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まるで川の中!長良川鉄道のラッピング列車「長良川わくわくたんけん号」でローカル鉄道旅【編集部ブログ】

  • 2024.8.29

TABIZINE編集部員が、取材先やプライベートで気になった小ネタをお届けする編集部ブログ。今回は、岐阜県の美濃太田~北濃区間を走る長良川鉄道のラッピング列車「長良川わくわくたんけん号」を紹介します。鮎をはじめとする清流・長良川流域に生息する生き物が描かれ、列車の中はまるで川の中にいるようなデザイン。長良川沿いを走る車窓からの風景ものどかで美しく必見です!

郡上八幡駅に停車する「長良川わくわくたんけん号」。ちょうど郡上おどり開催時期でした

TABIZINE編集部の井上です。今回は、岐阜県を走るローカル鉄道・長良川鉄道の「長良川わくわくたんけん号」をご紹介。長良川鉄道は、清流 長良川に沿って走り、美濃太田~北濃間を結びます。

存在感抜群のラッピング列車「長良川わくわくたんけん号」

沿線には、旧中山道太田宿の「美濃加茂市」、日本最古の戸籍ゆかりの町 「富加町」、刃物と鵜飼の町「関市」、美濃和紙とうだつの上がる町並みの 「美濃市」、郡上おどりや名水100選第1号認定の宗祇水で知られる郡上八幡がある「郡上市」と、魅力ある観光地があります。

今回乗った「長良川わくわくたんけん号」は、世界農業遺産に指定されている「清流長良川の鮎」やオオサンショウウオなど、長良川流域に生息する生き物が描かれたラッピング列車。遠くからでもひときわ目を惹くデザインです。

筆者は白山長滝駅から乗車。ご覧の通り、のどかな場所に佇むこぢんまりとした無人駅です

踏切のカンカンカン………という音とともに、近づいてくる「長良川わくわくたんけん号」。

車体には、長良川を泳ぐ鮎や魚、川で遊ぶ子どもなど、さまざまな生き物が描かれています

異なる角度から車体を眺めるのも楽しい

乗車するときは、整理券を取るのを忘れずに。

車内もスゴい!

川の中が表現されていて、足元が川底、天井が川面になっています。窓から差し込む光もまた、川の中にいるような雰囲気を演出。

床は川底の石が表現されています

車内壁面にいるのは、長良川流域に生息する魚たち
 

車窓から見える風景も最高

鮎と田園風景の競演
 

列車が走り始めると車窓から見える、のどかな風景に癒やされます。

進行方向に向かって右側に見える長良川。心洗われるような美しい風景が広がっています。

筆者が下車した郡上八幡駅で見つけた、旧工部省時代のごみ箱(※工部省は鉄道省および国鉄の前身となる国の機関)。レトロ感がいい

長良川鉄道の「長良川わくわくたんけん号」の運行スケジュールは、X(旧Twitter)の公式アカウントから確認できます。ただし、運行スケジュールが急遽変更になる場合があるため、乗車予定の前日に関駅(0575-22-2253)に問い合わせするのがよいとのこと。

今回乗車した白山長滝駅から郡上八幡駅までは、運賃800円で下車時に現金、PayPay、VISA・JCBのタッチ決済で支払い。駅やセブン‐イレブン、Webで1日フリーきっぷの購入もできます。

今回の乗車時間は45分ほどでしたが、あっという間の鉄道旅でした! 子どもだけでなく、大人もテンション上がる「長良川わくわくたんけん号」。列車に揺られ、の~んびりと景色も楽しんでみてください。

 

[All Photos by Chika]

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