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職場の後輩とホテルへ行ってしまいました… 嘘に嘘を重ねた「30代妻の社内不倫」【前編】

  • 2024.8.28

人は嘘をつくと、それを成立させるためにまた嘘をつかなくてはいけなくなります。そして、嘘を重ね、自分の首を絞めていく…。愛佳さん(仮名・34歳)もかつてそんな経験をしたひとり。きっかけは安易に始めた不倫だといいます。当時の状況を詳しく伺いました。

会社の後輩との関係

「私のかつての職場に、5歳下の吉岡くん(仮名)という男性社員がいました。ある日吉岡くんから、もうすぐ彼女の誕生日でプレゼントに何をあげたらいいか迷っていると相談を受けたんです。夏も間近という時期だったため、サンダルがいいのではないかとアドバイスしました。
吉岡くんはサンダルを探し始めましたが、タイプやブランドなどたくさんの種類があるため決められず、“よかったら買いものに付き合って欲しい”と頼まれ、私も軽い気持ちでOKしました」

同じプロジェクトに選ばれて…

「彼女とはサイズも同じくらいということで、私は履き心地を試しつつ、いくつかのショップをまわりました。そして、相応しいものを購入。買いもの終わりで、お礼に食事をご馳走してくれました。吉岡くんと会話しながらも、プレゼントを渡したときの彼女の喜ぶ顔を想像している様子が、とても可愛らしく思えました。
すると後日、会社内で企画のプロジェクトが組まれたのですが、そのメンバーに私と吉岡くんが選ばれたのです。そこから行動をともにするようになり、連絡も頻繁に取り合うように。そして、あるとき打ち合わせを兼ねて一緒に食事をした帰り、お酒の勢いもあってホテルに行ってしまったんです」

突然の質問に頭が真っ白に

「吉岡くんと何度か関係を持ち、その日もホテルに行った帰りでした。夜11時前には帰宅すると、リビングには夫の姿が。朝に、“今日は遅くなるから”と聞いていたのでビックリしました。どうやら、予定がなくなったらしいのです。
“どこか行っていたのか?”と聞かれ、焦りました。急なことで、頭のなかが真っ白に。そこで、“友里と飲みに行っていた”と嘘をつきました。友里(仮名)は夫も知っている友人で、夫婦同士4人で食事をしたこともある親しい間柄。確実に安心させられる友人のひとりです。夫はすぐに納得してくれましたが、“しばらく会ってないから久しぶりに会いたい”と言い始めました。結局そのままの流れで、“食事会をセッティングしてくれ”と頼まれてしまったんです」

嘘が嘘を呼び…

「当然、しばらく友里とは会っていません。もし食事会を設けたら、嘘がバレてしまうでしょう。そこで、友里に連絡をしたふりをして、“ご主人が忙しいみたい”と再び嘘をつきました。
すると夫が、不思議そうな顔をしました。“そんなこと言ってなかったぞ”と。なんと、夫は自分で友里の夫に連絡をしていたのです。まさか連絡先を交換しているとは思っていなかったため、焦りました。“勘違いかな”となんとかごまかしました。
その翌日に、“夫から話を聞いたんだけど”と友里からも連絡がありました。もう逃げ場がなくなり、日時を決めるしかありませんでしたね」

“不倫により友人夫婦を巻き込んでしまった妻の告白”をご紹介しました。
嘘をついたことで、自分の首を絞める結果となってしまったようです。そもそも原因は不倫であるため、この状況は避けられなかったのかもしれません。
©chachamal/Adobe Stock ©polkadot/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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