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「ひとまず月10万で」嫁を家族と認めない義母から仕送り要求、他人のはずでは?嫁の仕返しターン!

  • 2024.8.29

家族で集まることがあっても、絶対にその輪に加えてもらえない私。義母には、結婚してたった2年で家族になったと思わないでと言われ……。

外食にも、旅行にも連れていってもらえず、いつもお留守番の私。夫のいとこの結婚式にも出席させてもらえませんでした。いつになったら家族として認めてもらえるのか義母に問うと、子どもを産んでからだと……。果たしてそれは本当なのでしょうか。ただの意地悪にしか思えません。

義母も姑から同じような扱いを受けたようですが、時代は令和です。家族認定してくれなくてもいいので、せめてこき使うのだけはやめてほしい。自分たちが外出している間にやっておくように言われ、広い義実家の掃除を押し付けられたことがありました。「嫁は家政婦」 という義母の言葉が、胸に刺さる出来事でした。

突然の家族認定

あまりのひどい扱いに頭にきて夫に文句を言ったところ、ケンカになってしまいました。いくら私が仲間はずれにされても、夫は知らんぷりを決め込んでいるのです。

実は親戚の中には、長男の嫁である私が親族の集まりに参加しないことをよく思っていない人もいるようで、怠惰な嫁だと悪口を言われ、つらい思いをしたことがあります。私を参加させないなら、参加させない理由をちゃんと説明してほしいと義母に伝えると、いい気味だと言わんばかりの大笑いをされて終わりでした。

それに、仲間はずれにしておいて都合よく利用されるのも納得がいきません。他人と言いながら家族や家の雑用をさせるなんて、もう限界です。許せない……!

しかしそうは思っても、なかなか離婚には踏み切れません。私はその後も耐えに耐え、そして1年後のある日、事件が起こります。
「お父さんが倒れて年金だけじゃ生活できないの……」
「ひとまず月10万でいいからよろしくね」

えっ? 義父が倒れた途端に家族認定ですか? 月10万円の仕送りなんて急にできるわけもありませんし、したくもありません。
「は? 何で他人のババァに?」

義母が常日頃から言うように私たちは他人。血もつながっていないし、子どももいません。言葉のあやだったと義母は言い訳をしてきましたが、あれだけ言われ続けたのに「はい、そうですか」 とはいきません。それに夫とも離婚しますから、名実ともに私たちは他人になるのです。

実は準備していた私

私の強い意思を知り、慌てた義母は、離婚なんてやめておきなさいと言います。たしかに、都合よく使える家政婦がいなくなるのは痛いでしょうね。

実は、私はいつかこんな日が来るかもしれないと考え、以前から資格取得に励んでいました。その結果、先日とある会社から内定をもらったのです。これで、ひとりでも生きていけます。

義父が大変なときに人を見捨てるような態度を取るなんてと義母から非難されましたが、何を言われようと私たちは他人。知ったことではありません。それに、生活ができなくなったと義母は騒いでいますが、金銭的に苦しい生活は今に始まったことではないのです。

以前は、会社を経営し巨額の財産を築いた義父ですが、目に余る横暴な態度から会社を追い出されていたのです。それなのに、収入がなくなってからも義母の浪費癖は止まらず、借金だけが増えていったそう。

そもそも義母が頼るべきは、夫を含める自分の子どもたちのはず。なぜ、赤の他人の私に助けを求めるのでしょう。

あなたの味方は誰ですか?

1カ月後、義母は再び泣きすがってきました。頼れる人は私しかいないと……。なんと子どもたちに助けを求めたところ、全員に逃げられたのだそうです。たったひとりで、朝から晩まで1日中、介護にバイトに追われる義母は、休むひまもありません。義母と同様に家族全員、自分のことしか考えていない人たちなのです。

夫はというと、離婚してから仕事を辞め、部屋に引きこもっているそう。実は、別れ際に私から夫に、私たち夫婦に子どもができなかった原因が夫にあるという話をしていたのです。そのときは私の話を信じていなかったようですが、離婚後に検査をした夫は、出た結果にショックを受け、引きこもりになってしまったようです。

それからも義母は、たった数年でも家族だったよしみで助けてほしいと、すがってきました。しかし、私は家族にいれてもらえた記憶がありません。頑張って家族になろうとはしましたが、その努力をくんでくれなかったのは義母のほうです。もし家族に頼られたら私は見捨てません。でも、家族になれなかったので、助ける義理はないのです。

義母との関わりを断ち切った私は、充実した毎日を過ごしています。つらい日々の中でも、自暴自棄にならず努力して良かったと思います。

人生は幸せなときばかりではありません。つらいときを一緒に乗り越えられる相手がいるといいですね。きっと、何かあったときに駆けつけてくれる人が、あなたにもいるはずです。その人たちを大切にしたいですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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