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滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】

  • 2024.8.29

レトロパッケージ好き必見!滋賀県民のソウルフード「サラダパン」の正体とは!?

今回は暑い日にもサッパリ食べられる滋賀県のソウルフードをご紹介します。皆さんの地元にもソウルフードと言われる食べ物はあるのではないでしょうか。滋賀県民なら一度は食べたことがあるはずという、その名も「サラダパン」。

 

滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

こちらは滋賀県長浜市にある「つるやパン」の本店。かわいいコッペパンの看板が目印です。昔懐かしい雰囲気が入り口から漂います。こんにちは、とピンクのたぬきちゃんが出迎えてくれます。

 

滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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「つるやパン」は創業1951年!70年以上、地元の小さな子どもから、 おじいちゃん、おばあちゃんまで、みんなの思い出に残るような町のパン屋さんとして多くの人に愛され続けています。

 

滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp
滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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そしてこちらが今回購入した看板商品の「サラダパン」!このなんとも言えない元気いっぱいのイエローに、懐かしいレトロフォントのグリーンの文字。「ダ」と「パ」の文字がちょっと詰まった感じがレトロデザインにさらに個性を宿します。

 

滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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袋から取り出すと、なんともシンプルなコッペパン。なぜ「サラダ」なのか。答えはこのコッペパンの中身にあります。

 

滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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なんと、中身はたくあん!なのです。

 

滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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パンにたくあん!?美味しいの??と思われるかもしれません。

ほんのり甘いふわふわコッペパンに、たくあんのコリコリした食感と酸味の少ないマヨネーズのバランスが絶妙で、これがまたクセになる美味しさなのです。

 

滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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サラダパンがちょうど6本入るという、パンを潰すことなく持ち運べるエコバックも毎日のお買い物にちょうどいいサイズで可愛い!

創業からひとつひとつ手づくりにこだわって、独自の製法を守り続けてきた「つるやパン」。今では県外からのファンも多く、多い時では1日に2,000〜3,000個を作ることもあるのだそう。滋賀県に行ったら「サラダパン」を探してみてくださいね。

 

木之本地蔵院で目と光に感謝!漆黒の空間を進む「御戒壇巡り」を体験

滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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つるやパン本店のすぐ目の前に「眼」の仏さまとして知られるお寺があります。その名も「木之本地蔵院」。お寺の歴史は古く、7世紀後半から8世紀初め頃に遡ります。空海、木曽義仲、足利尊氏、足利義昭も参拝した記録があるのだそう。

つるやパンにも来たかったけれど、このお寺にも来たかった理由があります。それは「御戒壇巡り」を体験したかったから。

 

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入り口はこちら。

 

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「御戒壇巡り」とは、これまでの自分自身を省みて、積み重ねた罪障を取り除くための精神修養の道場のこと。

 

滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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入り口には注意事項が書かれています。

なんと、御本尊の御厨子の下を巡る長さ31間(約56.4m)の回廊は真の闇。その漆黒の世界を一歩一歩静かに進んでいくのです。まるでゲームのダンジョンを進むような修養です。

 

滋賀県民のソウルフード!レトロイエローのデザインが目印「つるやパン」の「サラダパン」とは!?【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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中に入ってまず右の手を腰の高さにし、右側の壁をつたって地蔵菩薩の御真言「おんかーかか びさんまえい そわか」と称えながらお参りします。階段を下りた後、6つ目の角を曲がった先にお地蔵様の御宝印がおさめられています。それを封じた錠前は御本尊の木之本地蔵大菩薩の御手と結ばれています。願い事を念じ、その錠前に触れると祈念するのだそう。

ドキドキしながらそっと中に入ると、そこには真の漆黒の闇が待っています。当たり前ですが、どんなに目を開いても開いても真っ暗です!これはちょっと怖い、、。31間と言われてもどのくらいの広さかわからない上に全身を闇に纏うということを日々経験していないことに動揺を隠しきれず、オロオロとただ進んでしまい、自分自身を省みることも願い事もすっかり忘失。

 

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出口に出られた時にワッと明るくなり、泣きそうに。ひかり!ヒカリ!ありがとう、光。ありがとう太陽。

「木之本地蔵院」では、普段当たり前のように目が見えていること、そして光と闇があることに感謝できる、そんな体験が待っています。

 

身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi

 

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