内では赤ちゃんに靴下は必要?

「足が冷たい。靴下は?」とひと言。

義父母が息子を抱っこするたびに決まって言う言葉でした。「足は第二の心臓だから、靴下は履かせるべきだ」と言うのです。しかし、健診では「手足で温度調節をするから室内で靴下はいらない」「足の裏から情報を得ることも多い」と、室内では裸足をすすめられていました。

そんな中、靴下を履いた息子がフローリングで転倒。それを機に靴下を履かせることはなくなりました。室内での靴下は、家族で認識を統一しておくことが大切だと思いました。

発熱したら厚着させるべき?

息子が突発性発疹になったときのことです。機嫌がよくて元気なのに、熱だけが38.5度以上の状態でした。そこへ「薄着をさせすぎだ」と義母が注意してきました。息子の手足が熱かったので、普段着ているパジャマを着せていましたが、そのことで言い合いに……。

私の言うことをわかってくれないので、病院でもらった発熱時の説明冊子と育児本を見せました。育児本はママのためだけでなく、家族の理解を得るためにも必要だと感じました。

離乳食のタイミングは生後半年?

離乳食を始める目安は生後5〜6カ月ごろと言われていますが、子どもの食べ物への好奇心やペースに合わせて進めることが大切だと教わりました。ところが、義母は「生後半年を過ぎたら母乳に栄養はない。もっと積極的に離乳食を進めるべきだ」と言い切ります。もちろん、そんなことはありません。

息子の場合、離乳食の進みが遅かったので、義母に理解してもらうためにも、離乳食の育児本を購入し、参考にしました。そのおかげで義母を説得でき、息子のペースに合わせて、母乳を与えながら離乳食を進めていきました。

育児に対する常識は時代によって変わっていきます。しかし、育児を経験してきた義父母の常識を変えていくことはなかなか難しいことだと思います。育児本を活用するなどして、うまくコミュニケーションをとり、理解し合えるようにしていきたいと思っています。

※赤ちゃんの熱の上がった際は、寒く感じるので温め、熱が上がりきったら暑く感じるので1枚少なくしましょう。

※赤ちゃんが発熱しているとき、体温が上がって汗ばみ、手足が温かくなってきたら、掛け物を薄くするなど、熱が体にこもらないように調節しましょう。

著者:手塚みく/女性・主婦。3兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。

作画:ライコミ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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