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9月3日の新月は危機管理意識の高い乙女座で起こる──防災週間中の今こそ“備え”を強化すべきとき

  • 2024.8.29
Photo_ marusja / 123RF
The moon in the night sky in cloudsPhoto: marusja / 123RF

9月というと何を思い浮かべるでしょうか。お月見、秋分の日、敬老の日、シルバーウィークなどいろいろありますが、忘れてはならないのが9月1日「防災の日」。この日は学校でも避難訓練などを行います。「防災月間と新月にどんな関係があるのか?」そう思われた方も多いと思いますが、実は意外な接点があるのです。

もともと9月が防災月間になった理由は、1923年9月1日に関東大震災があったこと。そして9月は台風の多い季節でもあり、防災への備えを意識するのに適した時期だったからです。1983年からは、防災の日を含む8月30日〜9月5日の期間が「防災週間」とされ、9月の1カ月は「防災月間」と制定されました。2024年9月の新月はまさにこの防災週間のあいだ、9月3日 10時56分に乙女座のエリアで起こります。

乙女座は12星座のなかでも群を抜いて危機管理に優れた星座。とくに健康管理を司る星座なこともあり、安心・安全な環境を保つためには日頃からどう心がければいいのかを示してくれます。今年の乙女座の新月がこの防災週間にあたるというのは、偶然とはいえ私たちに特別なメッセージを送っていると考えることもできます。

太陽・月の引力と地震の因果関係

Photo_ brians101 / 123RF
Dry parched and cracked in typical patterns land of riverbed in drought.Photo: brians101 / 123RF

古くから新月や満月の引力が、地震や火山活動を引き起こすという迷信めいた話はありましたが、それを裏付けるような研究データはありませんでした。ところが2010年に防災科学技術研究所が、月や太陽の引力が地震の引き金になる可能性が高いという研究結果を発表しました。

引力が最大になるのは、太陽と月が180度の位置になる新月と満月のときです。そのときに地殻のひずみにエネルギーが十分溜まっていると、地震を引き起こすきっかけになると考えられています。新月や満月のとき、地球の内部にはおよそ数十〜数百ヘクトパスカルの力が加わるそうですから、それが地殻のひずみに影響するというのも頷けます。

さらに2016年には東京大学の研究チームも、新月や満月のときの最大重力が大地震を引き起こしやすいという研究論文を発表しました。その調査によると、2004年スマトラ沖地震、2010年チリ地震、2011年東日本大震災などマグニチュード8.8を超える巨大地震は、いずれも新月や満月の前後に発生していたそうです。太陽と月による引力は、地球の奥深くの地殻に変化を起こすほどのパワーがあるのですね。

12星座トップの分析力をもつ乙女座

Photo_ coffeemate / 123RF
Concept of network troubleshoot supporter or administrator.Photo: coffeemate / 123RF

前述したように、9月の新月は乙女座のエリアで起こります。乙女座はさまざまなデータや情報を分析する能力に優れています。しかもその分析力は、決して大雑把ではなくかなり緻密。データや情報から、この先一体どんなリスクが起こりうるのか、それを防ぐためには何をしたらいいのか、そういうことの示唆は12星座のうちトップといえるでしょう。

そんな乙女座の新月の今、私たちに発せられているメッセージは、「一人一人がいざというときのための備えをしっかりしておきなさい」ということにほかならないでしょう。それがきっと“備えあれば憂いなし”となることを教えてくれています。

では実際にどんなことに注意すればいいのか、どんな心構えが自らの身を助けるのか。防災週間にちなんで12星座別に占ってみました。これを機に防災についての意識を高めておきましょう。

【12星座別・備えておくべき防災の心得は?】

牡羊座

包帯や消毒薬など必要最低限の救急用具を常備しておきなさいと新月が告げています。常備薬がある人は、それも多めに用意していつでも持ち運べるようにしておくと安心です。牡羊座は反応が早く逃げ遅れるおそれは少ない星座ですが、咄嗟に行動するため傷などを負う場合も多いのです。救急用具だけでも持って逃げれば、だいぶ助かるはず。さらに救急処置の講習を事前に受けておけば万全でしょう。

