思わせぶりな態度にモヤモヤ！ 本気の恋か、弄ばれているかを見抜く方法

好意があるようなのに、関係はハッキリしない…そんな「思わせぶり」な態度に翻弄されたことはある？ 頻繁に連絡してきたり、特別感を演出したり、友達以上の関係を匂わせたりと、思わせぶりな相手は一体何を考えているのでしょう？ 今回は、恋愛関係における「思わせぶり」について解説。思わせぶりな行動の心理や特徴、そして健全な恋愛関係を築くためのヒントをご紹介。

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そもそも「思わせぶりな態度」ってどういうもの？

「思わせぶり」とは、相手に特定の感情や期待を抱かせようとする、あいまいな言動や態度のこと。恋愛の文脈においては、はっきりと「好き」と言わずに、好意を感じさせるような行動全般をさす。

思わせぶりな態度の例

相手を期待させながらも、明確な答えを避けるような「思わせぶり」な態度。具体的には、以下のようなものが挙げられる。

「かわいい」「かっこいい」など相手を褒める

必ずしも恋愛感情があるとは限らないけれど、「かわいい」「かっこいい」といった褒め言葉は、相手と親しくなり、距離を縮めるのに役立つもの。言われてドキッとする人も多いのでは？

恋人がいないことをアピールする

休日を一人で過ごしたことを伝えたり、“ぼっち”を強調したり、「恋人が欲しいな」と言ったり……。シングルであることのアピールは、「恋人候補として見ている」ことを匂わせるもの。

恋人がいるのか尋ねる

恋人がいるかどうか聞く質問は、相手のプライベートに一歩踏み込むもの。自分が恋愛対象になるか確認したいのか、それともただの世間話なのかと、つい気になってしまうのも無理はない。

2人きりでの食事や飲みに誘う

「今度飲みに行かない？」、「よかったらご飯行こうよ」といった誘いは、必ずしもそうとはいえないものの、恋愛関係を予感させるもの。もしかしてデート！？と、誘われたほうはドキドキしてしまうはず。

ボディタッチをする

相手の身体に触れる行為は、恋人間のような親しい間柄を連想させるもの。とくに、普段他の人にはしないような人がするボディタッチは、ドキドキさせる威力が大。

LINEでの思わせぶりな態度の例

電話やビデオ通話をする

電話やビデオ通話に誘うのは、文字でのやり取りだけでなく、直接話したいという気持ちの表れ。さらに、他の人と通話して欲しくないという、ちょっとした独占欲も感じられるもの。

特別なスタンプや絵文字を使う

もちろん、日常的にかわいらしいスタンプや絵文字を多用する人もいるけれど…。カップルでしか使わないようなラブリーなスタンプや、あなたとの間だけでしか使わないような特別なスタンプを使うのは、恋人関係を感じさせるもの。

寝落ち通話に誘う

無防備な状態で、長時間お互いの時間を独占しあう寝落ち通話は、恋人関係を予感させるLINEのやりとりの最たる例。まるで恋人どうしのようなやりとりで、相手を意識せざるを得なくなるもの！

思わせぶりな態度の裏にある心理

関係をハッキリさせずに、好意を匂わせるのはなぜ？ 「思わせぶり」さんの裏にある心理は、次のようなものが挙げられる。

1．寂しがり屋で、誰かに必要とされたい

まずありがちなのが、「誰かから好意を寄せられていたい」というパターン。人からの好意は、自尊心を高め、承認欲求を見たし、必要とされているという感覚を与えてくれるもの。

この場合は、ただ人から好かれることに目的を置いているため、真剣交際したいという気持ちは二の次。こちらが好きになってしまうと、痛い目を見ることになるので要注意。

2．自信がなくて、脈アリかどうかを伺っている

自信がないせいで、悪気なく思わせぶりになってしまっているのがこのパターン。あなたと関係を深め、交際することを望んでいるものの、まずは“脈アリ”かどうかを判断したく、曖昧な様子伺いになってしまっている状態。

この場合は、時間をかけてお互いの気持ちを確認していくか、どちらかが勇気を持って一歩踏み出すのが関係進展のポイントに。

3．選択肢を残しておきたい、キープしている

あなたをキープするために、好意を匂わせてきているパターンも。将来的な関係を見据えている場合もあるけれど、浮気性の人も多く潜んでいることに注意が必要。特定のパートナーがいながら、あなたとの疑似恋愛を楽しんでいたり、“もしも”のときのバックアップにされているのだとしたら、早めに手を引くのが吉。

