「上司になってほしいファーストガンダムの男性キャラ」ランキング！ 2位「ランバ・ラル」、1位は？

All About ニュース編集部は2024年4月11日～6月26日の期間、全国の20～60代の男女298人を対象に「機動戦士ガンダム（通称：ファーストガンダム）」についてのアンケート調査を実施。「上司になってほしいファーストガンダムの男性キャラ」ランキングの結果を発表します。

第2位：ランバ・ラル

ランバ・ラルはジオン軍の士官（階級は大尉）。ザビ家の政敵であったジオン・ズム・ダイクンの遺臣ジンバ・ラルの息子です。ザクよりも新型のモビルスーツ「グフ」に搭乗していたことから「ザクとは違うのだよ、ザクとは！」の名言を残しています。

執拗（しつよう）にホワイトベースを奇襲し、アムロたちを翻弄させます。ランバ・ラルは、ホワイトベースと戦う理由を内縁の妻クラウレ・ハモンに「わしの出世は部下たちの生活の安定につながる」と説明します。ザビ家と確執があったラルですが、ホワイトベースを撃破すれば、自身の二階級特進が確約されていたのです。

部下の生活のために、常にポジティブな決断をするところが、上司として評価されているのではないでしょうか。

回答者からは「自身の出世が部下の生活の安定なると劇中で発言しているところ」（40代男性／滋賀県）、「責任感が強く、プロ意識、職人感があってかっこいい。目指したいモデルになるから」（40代男性／東京都）、「現場で動く者の立場を理解して親身になって一緒に働いてくれるから」（30代男性／神奈川県）という声が上がっています。

第1位：ブライト・ノア

ブライト・ノアはファーストガンダムでの初登場時は10代の士官候補生（テレビ版での最終的な階級は中尉）でした。ホワイトベースの初代艦長であるパオロ・カシアスが負傷したため、艦長代理に抜てきされ、ジャブローで正式に艦長に就任します。

初期のブライトは、出撃を拒否したアムロ・レイを殴るというパワハラ上司の一面がありました。「親父にもぶたれたことないのに！」というアムロに「殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか！」と言いながらも「お前なら赤い彗星をも超えられるはずだと思っていたんだが」と語り、アムロを発奮させます。人の心の動かし方をブライトが心得ていることを証明したシーンとなりました。

個性的なホワイトベースのクルーをまとめ上げ、働きやすい環境づくりを目指す姿はまさに理想の上司といえるでしょう。

回答者からは、「上司って言ったらこの方でしょう。苦労性ですけど、組織運営という面では優秀だと思います」（40代女性／愛知県）、「ブライトさん19歳設定のはず。その若さであれだけ仕切れるのはすごすぎます」（40代女性／北海道）、「部下の失敗をきちんと叱責できる精神を持っているため。また、クルーを守る精神をきちんと持っているため」（30代女性／神奈川県）という声が上がっています。

※回答者のコメントは原文ママです

この記事の執筆者：田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。

文：田辺 紫