牡牛座

テントやアウトドア用品などの防災グッズを用意しておき、おうちでキャンプをしてみましょう。牡牛座は実践的な星座で、経験のあるなしがいざというときの行動に大きく影響します。実際に防災グッズを使う擬似体験をしておくと、緊急時も落ち着いて無駄なく行動できるはず。

双子座

家のなかの安全を確保しておきましょう。家具の転倒防止対策を講じたり、引き出しから食器などが飛び出してくるのを防ぐ器具を取り付けたり。割れやすい物や重量のある物を高い所に置かないように配置しておくことも大切です。普段から出入り口につながる逃げ道をふさがないことが大事。そうすれば俊敏な双子座は、すぐに危機的状況から脱出できるでしょう。

蟹座

正確な情報を入手する方法を考えておくことが大切です。たとえば、乾電池で動く携帯ラジオを用意しておくとか、正しい情報が得られる役所や公共施設などを把握しておくとか。蟹座はデマや間違った情報に翻弄されやすい傾向がありますから、常に正確な情報を仕入れるための手段や方法は抜かりなく準備しておいて。それが大いに役立つはずだと新月が忠告しています。

獅子座

現金を確保しておきましょう。災害時は電子マネーもクレジットカードもおそらく一時的に使えなくなります。そのときに現金を持っていれば、何かと心強いはずです。獅子座は比較的お金に関しては執着がないほうなので、災害時用に現金を用意するのを忘れがち。お札よりも小銭などで細かく持っておくと使い勝手がいいと新月がアドバイスしています。

乙女座

非常用のグッズを入れたリュックは準備できていますか。乙女座は必要最小限の防災用品を賢く有益に使いこなすことに長けている星座です。その乙女座が非常用の持ち出しリュックを準備すれば、リュックの中身は万全。過不足なく必要最低限のアイテムを揃えて、見事に急場をしのぐことができるでしょう。

天秤座

避難経路を確認しておきましょう。どこにいても正しい方向へ避難できるように、日頃から自分の家の近くや通勤・通学での避難経路を調べておいて。天秤座は事前準備をしっかりしておくと、災害時でもテキパキと行動ができ、混乱する状況でも力を発揮できるのが特長。避難場所もチェックしておきなさいと新月からのメッセージです。

蠍座

災害によって離れ離れになってしまった家族や親しい人たちとの連絡方法を確認しておきましょう。スマホが使えなくなったときのために、落ちあう場所などを決めておいて。愛情深い蠍座は最初に家族や愛する人のことを考えるタイプ。そこに行けば会えるとわかっていれば不安も減り、迷いなく行動ができるはずです。

射手座

地域の防災活動に参加したことはありますか。そこで学んだ知識や情報を応用力に長けた射手座なら、いざというとき臨機応変に活用できそう。ほかにも消化器など防災に必要な器具の使い方をマスターしておくと、ピンチを救う強力な武器になると新月が伝えています。

山羊座

率先してリーダーシップを発揮しましょう。みんなに「落ち着いて」と声をかけたり、周囲の人たちがパニックにならないよう指示を出したりしてください。どんな状況下でも冷静な判断で行動ができる山羊座なら、みんなを正しい方向へとリードできるはず。その際、役立つのが防災用ホイッスル。吹けばみんなの注意を引くことができ、統率がしやすくなりそう。山羊座の必須防災アイテムだと新月が教えています。

水瓶座

水を備蓄しておきましょう。災害時には水がとても貴重になります。傷口を洗ったり、調理をしたり…すべて水がないとできません。とくに水瓶座にとって、瓶に溜めておく水は命にも匹敵します。常に自宅に水をストックしておくことが自分の身を守ることにつながると新月は告げています。

魚座

避難行動を助ける必需品は寝るときも近くに置いておきましょう。たとえばメガネ、スマホ、靴、懐中電灯などは必携です。魚座は直感力が大変鋭く、とくに危機的状況では本能レベルで勘が働くタイプ。地震が起こる少し前に「あ、地震がくる!」とわかることも多いはず。しかし、せっかく人より早く地震を感知できるのに、メガネやスマホを探していると避難が遅くなってしまいます。魚座は睡眠を司る星座でもあるので、ぜひ就寝時には手の届くところに必要なものを置く習慣をつけましょう。

Text: Glorious Hoshiko Editor: Nanami Kobayashi

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