4．コミットメント恐怖症、カジュアルな関係を望んでいる

まるで恋人かのような甘いやりとりはするけれど、責任はない……そんな友達以上・恋人未満の関係を好んでいる人の場合も。真剣な関係を持ちたくない理由は人それぞれだけれど、片方が真剣な関係を望んでいる場合、それは「思わせぶり」な行動に。

もしあなたが真剣交際を望むのなら、勇気を持って関係性に切り込んでみるべき。

5．恋愛をゲームのように楽しんでいる

誰かを口説き落とすことの、達成感に病みつきになる人も。このパターンでは、恋愛の駆け引きやロマンチックなやりとりを楽しむものの、あなたからの好意を確実に感じて「成功した」と思うと、途端に興味を失ってしまうのが特徴。

まともに向き合ってしまうと、こちらの心が消耗してしまうのは明らか。相手の過去の恋愛パターンや、周囲からの評判に注意して、このタイプとは距離を置くのが賢明。

思わせぶりな態度を見抜く方法

思わせぶりな態度は、必ずしも悪いケースばかりではないのも事実。その裏にあるのが純粋な恋心なのか、それともあなたを弄ぶようなものなのか、その境界を見極めるために次のポイントを参考にしてみて。

他の人にも「思わせぶり」している

「思わせぶり」な態度が、あなたにだけに向けられたものなら、シャイな恋心が原因かも。けれど、他の人にも同じような態度をとっているのだとしたら、とにかくモテたいとか、チヤホヤされたいといった気持ちが隠れている可能性が。誰でもいいと思っているのか、あなただけを見てくれているのか、よく見定めて。

好意に気づかないふりをする

あなたの好意がわかるようにコミュニケーションを取っているのに、つまり“好きバレ”しているのに、わざととぼけたフリをするようなら…これも「思わせぶり」の可能性が大。関係を明確にするように迫られないよう、気づかないふりをしているのかも。

いつまでも関係を進展させない

二人の関係性について話そうとするたび、話題を変えたり、あいまいな答えを返したりするのは、真剣に向き合っていない証拠。好意があるような雰囲気を出して、自分にとって都合のいい関係を続けようとしているということ。

口先だけで行動しない

旅行に連れて行くとか、友達に紹介するとか、期待させるような約束をするものの、全然実行されない…そんなふうなら、相手の思いは真剣ではないサイン。実現しない約束は意味のないもの。行動が伴っているかどうか、振り返ってみて。

コミュニケーションに一貫性がない

頻繁にメッセージをしてきたと思ったら、全然連絡がつかなくなったりと、コミュニケーション頻度にムラがある場合も要注意。誠意ある関係なら、コミュニケーション頻度は安定しているはず。一貫性を欠いているのは、誠意が欠けている証拠。

思わせぶりな人を本気に変える方法3選

思わせぶりとわかっていても、好きになってしまうのはよくある話。でも、相手が交際を求めていないなら、関係の進展は望めない。そのため、真剣交際を望むのであれば、相手の気持ちを自分に向けさせるアクションが必要に。以下を参考にしてみて。

①はっきり好意を伝えてみる

好意をハッキリ伝えてみるのが最もシンプルな方法。相手が、脈アリかどうか伺っている慎重なタイプなら、ほんのりとでもお互いの気持ちがわかれば、向こうからアクションしてくれるはず。

②真剣交際を希望していることを伝える

思わせぶりな態度に傷ついている、と正直に伝えてみるのも手。相手にもよるけれど、二人のあいだに関係性が築かれていれば、あなたを失いたくない気持ちから、相手の態度が変わるかも。

③好意を伝えて、去る

相手に好意を伝えたうえで、一度距離を置いてみるというのも一つの選択肢。これにより、相手があなたを遊び相手として見ていたのか、それとも真剣な気持ちを持っていたのかが明確に。相手にとってあなたが特別な存在であるなら、距離を置かれたことで、あなたを追いかけたくなる可能性が。ただし、一度でも「思わせぶり」な恋愛ゲームを仕掛けてきたような人と、将来を共にしたいと考えているのかどうか、よく見極めることも大切。

まとめ

「思わせぶり」な行動の心理は、単に恋愛の初期段階であるケースもあれば、複数の相手をキープしたい場合、誰かからの好意を常に欲している寂しがりやなど、さまざま。真剣に関係を築いていくことができそうか、それともただ利用されているのか、相手の本心を見極めて。